セミコングランプリふりかえり (4)誰に対して、何を伝えるの? | 堀江昭佳オフィシャルブログ「『こころ』と『からだ』の悩みを解決する しあわせ女子のための処方箋」Powered by Ameba

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婦人科漢方専門・子宝のスペシャリスト 堀江昭佳が、西洋医学、漢方、心理学の3つの視点から、こころとからだの悩みを解決する方法をつづります。
「からだを整えるとこころが整い、結果的に夢が叶う」
そんな考え方を大切にしています。


10分間のセミナーで伝えたいこと、

それは

「大切なのは心と体がすこやかであること」

ということが、

Wさんという個人を思い描いたことで、

はっきりと明確になりました。



セミコンでは、

「誰に話す内容か」

ということも明確にしないといけませんが、

それも必然的に

「赤ちゃんを望まれている方。

不妊の不安を抱えていたり、

治療をされている方」


と、はっきりさせることができました。





これは、Wさんという個人に向けて

伝えたいメッセージだったからです。

特定の思い入れのある人を想像して考える

というのは、とても大事なことだと思いました。

一般論でつくろうとすると、たぶんぶれちゃう気がする。

この人に、この思いを伝えたい

ということをはっきりさせるのって大切だなぁと。








ぜんぜん話がずれますけど、

誰に聞いた話か覚えていませんが、

こんなふうな話でした。



ある人が、

「どうやったらあなたみたいになれますか?」

ビリー・ジョエルにインタビューしたんだそうです。

そうしたら、

「小さくやれ」

と。

「自分は、たった一人の人でも、

目の前の聞いてくれる人のために精一杯演奏する

何千人、何万人の前で演奏するときも同じだ」




おお~。

さすが、ビリー・ジョエル。

かっこいい~!



個人的にHonestyが好き。








それと一緒かな~、なんてふうに思うのです。

ビリー・ジョエルでさえ、小さくやれっていってるんだから、

まずは、一人の人をイメージして、

その人に伝えられるようにするって大切な気がします。






会場の方が、ぼくの話を聞いて泣きましたって、

言われた時、びっくりしました。

ぼくなんかの話で泣いてもらえたの?!

というのが正直なところで・・・

でも、






ああ、ちゃんと伝えられたんだなぁって思って、

すごくうれしかったです。






誰に対して、何を伝えるか。






ぼくは、

「赤ちゃんを望まれている方、

不妊の不安を抱えていたり、

治療をされている方」


に対して、

「赤ちゃんを授かるために1番大切なことは、

心と体がすこやかであること」


ということを伝える。






そんなセミナーを作ることにしたんです。

そして、

実際にセミナーを作る時には、

「どうやったら伝えることができるか」

が問題になってくるのでした。







つづく