那智の滝にある熊野那智大社を目指します。
バイパスが通っているお陰で、
新宮から那智への移動はとても早くて便利でした。
車を停めて、
長い長い石段を登って那智大社を目指します。
石段の横には、
おみやげ物屋さんが並んでいて門前町になっていました。
石段を登り切ると立派な社殿と
遠くに那智の滝を見ることができます。
印象的だったのは、
仏教色のとても強いことでした。
神仏習合の名残で、
本殿の横には青岸渡寺というお寺が
軒をくっつけるように並んでいます。
護摩木を燃やすお祈りの仕方も
まさに仏教!
ここには、
樹齢850年と言われるくすのきがあります。
なんと、この巨木は中心が空洞になっていて
胎内くぐりをすることができます。
まずは願い事を書きます。
もちろん
「たくさんの方に子宝が授かりますように!」
くすのきの根本には暗い穴があいていて、
そこを入って行くと・・・
なんと上部にもう1ヶ所の穴があいていて
はしごを登ってくぐり抜けることができます!
木の中から、外の明るい光を見上げるというのは、
なんとも不思議な感覚で、
神妙な気持ちになりました。
自然のすることはすごいなぁと思いますし、
それが神社の境内にあるということもまた不思議です。
この日は旅館に一泊して、
翌日、熊野古道を歩いて本宮を目指します。
出雲大社から熊野へ。~子宝祈願の旅~ ①
出雲大社から熊野へ。~熊野古道を歩き本宮を目指す~ ③