エクスマセミナーでお話させていただきました。でも・・・ | 堀江昭佳オフィシャルブログ「『こころ』と『からだ』の悩みを解決する しあわせ女子のための処方箋」Powered by Ameba

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婦人科漢方専門・子宝のスペシャリスト 堀江昭佳が、西洋医学、漢方、心理学の3つの視点から、こころとからだの悩みを解決する方法をつづります。
「からだを整えるとこころが整い、結果的に夢が叶う」
そんな考え方を大切にしています。

 「あ・・・やばいかも」


そう感じたのは、眠っている人の姿が目に入った時だった。






つまらないのかなぁ。。。



話し方が悪いのかも。。。




そう、思い出すと言葉に詰まりだした。


頭が真っ白になって、

用意していたキーワードが思い出せない。




会場の80人の視線が集まる中で、気分は針のむしろ。





ひ~!(><)




スライドの画面の説明をするだけになってしまって、


伝えたいことが、気持ちがでてこない。


そんな講演が面白いはずもなく、


眠る人がまた増えたのに気がついて


またパニクる


もう、ボロボロ・・・




とりあえず、なんとか終わったのだけど、


1時間の予定が30分。


その場から、逃げ出したいくらいだった。











昨日、エクスマセミナーでゲスト講師として話をした時のこと。


もーね、落ち込みました。


終わったあとに、慰めるでもなく、

そばに居てくれた友人に感謝です。


(ありがとう~!)



今まで何度も人前で講演をしたこともあるし、


もっと大勢の会場で話したこともあったのに、

こんなことは初めて。


ちょっぴり自信があっただけに、


恥ずかしい気持ちでいっぱい。








セミナーが終わったあとに、

出口のところで名刺交換をするのだけど、


びっくりしたのは、その時。


「堀江さんの話が聞きたかったんですよ~!よかったです!」


と、熊本の薬局の方に言われたり。




「自分も不妊治療をしていて、こどもを授かったので、すごく共感出来ました!」



「涙が出ました。いい仕事してらっしゃいますね!」






あれ?


あれ、あれ?




あんな惨状だったのに、


そんなふうに感じてくれてる人も、いたんだ!


(いいのだ。たとえお世辞だとしてもうれしいもん)




とわかって、ホッとする反面。



今度は申し訳ない気持ちに。。。


眠っている人なんか気にせずに、


聞いてくれてる人に向けて、

もっと気持ちを乗せて話せばよかった。




伝えるつもりでいたことの


半分も伝えれなかったことに、


恥ずかしいよりも、

申し訳ない気持ちでいっぱいです。










<最大の原因 準備不足>


2年前にもエクスマセミナーで

お話させてもらったことがあったんですが、


この時は、しっかりとした準備をして臨んだので、


気持ちに余裕があって、

安心して堂々と話せました。









ところが今回は、絶対的な練習不足。


スライドも作りこめてなくて、

直前まで修正、修正でいじるような状況。


そんな状態で素人のボクが本番に臨んだのが、

そもそもの間違い。





ステージからは、会場の人の顔が意外とよく見えます。

真剣な表情で聞いてくれてた方もいらしたのに、

余計なことが気になりだしてパニクりました。

準備をちゃんとしてれば自信を持って話せたのに。




反省・・・




<体験を伝えるって大事>




そんな散々な状態だったのに、




少しでも喜んでいただけた人がいたのは、


体験を伝えていたからなのかなーと思います。



ボク自身の体験をお話したのもありますが、


不妊を克服して妊娠された方の写真やエピソード、


そして、たくさんのあかちゃんの写真。



やっぱりリアルな事実や画像がぼくの拙さを越えて、

伝わったのかな~と。


画像の使用をOKしていただいたお客さまに、

あらためて感謝です。




やっぱり「体験」を伝えるって大事。










<悪い方へ自分で進んでる>


そうそう、


でね。


この失敗する心理


準備不足だったり、それが原因で、


悪いところばかりに気が向かっていく心理。






それって、身の回りによくあることだと思いませんか?


ボクね、ふと、子宝相談の時に、


悪い流れにとらわれてる方の状態と同じだなーって思ったんです。







悪いところばかり気になると、


どんどんそっちに引きずられちゃいますよね。


赤ちゃんができずに悩んでると


基礎体温もガタガタ、


体調も悪いし、


生理痛も治らなくて・・・


って、そんなふうに良くないところばかりに目が行っちゃう。





そうなると、


今度もまたダメじゃないだろう、


また生理がきちゃうんじゃないだろうか


妊娠できないんじゃないだろうか。




そんなふうに悪い未来ばっかり


心に描いちゃう。






でもね~、


良いところが必ずあるはずで、


それが見えてないだけなんですよね。



<吉田さんのこと>






こないだ6年間もの不妊治療を乗り越えて妊娠された吉田さんに


体験談インタビューをしていた時のこと。


漢方を飲みだして体がよくなっていくと、


だんだん心も元気になってきて、


良いことを思えるようになってきたんだそうです。


赤ちゃんは絶対に来る。


そう信じてたそうです。






妊娠するために、


授かりやすい体の準備をして。


良いことに目を向けて、


明るい未来をイメージしていく。






改めて大事だなーと、思ったんですね。




「不妊」っていうと特別なこと。

みたいになっちゃうけど、

そうじゃなくて、できごとって基本は同じ。

深刻に、重たく捉えがちだけど、

普段の身の回りに起きる出来事と同じように、

考えてみるのって時には大事な気がします。



そんなふうに思えるようになってくると、

一歩ぬけれるのかなーって。

たくさんの相談をしてて、そんなふうに思います。












昨日も眠ってた人じゃなくて、


ボクを見て話を聞いてくれた人に


もっと心を向けて話せればよかったなー。




「良いところに気持ちを向けましょう!」


って、いつもお客さんに話してるのに、


自分ができてないじゃーん。








今回は、

申し訳ない気持ちでいっぱいになっちゃったけど。


またどこかで話す機会があった時は、

万全の準備と練習で成功させるぞ~!






それと、


うん、もっと図太くなろう(笑)