出雲大社から熊野へ③ ~熊野古道を歩き本宮を目指す~ | 堀江昭佳オフィシャルブログ「『こころ』と『からだ』の悩みを解決する しあわせ女子のための処方箋」Powered by Ameba

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婦人科漢方専門・子宝のスペシャリスト 堀江昭佳が、西洋医学、漢方、心理学の3つの視点から、こころとからだの悩みを解決する方法をつづります。
「からだを整えるとこころが整い、結果的に夢が叶う」
そんな考え方を大切にしています。

川湯温泉の旅館に1泊して、
翌朝は熊野古道の伏拝王子(ふしおがみおうじ)へ。




皇太子殿下が訪れたそうで、標識がたっていました。
以前は、ここから熊野本宮大社が見えたそうで、
それが伏拝の地名の由来だそうです。




発心門王子(ほっしんもんおうじ)と熊野本宮大社との
ちょうど中間地点になります。



熊野古道をてくてく歩きながら
本宮を目指します。
道中は、いろいろ感じるところがありました。

京都から熊野までは往復1ヶ月かかる道のりだったそうです。
昔のひとは、本当に大変な手間隙をかけて
熊野詣をしていたんだなぁ、と
実感しました。



伏拝王子から1時間ほど歩くと
本宮に到着です。

境内はちょうど梅の花が咲き始めていて、
好天もあって春らしい空気。

本宮は、速玉や那智の建築とは違って、
仏教色がほとんどなく、
古式ゆかしい神社、といった雰囲気でした。

というのも、
120年ほど前までは熊野川の中洲に建っていたのが、
それまでなかった洪水で流されてしまい、
現在の土地に移築されたそうです。

1年半前にも台風12号の洪水によって
熊野川流域は甚大な被害を受けていて、
あちこちにまだ生々しい傷跡が残っていました。

120年前の洪水も、1年半前の洪水も
森林伐採で山の木を杉だらけにしてしまったせいで
山の保水力が失われてしまったためだとか・・・
ある意味、人災的な側面もあると
旅館の方が話されていました。


川の中州にある旧社殿のあった土地は
大斎原(おおゆのはら)と呼ばれていて、
日本一の黒い大鳥居が建っています。

昔は出雲大社の神門通りの大鳥居が
日本一だったので、
ちょっと複雑(笑)






熊野本宮大社でも願い事を。

「たくさんの方に子宝がさずかりますように。」


速玉、那智、本宮の熊野三山をまわった子宝祈願の旅も
ここで終わりです。



この熊野三山には、それぞれ意味がありました。

那智大社は過去を救済し
速玉大社は現在を救い、
本宮大社は未来を約束

してくれるそうです。

もちろん、自分の努力が大切ですけど、
ちょっと神様にお願いするのもいいですよね。

願いが届きますように!






出雲大社から熊野へ。① ~子宝祈願の旅~
出雲大社から熊野へ。② ~熊野那智大社の胎内くぐり~