ここまでのところで、
①自己紹介
いま何をしているかを具体的に
②本日のゴール（問題提起）
聞いている人が持っている
問題点に気づかせてあげる
について、ご紹介してきました。
そして、いよいよ中核の
③ノウハウ
聞いた人が「できる！」と思えること
です。
でも、実は、ぼくが一番困ったのが、
この「ノウハウ」でした。
子宝漢方をしていて、
実際にノウハウはたくさんあるんですが、
１０分セミナーの中で、
何を選ぶかで頭を抱えてしまったんです。
まさか漢方の話をするわけにもいかず。
妊娠しやすい体づくりにつながって、
よいことってなんだろう？？と。
ぼくの勝手な理解ですが、
セミコンの出場者は、
大きく２つのタイプに分けられると思います。
ひとつめのタイプは、
中国ビジネスナビゲーターの江村典子さん
魅せるブランドコンサルタントの富澤正さん
のように具体的なビジネスなどのノウハウを紹介されるタイプ。
そして、もうひとつのタイプは、
元気と健康プロデューサーの谷口一則さん
だったり、ぼくもそうですが、
メッセージを伝える方法としてノウハウがあるタイプです。
前者は、ノウハウがまずあって、
それをどう上手にプレゼンテーションするかが、
メインになってくると思いますし、
後者は、メッセージを適切に伝えるために、
ノウハウをどうするかが鍵になってきます。
で、困ったわけです。
子宝相談では、さまざまなことをしていきます。
あることをしたから授かります！
というようなわけではありません。
なので、
紹介するノウハウとして自分の持つもののうち、
どれが適切かわからなくなっちゃったんですね。
漢方の話？
瞑想？
眠り？
食事のこと？
・・・・・・？？？？
悩んでるうちに、
メッセージを伝えるのに何が一番適切かを
考えることが大事だと気がつきました。
そこで、
伝えたいメッセージ
「心と体がすこやかであることが大切だ」
↓
そのためには何が必要か
↓
１日１日をていねいに生活すること
つまり、自分を大切にして暮らすことが大事
↓
１日１日をていねいに生活することを代表するのは
なんだろう？？
↓
そうだ、睡眠だ！
という発想で、
「睡眠」をノウハウとして紹介することに決めました。
でも、こうやって考えていったことで、
自分がカウンセリングをするときに
話していることのキーワードを
明確にできて、
うれしい副産物になりました。
「ていねいな生活」
ということが今ではカウンセリングの
大きなテーマになっています。
メッセージ中心でセミコンに出られる方は、
伝えるメッセージから逆に考えていって
ノウハウを選ばれたら良いんじゃないかな～と思います。
（４）ノウハウ
（ざっくりと流れです）
たくさんのノウハウがありますが、
その中から１つ、ご紹介します。
それは誰でもできること、眠りです。
眠りのポイントは２つです。
まず、朝日をあびることです。
朝日をあびることで体内時計が整い、
ホルモンバランスも良くなります。
もうひとつは夜１１時までに眠ること。
夜１１時から午前３時までの４時間が
子宮卵巣など内臓の回復時間です。
朝、目覚め、そして夜眠る。
これは言い換えれば、
１日１日を大切に生活すること。
まずは、今日からすぐにできること。
眠りからはじめてみてください。
★雑感★
実際にお話した時は、
会場に呼びかけたりするアクションも取り入れました。
一方的に話しかけるだけでなくて、
主体的に参加してもらうって大切だと思うんですね。
実際、ぼくのカウンセリングでも、
必ずクライアントさんに主体的に参加してもらうことを
心がけています。
子宝相談の場合は「基礎体温表をつける」ことが
それにあたります。
ただ出された漢方を飲んでるだけになると、
ある意味、他人ごとになってしまうからです。
基礎体温表をつけてもらうと、
どうしても１ヶ月全体の形をみて、
ダメだなぁ・・・
よかった♪
というふうに思われます。
でも、それは、１日１日の積み重ねの結果なんですよね。
どうしても将来の不安や、
悩みに沈みがちになってしまいますが、
今この時をしっかりと生きることが、
なによりも大切で。
それが「ていねいな生活」のように思います。
つづく