明日23日は東京で講演会が開催されますが、

東京以外でも講演会の開催があります。

今日ご紹介するのは、5月3日に金沢市文化ホールで開催される

倉山満先生の講演会です。


 

5月3日といえば……そう!ゴミの日です!!

……一応、「憲法記念日」なんですが。

なぜ、その日を「ゴミの日」呼ばわりしたくなるのか?

その辺の理由も、倉山先生の憲法の話を聞くと、なるほど~!と納得できるはず。

 

ちなみに、占星術では、

その国の建国記念日を誕生日として擬人化して占う方法があるのですが

日本の場合、古すぎて特定できない(あるいは星の配置が計算できないか?!)で

現憲法が施行された1948年5月3日をあてているものを良く見かけます。

 

しかし……私は、それをやるなら、

大日本帝国憲法が発布された1889年2月11日を採用したいですね。

そう、2月11日、建国記念日です。

ただし、日本の場合、明治以前で起源をたどろうとすると、

今年が皇紀2677年ですから、え~っと……っていうか、

その時代の天文記録ってあるんだっけ?です。

 

よく中国が最も起源が古くて~といわれるのですが、

中国=中華人民共和国 とするのであれば、

その建国記念日は1949年10月1日です(ググると出ます)。

 

確かに大陸に人がいて、その時々の王朝があったわけですが

その王朝交代があったことが、

日本で言うところの鎌倉幕府から室町幕府、江戸幕府~というのと

同じように捉えられてしまっているようですが、明確に違います。

 

こういう歴史を知ることも、実は憲法を学ぶこと。

憲法というのは、その国のグランドデザインそのもの

歴史、文化、伝統そのものであると、倉山先生は説いています。

それは、新説でもなんでもなくて、明治に憲法を作ろうとしたとき

伊藤博文や井上毅が欧米を歴訪して気付き、その発見を元に作ったのが

かの大日本国帝国憲法だったのです。

 

5月3日、「現憲法」の枠にとらわれるのではなく

本当の憲法って何だろう?

そんな話に耳を傾けてみませんか?

 

・・・いいなぁ~、金沢。

 

おススメはこちら!最新刊きら

 

「泣ける」憲法の本!実際、私も泣かされました……なく

 

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倉山塾生の方にお勧めいただいた『国民の政治学』や

内藤陽介先生の『満洲切手』、『満洲国ビジュアル大全』

そして、

倉山満先生の最新刊『日本国憲法を改正できない8つの理由』(PHP新書)ゲット。

 

理由あって、いずれも本格的に読めるのは多分GW開けて5月下旬かなぁ(泣)。

でも、『日本国憲法を改正できない8つの理由』の冒頭、

15頁の檄文だけは読んでしまいました。何しろ、檄文ですから。

 

今日、ランチを食べに入ったお店で、偶然、太極拳の教室の先輩方と一緒になり

教室以外でゆっくりお話するのは久しぶりだったのと

この数日、すっかり引きこもり生活が板についてしまったのもあって、少し話し込んでしまいました。

その先輩のお一人は、中東やアフリカ、インドなど、今様の都市ではない国々が大好き。

ただ、流石に体力が落ちて海外はもう無理ねぇ、それに中東がまた空爆でしょ?

というところから、気がつけば何故か倉山塾で普段学んでいる話をする羽目になりました。

(この2,3年、集中してそういう本を読むようになったのを知っているからなのですが)

話すうちに、それ、何の本に書いてあるの?誰の本?と尋ねられ

最期はメモに本のタイトルと、倉山先生の名前を書いてお渡ししました。

 

この年になると、もう小説は面白いと思わなくなってしまって、

それよりは教養っていうんじゃないけど、ちゃんとしたことが知りたいなって。

そのための本ならお金は惜しくないのよ。

でね、本屋に行くんだけど、池上彰も読んだし、佐藤優も読んだけど何か違うのよ。

 

なんてこった!

太極拳を習い始めてからずっとご一緒している方だったのに、

私と同じ感覚をお持ちの大先輩に気付けなかったとは!!

 

でも、そういう話ができたのも、実はこのところの朝鮮有事が気になりだしたから、だそうです。

昼食の後、美容室に行ったのですが、

そこでも、髪を切ってもらいながら、やはり「どう思います?」と尋ねられ。

 

危機感って大事だ と、しみじみ思いました。

 

幕末日本は不平等条約を押しつけられ、列強の脅威にさらされていた。誰もが思った。「強く、賢くあらねば。そのためには富を蓄えねばならない。では誰が実現できるか。それを可能にする強い政府が作れるのか」と。

これを実現したのは、誰からも期待された慶喜ではなかった。

大久保利通だった。大久保には未来への意思があった。

 

『日本国憲法を改正できない8つの理由』文庫版まえがき

 

前述の太極拳の先輩は、この年だけど、何でそういう本をよみたいかっていうと、「どうなるかというより、どうしたらいいかが知りたいからなの」とおっしゃいました。

映画「ターミネーター2」に「運命ではない。未来は変えられる」というセリフがあって、

その映画をみた20代のころ、自分の力ではどうしようもないことは致し方ないけれど、何かなしえる可能性があるのならあきらめないようにしよう、という意味でとても共感しました。

倉山先生も「どうなるか、ではなくて、どうするかを考えよ」とおっしゃっています。

未来への意思を持て!ですよね。

 

こういう偶然はロマンチックに「運命」と言ってもいいかな♪と思いますが

思いがけず、いつも以上に「檄文」に大いなる刺激を受けてしまった一日でした。

何と、昨晩(4/18)のうちに、満席御礼となりました!

ここ数日、このブログをご覧くださいました皆様に感謝申し上げますきら

 

もう予備のお席も満席御礼状態とのことでなく

 

いやぁ~~~いいですねぇ!

満席御礼!って言えるの!!

スタッフとしてだったり、お友達の講座だったり、自分の企画講座だったりで

ここ数年、集客をすることをしてきたのですが、

自分が関わっている企画では満席御礼っていうのを事前に出せなかったので

ふなっしーじゃないけど、ヒャッハー!ふなっしーって叫びたい気分GOOD

 

……次回、宇都宮講演会もどうぞよろしくお願いいたします(ぼそっ)。

 

ブログはまた、太極拳メインに戻します(^^;)。引き続きどうぞよろしく。

太極拳の話にちょっと詰まっているので、本の話を少し。
といっても、書評なんていう立派なものではなくて
本の背表紙眺めているだけで幸せ~っていう、気楽なつぶやきです。
 
2015年の8月に倉山塾の門を叩く前は、
もう、仕事に使う香料(アロマ関係)とジェムストーン(天然石)と占星術以外は
もう極力本は買わない!って思ってました。
節約しなきゃと思っていたのもありますけれど、
本棚のキャパの問題と、こう必要以外のものがないオサレな空間というのに憧れてしまい……
しかもコレクター気質だし、凝り性だから、強めに自制聞かせないとねって。
 
の、はずが、太極拳でこれ(爆)泣
 
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実技系だからDVD付きの本も多くて、DVD目当てで買ったものがほとんど。
このほかに入りきれない大型の本が数冊(雑誌含め)汗
 
太極拳の本が増えたのは、
一つは資格試験対策(動きの名称を言わないといけないので覚えなきゃなのだ)のためと
これから覚える套路(種目)の予習目的。大体こんな感じ~のアウトラインを掴むのに
動画と平行してみておくと便利(人によりけりなんで真似はお勧めしません)。
あとは、ほぼ趣味(爆)。
でも、股関節の使い方とか、呼吸の同調のこととか、
武術としての用法の知識は、上達のための工夫にものすごく役に立ちました。
スタジオレッスンの時に「ほぉ~」って言ってもらうための小ネタもここから探したりとか。
(演武そのものが上手くなるのとはまた別(とほほ))
 
以前は「稼いだ分全部、全部、石(水晶とかね)にしてるでしょ~」って笑われてたんですが
今は本に化けている率が高くなりました。
いずれにしても、少額ながら、景気回復ヒャッハー!ふなっしーってことにしておいてください。
 
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えぇ、このブログを打っている傍らが、この状態、なう。
頼むから、しばらく地震は来ないでプリーズw
他にも、積読の書棚に入りきれない分が床からニョキニョキ生えてるみたいな汗
 
最近増えているのが著者サイン入り書籍(もはやコレクション化しつつあります)
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『ママは愛国』サイン入り♡(4/2の栃木講演会でいただきましたっ)
 
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山村明義先生『日本をダメにするリベラルの正体』
 
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倉山満先生 大ヒットシリーズ『嘘だらけの日仏近現代史』
サイン会にて、フルバージョンの揮毫をいただきました。
 
講演会などで、黙って話だけ聞いて帰るのではなくて、
著書にサインいただいたり、感想を直接伝えたりっていうのも
本をまた読もう!っていうモチベーション上げますよね。
 
というわけで(どういうわけだ)
4月23日(日)千葉麗子さん・倉山満先生講演会 まだまだ参加者募集中! 祝!満席御礼!!
今回は告知画像をギリギリまで大きくしてみました。 
申し込みはフェイスブックの 倉山塾東京支部講演会ページ あてメッセージでも受付中。
4/18で参加申し込み受付終了しました

しつこいかもしれませんが、来週、講演会です。

https://www.facebook.com/events/733318023516409/

詳細は上のリンクをクリックしてくだされ。

 

演題の「ただ、この国が好きなだけ」は、

千葉麗子さんの最新刊『ママは愛国』(監修・倉山満先生)のキャッチコピーなんです。

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伺ったところ、このコピーは千葉さんがアイデアを出されたものだそうですよ。

目次を見ると、教育勅語の話があって、修身の話があって、靖國神社の話があってなのですが

それらに触れていく根幹というのが、「ただこの国が好きなだけ」という気持ち。

 

言っておきますが、国が好きっていうのは、別に政府が好きって意味じゃないですからね。

割とそこを混同してしまいがちな方も多いようですし

区別せずに考えたり、言ったりしていることも多いですよね。

政府を動かしている人たちや、やり方がどんなに気に入らなくても

自分の地元ラブだったり、被災地支援をしたり、好きな美しい景色とかってありますよね?

最近だと浅田真央さんとか、羽生結弦さんとか大好き!っていう方も多いでしょうし

国産の〇〇が好き、着物が好き、歌舞伎とか能が好き……

自分の生まれた国が生み出しているものを我がごとのように愛しむ

誇らしく思うというのは、どこか人知を超えためぐりあわせがありますよね?

まずは、そこを確認してみようよというところから始まっている本なんです。

 

講演会でも、いきなり難しい思想や用語が飛び出すようなものではなくて

ちょっとおかしなイメージで受け取られる傾向がある「愛国」「愛国心」ってそもそも何だろう?

そういうお話になるのではないかなと思います。

 

ところで、ジュウレンジャー特撮の話は?

 

そうでした汗

チャンネルくららでは、すでに何回か応援番組が配信されているのですが

数々のウルトラマンをはじめとする特撮作品の著書を世に出されている切通理作先生との回が

特撮ファンの方にはおススメっていうお話です。

ネタバレになっちゃうとつまらないので、詳しくは動画を見て(聞いて)ください。

小ネタ満載です。リアルタイムで見ていた小さいお友達から大きなお友達まで!

子供と一緒に「ジュウレンジャー」見てたわ~というお母さまとかも。

 

 

番組見ていただくとわかるのですが、切通先生、本にものすごい量の付箋を付けてらしていて!

しかも、持参された「自分用に作ったメモ」がいつの間にか番組の進行用に(笑)

私の友人にディープな特撮ファンが何人かいまして、動画おすすめしたところ

「こんな切通さん、見たことない!」とビックリしていました。

普段はもっと理路整然と、冷静に語られているのですが

(でも、すごく情熱を秘めているのが伝わってきます)

さすがに、当時とほとんど変わらないプリンセス・メイを目の前にして

テンションが上がらないわけ……ないですよねぇ(その気持ちはものすごく分かります!!)

 

ちなみに、切通先生というのは、数多くのインタビューを手掛けていらっしゃいます。

 

 

 

さらに、最近では、脚本、監督を務めた映画も完成間近とのことで、

キネマ旬報ベストテン、映画秘宝ベストテン、日本映画プロフェッショナル大賞の審査員も務めておられるような、すごい方なのです。

 

この動画の中で、切通先生の目の付け所というか、表現として、さすがだなと思ったのは、

本の中の言葉が血肉になっているというお話をされているのですが

胸から上、首から上だけの人というのはいくらでもいるけれど、千葉さんはそうじゃないよね

とおっしゃっている部分です。

 

先日の栃木講演会もそうですが、千葉さんがお話しているのを聞いていると、ものすごく芯の強さを感じます。

会社の社長という責任を負って人を雇うことの責任感というのは、精神的にハードなものがありますし、インテグラル・ヨーガという1つのジャンルを作るというパイオニアの仕事をされてこられくらいですから、

やはり、そういうことを成し遂げるには、強さの裏付けがあるんだなと感じます。

ちなみに、ヨーガ講師になるまでのお話も第1章に収録されています。

 

(かなり無理やりな展開ですが)

胸から上、首から上、というのは、実は太極拳でもよく注意するときに使われる言い方です。

習いたての頃に口酸っぱく言われていた頃は、「んなもん分かんない!」って拗ねてたんですけど

最近はちょっとは言われている意味が分かるようになってきました。

型(套路)を頭ではなくて身体が覚えて、右手がどう、左手がどう、つま先をつけるのか、かかとで下りるのかみたいなことを、いちいち記憶から引っ張り出さなくてもできるようになってきた次の段階で、

その動作そのものが理にかなった動作としてできているかを完成させる方に移っていくのですが、

結局、理にかなった動作というのは、無理がないから、パワーも感じさせるし、美しいわけです。

 

「考えるな、感じろ」というブルース・リーの名言を地で行くことができるレベルなら

動いて違和感を覚える=攻撃や防御の威力が半減するような動きをしてると分かるのでしょうね。

残念ながら、私はまだまだその域ではありません(^^;)。

なので、夕べのお稽古でも、そろそろ(今年は県大会が例年より2か月早い)自分の演武をビデオに撮ってチェックしなきゃだめよと言われたばかりですが、自分の演武を見るくらいキツイ苦行はないです(泣)。

 

思いっきり話がずれまくりましたが(^^;)。

 

一歩踏み出したら、そこから変わる と倉山先生はおっしゃっています。

『ママは愛国』第3章の「修身」で千葉さんがセレクトした中にも伊能忠敬の話があります。

23日の講演会、もしかしたら、一歩踏み出す、何かのきっかけになるかもしれませんよ。

 

よろしかったら、是非、ご参加くださいませ。

(4/18満席御礼につき、受付終了いたしました)