一時期、マンションの敷地内の一角で毎晩練習をしていたことがありました。

屋根があるから、小雨でも練習できるし、床も安定してるし。

ただ、深夜にならないと人通りがあるので……と思ったら、深夜もそこそこ人の出入りがあり(;^_^A

気恥ずかしさもあって、今は確保した場所で練習するになりました。

 

習いに行っている教室は某スポーツクラブにあるのですが、

いわゆる月会費内のスタジオレッスンではない、別料金枠なので、ジムとかは使えないんですよね。

元々、太極拳だけがやりたかったので、そこは問題なかったのです。

なのですが、体力が回復してきた8月過ぎくらいから、筋トレしたいなぁと思い始めました。

太極拳って、結構、自分の体重自体を使った筋トレになってもいるので、筋トレなんて別にいいよと思っていたんですけどね。


体力は多少回復したと言っても、筋力は別問題。

今度の膝の痛みが長引いているのも、筋力不足でお稽古をしているのが原因の一つ。

太極拳が自分の体重自体を使った筋トレにもなる、というのは、片足でバランスをとっている時間が意外と長くあるからなんですが、

踏ん張って力みすぎると体に負荷がかかりすぎて故障の原因になるし、太極拳が求める「リラックス」の状態からは離れてしまいます。
気持ちがどんなに前向きでも、身体がついていかないとどうしようもないんですよね。

 

で、月替わりの節目の昨日、某フィットネスジムに入会してきました。

一時期、マンションの敷地内で練習していたような感覚で、できるだけ毎日ちょっとずつできる条件に合うところが見つかりました。

スタッフさんによると、混雑が激しいのは平日の夜なんだそう。確かに、若い人が多いから、お勤め帰りに立ち寄る感じなんでしょうね。

 

……それにしても、消費増税の重たさですよムカムカ

税抜き価格だと「いいな」と思ったのに、改めて税込み価格を提示されるとΣ(゚д゚lll)ガーン

もうやらざるを得ない状況なので、ひるんでいられないんですけど。

健康寿命を延ばすとか、社会保険料を減らすとか言うんだったら、

自助努力している人の分くらい、何とかしてもらえないもんなんでしょうかね。

 

はや11月も最終コーナーに入ろうかというところで、ブログを書くのを思い出す体たらく。といっても、そんなに起伏のある日々でもないので、まとめようとすると結構大変デス。

11月初旬はまだ秋の風情で、鴨川の家のビターオレンジ(橙)もたくさん実をつけて、花の時期とは違う色どりがありました。

 

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写真は、まだ青い実をメインに撮影していますが、根元には熟して落ちた実がいくつも転がっていて、オレンジ色になっているものも。

ビターオレンジは、皮を煮て、ショコラコーティングすると、香りも良くて美味しいのでしょうけれど、果実の方はビターだけにイマイチ。

亡くなった義母は、夏ミカンの親戚(確かにそうなんだけど)のような言い方をしていて、不人気なのを嘆いていました。私も最初はわからずに喜んでいただいたりしたのですけど、食べにくいわ、あんまり美味しくないなぁということで、徐々に遠慮しがちになってましたね。

ビターな思い出です。

 

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目を移すと、いつも青々と葉を広げていた庭木が数本、このような状態になっていました。台風15号、19号のときに受けた潮風による塩害です。こんなふうに、しばらく時間が経ってから現れる被害もあるのですね。残念ですが、この木は処分していただくことになりました。

 

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鴨川とか外房エリアだと、「金目鯛の〇〇」と書いた看板が多くありますが、名物の割に安くはないですよね(;^_^A。
これ、時々練習に行く中央区スポーツセンター近くにある居酒屋さんのランチメニューです。たまたま見つけてチョイス。

11月に入って、10月中の締め切りになっていたものがまとめて終わったのもあって、気分的にも「休ませてぇ~」となり、しばらく会っていなかったお友達と

 

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(ブルーベリー黒酢の日本酒カクテル、うまうまだった。)

飲んだり。食べたり。

 

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(銀座でギナウ。「俺のうなぎ」限定の俺膳)

食べたり、食べたり……(*´▽`*)

 

……先月(10月)の緊張感とかヤル気はどこへ消えた?!
 

たまたまスケジュールの調整をしたらそうなったというだけなんですが、自主練場所もなかなか自分が取りたい日時が取れなかったりが続いていたし、先の鴨川の写真を撮影した時、転んで右の膝を床に打ち付けてしまったんです。擦り傷だけで済むかな?と思っていたら、数日後になって、重心をかけると痛むようになりorz。

金目鯛の定食を食べた日は、午前・午後と太極拳のお稽古の予定だったのですが、思うように動けないわ、膝は傷むわで、午前中で引き揚げたのでした。膝も痛かったけど、何より、思うように体をコントロールできないのが辛い。辛いというか、情けない、先生に申し訳ない……で、すごい落ち込んでしまい。

苦戦しているのは、陳式太極拳。
普段練習している24式や48式などの制定拳とは基本的な動作に違いがあって、頭と体のギアチェンジが必要。これがすっとできるようになれたらもっと楽しくなるんだろうなぁ~と思うのですが、普段のお稽古量が少ないから、なかなか進歩しません。でも、いつまでも落ち込む状態からは脱したい……となると、自主トレ時間を復活させるしかないですね(;^_^A。

まったりは今週末まで、で切り替えしなきゃ。

私が通っている太極拳の教室は、最初は週1回90分だけでした。

6年ほど前からもう1日増えたので、今は週2回、通常のレッスンがあります。

県大会に出るようになってから、大会前に不定期に公民館の施設をとって自主練をするようになったのですが、今年は早い段階から通常レッスンとは別に、週2~3日、自主練の時間を作るようにしました。

よほどの才能がないと、「健康のための運動習慣」だけでは大会のスコアにはつながらない……こればっかりは仕方がないことです。

 

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自主練の後は反省会……も早々に軽食でエネルギー補給。

痩せるわけがない(笑)

 

もっと早くやるべきだったなと後悔しきりなのですが、

今年からビデオカメラ一式(三脚とか)を買って、動画を撮影。

今年からと言っても、9月中旬の所属団体の交流会からなので、

若干、腰を上げるのが遅かったかもしれないけれど。

自分の分だけではなく、チームメイトさんや、チームの集体も撮影して、今まで人から「よかったですよ~」と言われた以外には、個々で「自分は〇〇で間違えた」くらいの感想で終わっていたのが、もう少し具体的に良かった点、反省点が「くっきり」浮き彫りに(笑)。

勉強というだけではなくて、楽しくやったものの場合は記念になる、思い出作りになってよいなぁと思いました。もう子供や家族でそういう撮影はしなくなっちゃって、ちょっと寂しくなってたところだったので、本当、買ってよかった♡(しかも増税前駆け込みが間に合った)

 

ビデオカメラ本体は今ではノーブランドなら1万円以下でも買えるということにビックリだったのですけど、型落ちのPanasonicにしました。

丁度、動画編集を少しやるようになっていたので、合わせて、録画した動画の扱い方も大分わかるようになりましたしね。

そうなると……パソコン、動画扱うスペックに買い替えかなぁ……となるわけで(ちなみに、今の愛機のスペックは静止画止まり)(;´・ω・)。

増税憎しじゃ!!!

 

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今年は白に赤の棒ボタンタイプの表演服にしました。

アイライン(目の方じゃなくて、アルファベットの「I」)があった方が、少しはスリムに見えるかもしれないという無駄なささやかな抵抗(笑)。石井さんに感謝です。

しかし、大会二週間前に撮影した交流会の個人表演の動画で、足を伸ばしたという自覚と、実際の状態に落差があることがわかり、原稿の大詰めと並行して足の動きの修正を試みていました。そうなると、どうしても、大会前に身体を休ませることはできず、膝の痛みを和らげることはできませんでした。このままだと、日常生活も含めて、いろんな動作に支障が出るので、当日はロキソニンを飲むことにしました。

足を高く上げるのは、膝裏の靭帯が伸びない問題が解決しないので諦めるしかないのですが、下勢は痛みがなければ何とか「それなり」になってきていました。これも、せめて、そのくらいはというささやかな抵抗というか。

 

それでも、実は、土壇場で棄権しようかとも思ってました。

前日があまりにもダメすぎたせいなんですが。

ダメなのは最初からそうだけど、高く上がらなくてもいいから、ちゃんとバランスをとる片足立ちは維持したかったのに、どうしても決まらない。

できることは全部やったはずなのに、最後の最後で股関節周りの座りがとにかく悪い。その修正ができなかったんですよね。

で、この状態では無理だよな……と。

だけど、何だかんだ、会場に行って、ロキソニン飲んで、何となくもう引き返せない。薬が効いてきて、膝の痛みが薄れたことだけが救いでした。

 

当日の直前の最後のお稽古、多分、あれが一番良かったんだと思います。ノーミスで、自分でも「やったぜ」と思う感じに。

(大会あるある、かも)

だけど、本番ではどうだったかというと、

フィギュアスケートに例えるとイメージしやすいと思うんですけど、

最初のトリプルアクセル(下勢)に成功したあと、

ダブルアクセル、ダブルトゥーループのコンビネーションジャンプ(片足立ちの右蹬脚でバランスを崩す)に失敗、

ラストのトリプルアクセル(これも片足立ちの独立跨虎)で失速、かろうじて着地、こんな感じ(´;ω;`)ウゥゥ

 

今までで一番失敗(明らかに大きな減点)が多い出来でした。

ただ、これだけの大きいミスが2回もあったのに、総合評価そのものは去年よりも良かったようでした(唯一の救い)。

こんな成績なので、正直、まだ半信半疑なんですけど、

どういうわけか来年、全国大会に行けることになってしまいました。

 

そこで、前回ブログの誕生寺の御神籤ですよ……。

実は、写真を挿入して初めて気づいたんですけど。(遅っ)

 

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「目の前に空より振る幸運の矢あり」

これって???……( ゚Д゚)

 

「おもい足ることを知りて慢心すべからず」はもちろんの事なんですが、今となっては、それが「幸運」というより、

悪夢の始まりのような気しかしません((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

自主練お休みして遊ぶ予定、当然ですがぶっ飛びました。

 

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とりあえず、日蓮上人、パネェ。

 

台風15号に続き、19号があって、南房総エリア、大変なことになった時期もありますが、復興のためにも皆様が足を運んでほしいところ。

霊験あらたかな御神籤を引いてみたい方は、鴨川市小湊の誕生寺に是非。

 

更新がまた滞ってしまった(;^_^A 月1くらいは更新したいと思っていたんですけど、すいません。

その代わり、今回は長文です( ー`дー´)キリッ

 

まずは先月の話から。

9月って、若い時は「なぜか貧乏になる月」でしたが、

アラフォー過ぎてからは「なぜかひたすら忙しい月」。

会社の経理を引き継いで、この時期が決算だから仕方ないです。

でも、今年は名前だけ役員になっていた義母の死去もあって、8月中に一度チェックをしてもらい、作業を前倒しにした分、早めに大体のところが終わっていて、少しだけ気が楽。

これをやっていなかったら、死んでたなぁ(苦笑)。

 

前回のネタになった、担々麺をいただきに行った8月半ばに、半年ぶりに本のお仕事のお話が来まして、9月に入ってから作業開始となりました。担当するボリュームを少なめにしていただいたので、別件があっても余裕……のはずだったんですが、台風15号があったので、さすがに何日かは(原稿の)仕事にならない日が出てしまうアクシデントも。私自身は被災を免れましたし、鴨川の家も幸い軽い被害で済みましたが、鴨川との行き来は予定より増え、どうしても時間と体力が取られます。特に視力が落ちたせいもあって、長時間の運転がキツイなぁと思うことが多くなりました。

長文ついでに脱線しますが、最近、ドライブのお供に「岡田斗司夫ゼミ」を流してます。コカ・コーラの歴史とか、ハンバーガーの歴史とか、サブカルだって侮れません。気がつくとアメリカ近現代史をかじっている形になります。アポロ計画の回もすごく面白い。表立った現象のバックボーンが見えると、納得できることがいっぱいあるし、別のものを見るときのヒントにもなるから、本の仕事のときに、行き詰まりを感じたときのヒラメキの素になったりもして。

とにかく、いろいろありましたが、原稿は期限までに無事終えることができました。一つだけでも、終わると、ホッとします。

ただ、そうはいっても、頭の中の大部分を占めていたのは10月5日の<県大会のこと=太極拳のこと>でした。

原稿が終わった瞬間、10月5日の県大会までは太極拳のことだけに頭を切り替え。

正直、もうずっと気が気じゃない状態ではあったんですけどね。

それで、原稿が終わったら、気持ちを整理するのを兼ねて、何度もこの記事を書き直してたのですが、最後の最後がどうしてもまとまらなくて、疲労に負けて寝る~、書いてみるけど、やっぱりしっくりこない……の繰り返し(ほんと、すいません(;^_^A)。

 

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天津小湊にある誕生寺(日蓮上人の生誕地と言われている)でいただきました。

左下に「昔を今はむくいられて目の前に空より振る幸運の矢あり」とあり、

「昔を今はむくいられて」という言葉がすごく嬉しかったのでした。

 

当社比、でやっていることなので、県大会に出ると言っても、割と交流会の延長くらいの「ノリ」だったのですよね。今までは。

ところが、去年の大会が終わった後くらいから、5月の所属団体の実技試験を経て、また少し向き合い方が変化してきました。

 

もっと、ちゃんとやろう。

 

身体のスペックはどうにもならないけど、基礎的なことを可能な限り取りこぼさないことを第一に考えるようになってきています。

少し、完璧主義的な、重箱の隅つつき的な傾向を帯び始めた感じです。

実技試験のときは、もう何年もお稽古してきているままの48式太極拳ですが

県大会でやろうとする自選套路というのは、まったくの別物。

個々の動きそのものは理解していても、順序の変更や向きの変更でやりにくさや難しさが上がることもあります。

新しい套路を覚えるのはそんなに大変とは思わなかったのですが、

明らかに実技試験の時とは違う、異質の難しさを感じた瞬間から、とんでもない領域に首を突っ込んじゃったことを知りました。

ある意味、そこがこの種目の醍醐味、面白さということもできるのですが、ハイリスクハイリターンというか、

苦楽が紙一重のところを行き来します。

 

8月中旬の交流会で、初めて覚えたての自選套路を人前で通してみて、とにかくやりおおせたということで満足してしまい、一時は、去年の「ノリ」に戻れたのですが、そのときチームメイトが撮影してくださった写真を見て

 

「……ヤバイ、全然ダメじゃん」

 

と、がく~んと落ち込みモード突入。

もう消しちゃってますが、前の文章見ると、ツッコミどころ満載の悲壮感漂わせてて、「バカな私」にドン引きですよ、もう(笑)。

人前だから上がってしまうというのは、年々薄れてきてはいるのですが、動き始めてしばらくすると、不意に膝がガクガク(号泣)。心拍も上がってきちゃう。まあ、結論としては、平たく言って、やっぱり上がってる、ってことなんだろうと思います。

それが試合とか、ここ一番、というところで力を出し切れるか、ちょっと運とか、今までの頑張りというのがあるんでしょうけど。

 

と、いうわけで、この続きは、次回。

 

 

 

 

義母の死去後の後片づけや手続きのことなどもあって、
今もほぼ毎週、鴨川市に通っています。
行ける曜日によってはランチのお店が定休日だったりして、結構悩ましかったりするんですよね。
マクドナルドとかデニーズとかありますけど、せっかく来たのにと思うと、ここじゃないと食べられないものをチョイスしたいじゃないですか。
 
偶然なのですが、義母が生前最後を過ごした場所の近くに美味しいお店があるよと教えてもらいました。
具琥(ぐこ)さんです。 http://www.guko.jp/
地元のグルメな人たちから「どれを食べても美味しい」と聞いていたのですが、お店にいる間、ほぼすべてのお客様が同じことを言って帰られていっていましたし、私も同じことを思わず口にしてしまいました。
実際、本当にそうだったので、他に言いようがなかったくらい。
 
カレンダーは8月ですが、水田はもうグリーンから黄金色に。
ゆるい山なりの水田が見渡せるカウンター席はオススメ。
ブランコの左側には、サラダなどの具材となる野菜類が植えられています。
 
 
こちらはAランチの冷やしつけそば担々麺のセット。

 

 

 

私は温かい汁そばバージョンの担々麺のBランチ。

単品もありますよ。

こちらの担々麺、「至福の担々麺」というお名前がついてます。

ゴマの香りも堪能でき、上品なスパイシーさ。ほっこりしちゃう優しい味です。何杯でも行けそうですが、何杯も食べるというものではなくて。

腹八分目、ほどほどを教えてくれるような感じがあるんですよね。

 

でも、メインの担々麺以上に、アップの撮影をし忘れて完食してしまったサラダが最高に素晴らしい。

甘味がある肉厚のピーマン、焼きナス、程よく苦味を残したゴーヤ、薫り高い青シソに、フレンチドレッシングがよく合います。

きっと完コピはできないだろうと思うのですが、この組み合わせは自分でもやってみたいなと思って、食べきれずに買い控えているゴーヤを買ってこようかな~と。

私の体質からいくと、本当はゴーヤのような苦みや渋みのあるお野菜って薬膳効果が期待できるので、積極的に食べたいところなのですが、毎日というわけにはいかなくて(;´・ω・)。

 

こちらは、手作りのスイーツもあり、せっかく来たのだから!とデザート付きランチにしてしまいました。
ベイクドチーズケーキも久しぶりだったのですが、こちらも優しい味。
押し付けがましくないというか、日本人が好きな奥ゆかしさのあるテイストというのかな。
 
私、ずっとこのお店の周辺を住所地の地名で認識していたのですが、この周辺一帯が大山千枚田と呼ばれる棚田だったことを始めて知りました。
義母は陶芸や織物、写真など、アーティストとしての才能を持っていた人でした。本人は意識してこうしたわけではなかったでしょうけれど、全国的にも知られるような美しい景色を最後に教えてくれて、足を運ぶきっかけを残してくれたというのが、義母さんらしいなと思ってしまったのでした。