「ブローチも描けます」
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当教室の「Jスキルコース」をリング、ペンダント、イヤリングと紹介してきました。今回はブローチです。他のアイテムに比べ形、大きさや形に自由度があります。真正面から描けばいいので比較てき絵は簡単です。その分何を描くのかが問われます。デザインが問われるということですが、まずは定番から始めればいいのです。
 
ラフで描く時の要領は今までのアイテム同様寸法の比例に気をつけることです。それさえ気をつけていればけっして難しくはありません。絵の苦手な人のデザイン画の特徴は決まって寸法の比例がおかしいです。不慣れで線をなめらかに描けない人でも大きく描けばさほど乱れは目立ちはしません。しかし寸法の比例がおかしくなるとすぐに目立ちます。それは素人の人が見ても気づかれるほどです。
 
中石の周りに中石の半分の直径のメレーダイヤを配置するとします。中石が3mm想定なら周りの石は1.5mmとなります。標準的なダイヤサイズで換算すると1/10ctと1/70ctのダイヤを描いたことになります。こんな要領で基準になるものを決めて描き進めます。前述の通り大きく描けば線の乱れは気になりません。ならば宝石の寸法知識があるだけでも絵の完成度は上がります。
 
 
楕円については以前のブログをご覧ください
「リングが簡単に描けます」(1
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正面に加え横からの側面図あるのが理想ですが、ちょっと難しです。経験を積み側面を描けるようになり、細い線でトレースすればプロの域に入れます。しかし打ち合わせや説明用の絵ならば正面だけでも重宝します。
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また、正面からのラフのフリーハンドのデザイン画でも息の合った製作者に出会えれば実物にすることも可能です。
「気のいい制作者さんなら側面の高さなど細かなところは補完してくれますよ」
 
 
 
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アテナ宝石デザイン研究所