ブリリアントカットを描く4
ブリリアントカットが続きますが、せっかくなので爪で留めてみます。カットで分割ができていますのでそれを目標に爪をつけるのは簡単です。
まず描くヒントになるポイントをつけておきます。 (上画像)
aブリリアントカットの大まかな形は円錐台です。それのものとなる円錐の頂点で、ガードよりカット稜線を伸ばすと求められます。爪を倒す方向の目標となります。
b テーブルの中心。
c スターファセット先端の中心。
d カードルの中心。
e 「見え」としてのキューレットの位置。屈折の影響でこのあたりにキューレットが見えます。
f 本当のキューレットの位置、石枠の底を描く基準点となります。これより上に楕円を描くとキューレットが石枠からはみ出てしまいます。ガードルの中心dとテーブルの中心bの距離の3倍程度の距離です。
g 石枠をしぼる焦点です。石に近いほど強く絞れます。中心線上にあり、デザインによって位置は変わります。
次に爪を描きます。(下画像)
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円錐頂点aに向かうように四角形を描きます。ファセットの変形を参考に変形させます。
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四角形に厚みをつけ、かどと石枠の焦点gを直線で結びます。
3 四角形にはまるように楕円を描きます。
4 fを中心に石枠の底となる楕円を描きます。カードルと同じ楕円角度60°で描きます。それに接するように爪の断面を描きます。
記事は下に続きます。
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5 余分な線を消し、爪を丸くします。
6 爪の先を半球状にします。陰影をつけて完成です。
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