『お母さんをしあわせにするため』
こどもは生まれてくるって言うでしょう?
赤ちゃんを待ってる時って、
空に向かって、
おいでって願ったり。
赤ちゃんが来やすいように、
いつも穏やかでいようって思ったり。
そんな話を聞くと、
とってもすてきなことで、
いいなって思う。
ぼくは、
胎内記憶のことを考えると
いつも思うことがある。
胎内記憶があるこどもに、
なんのために生まれて来たのって聞くと
『お母さんをしあわせにするため』
って答えると言う。
自分も昔は赤ちゃんで、
こども時代があって。
みんな、お母さんから生まれて来るよね。
だとしたら、
「お母さんをしあわせにするため」
って思って生まれてきたのかなぁ。
自分自身の親に対しては
どうなんだろう、と。
なんかね、
そんなふうに思う。
胎内記憶の話って、
自分自身の親に対する気持ちを
考えさせられるんだよね。
いろんな愛情表現の仕方があって、
こどもから見ると
親のエゴにしか見えないことがあっても、
見方によっては、
それは親なりの
こどものしあわせを願ってのことだったり。
時には、
親子の間で距離をおくことや、
離れてみることも必要かもしれないし、
おいおい、
と思うこともあるかもしれないけど。
ふと振り返ってみると、
母親や父親へのわだかまりが
解けた時とか、
関係性を見直した時に妊娠されることは
少なくなくて。
自分自身と親との関係を見つめなおしておくことって
とっても大事なことのひとつなのかもしれないなぁって。
そんなふうに思う。
親とのことなんて。。。。
考えもしない
あるいは
考えたくない。
もしかすると
親のせいで。
そんなこともあるかもしれないけど。
「問題」の答えって
思ってもいなかったことだったり
絶対にやりたくないことだったり
無意識で避けてたことだったり
するんだよね。
だから、
もしも、
親のことを考えて
心がざわついたのなら。
やっぱり大事なことだって
心の底で思っているのかもしれないね。