THE合体 グリッドマン(Universe Fighter)&ビッグゴルドバーン | といず・くろすおーばー!

THE合体 グリッドマン(Universe Fighter)&ビッグゴルドバーン

 今日のといず・くろすおーばーは!

「グリッドマン・ユニバース」の目玉! グッドスマイルカンパニー THE合体シリーズグリッドマン(Universe Fighter)ビッグゴルドバーンをご紹介!

UFとゴルドバーン

「私をお前に、渡しはしないっ!」

 

 

○玩具解説

玩具解説

 2023年4月14日~7月26日受注、2024年1月29日発送開始。グッドスマイルオンラインショップならびにツブラヤオンラインショップ限定商品。

 ビッグゴルドバーンには発光ギミック搭載(テスト用・LR44ボタン型電池×3セット済)。

 両者の合体でハイパーフィクサービーム発射形態を再現できる他、別売りのTHE合体ダイナゼノンとの合体でローグカイゼルグリッドマンへの合体を再現可能。

 

 

グリッドマン(Universe Fighter)

UF

身長:50.5m(ミクロ~70mの間で調整可能) 体重:4万4千t(0~6万tの間で調整可能)

 かつての戦いで響裕太の青春の一時期を奪ってしまったことを悔いたグリッドマンは、その隙をマッドオリジンに突かれて創造力と合体能力が暴走し、「宇宙そのものとなったグリッドマンの内部にいくつもの派生世界が取り込まれた状態」となってしまった。

 裕太はグリッドマンを救うべく、アンチ、二代目アノシラス、麻中蓬――そして前任者を彷彿とさせる青年や、新条アカネの力を借りてアクセスフラッシュを敢行し、グリッドマンとの対話に成功する。

 グリッドマンがあの時楽しかったこと、新条アカネを救えたこと、それを喜ぶ裕太の心がグリッドマンと繋がった時、グリッドマン同盟とガウマ隊で描いたイメージの集合体を元に「宇宙」だったグリッドマンが再凝縮した存在―ーそれこそがUniverse Fighterである。

 グリッドマンが創造してきた世界そのものは内包されているため、アレクシス・ケリヴのインスタンス・アブリアクションを受けることでガウマ隊の宇宙を外界に実体化。Universe Fighter自身もグリッドビームによる破壊とフィクサービームによる再生を同時運用できるなど、高い柔軟性を持つ。

 

 

スタイリング

前後ろ

 カラフルで突起の増えたデザインをしっかり再現。

 

 

比較

比較

 DXフルパワーグリッドマン付属のPrimal Fighter、グリッドナイト&ゴルドバーンのグリッドナイトと。

 設計コンセプトは同じだが単体でのアクション性能やプロポーションも向上している。

 一方、元々頭部形状が大きく変わっているおかげでPrimal用のヘルメットを被れそうにないのだが、さらに上腕や脹脛が逞しくなっていたりするので、アシストウェポンとの合体超人化はできない

 小説版だと合体してたんだけど、まあ不慣れなところをゴルドバーンに補助してもらっていたので

 

 

バストアップ

バストアップ

 トライジャスターのうち鳩尾部分はダイナウイングとの合体ジョイントになる。

 

 

可動

首

 首はボールジョイント接続。

 

腕

 肩は縦回転方向にクリックが入るようになっているが、代わりに前腕ロールはオミットされた。

 

 

下半身

 膝は二重関節になった。

 

 

接地

 足首は爪先を真っ直ぐ伸ばす他、足首がボールジョイント。また爪先のさらに先端を回転させて接地の補助が可能。

 

グリッドビーム

 グリッド……ビーム!!

 

 

平手

 交換用ハンドは開き手と。

 

持ち手

 武器持ち手。説明書ではダイナミックキャノン保持用だが、グリッドマンキャリバーも保持できる。

 

 

スタンド支柱

支柱アダプタ

 折りたたんだ支柱にアダプターを被せて。

 

 

ビッグゴルドバーン

ビッグ

身長:99m 体重:5万t

 新条アカネの手により、飛鳥川ちせのゼンタングルアートの力がゴルドバーンに投影され強化された姿。

 グリッドマンの力を知り尽くしたマッドオリジンに対し、ガウマ隊と共に未知の合体を敢行していった。

 

後ろ

 ゴールドメッキの翼と装甲、クリアパーツ内部のホロメッキが美麗。

 基本的に台座にセットした状態がデフォルトとなる。だってお腹からメットの角が生えてるし……

 

 

比較

比較

 ……戻れるのかな、これ。

 

 

頭部

頭部口

 首が上下に可動し、口が開閉する。

 ドリルは一段目と二段目が逆回転するギミックがある。

 

 

ツバサ咆哮

 翼は根元でスイング可能。前脚の爪は上の二本がそれぞれ独立可動。

 

四脚

 一応調整すれば四つ足接地も出来なくはない、と言ったところだがやらない方がよさそう。

 

 

 

そして

合体

「フィクサービームを使用する!」

 

 

支柱アダプタ

 支柱を伸ばしてアダプターを交換。

 

載せてジョイント

 ゴルドバーンを乗せて首を斜め軸で反転。背中のジョイントを起こして。

 

 

合体

 合体!

 

 

グリッドハイパーフィクサービーム発射形態

前

 アレクシス・ケリヴを取り込んで強化したマッドオリジンを撃破すべく、ダイナレックスやフルパワーグリッドナイト、サウンドラスが放つ破壊光線と、修復光線フィクサービームを一つに束ねるためグリッドマンがビッグゴルドバーンと合体した形態。

 破壊と修復の力をビッグゴルドバーンの「繋ぎ合わせる力」で束ねてマッドオリジンに極短時間の破壊と再生を繰り返させ、フリッカー現象を引き起こし崩壊へと導いた。

 

 

後ろ

 ビッグゴルドバーンの尻尾が長いこともあって台座抜きでの自立は不可能。

 一方グリッドマンの可動性能はさほど妨げられていない。

 

 

発光

フリッカー

 この状態で発光させようとするとグリッドマンの背中の隙間に指を突っ込む必要があったりする。

 

 

「ゴルドバーン! 隊長たちとグリッドマンさんに新しい力を!!」

集結!

 THE合体ダイナゼノンを用意して、新しい手を発動!

 

 

「何って、新しい手って言ってるでしょ!」

新しい手ドリル

 グリッドマンの両腕にダイナストライカーを剛力合体。後輪を起こしてビッグゴルドバーンの前肢ドリルを上から合体!

 

 

「ついでに新しい脚もあるんだぜぇ!!」

新しい脚爪ガード

 ダイナダイバー(ダイナゼノン脚部)は足首から下を反転させ、爪の間にビッグゴルドバーン後ろ足の膝プロテクターを装着。

 

腰

 カイゼルグリッドナイトと同じ要領で合体。

 ダイナダイバーの支柱には本商品付属の補助パーツを噛ませておくことが推奨されている。

 なくても合体は可能なんだけど上体が俯いてしまってすぐロックが外れてしまうので……

 

 

「新しい翼も!」

新しい翼も

ボリュームアップ尻尾

 ダイナウイングもカイゼルグリッドナイトの時の要領で。

 さらにビッグゴルドバーンの翼と尻尾を追加。

 

 

胸頭部

ヘルメットオン

 胸部アーマーとヘルメットを装着!

 

 

「新しい武器も!」

新しい武器首

 ダイナソルジャーをダイナミックキャノンから手を上げたような姿にして、ゴルドバーンの首を通して。

 

一体化メット

 グリップを握らせたうえで、ダイナゼノンのヘルメット(ダイナウイングのパーツ)を装着。ヘルメット固定ジョイントが一つ増えている(ビッグゴルドバーンから展開したフレーム部)のでカイゼルグリッドナイトの時より脱落しにくくなっている。

 

 

『全部、グリッドマンの力に!』

保持

 形成されたダイナミックビッグブレードを持たせて完成!

 

 

超竜王合体超人ローグカイゼルグリッドマン

ローグカイゼル

全高:89m 重量:32万t

 ダイナゼノンとビッグゴルドバーンがグリッドマンと合体することで完成する超竜王合体超人。ダイナレックスの野性的なパワーが反映され、ダイナミックビッグブレードや手のビーム爪ローグネイルを駆使した、重装甲ながらこれまでのグリッドマンにない荒々しい戦いを得意とする。

 必殺技は両肩のジェネレーターでカイゼルパワーチャージを行い、ダイナミックビッグブレードで突貫するローグカイゼルパワーフィニッシュ。

 

 

スタイリング

前後ろ

 流石に本命の超合体なので、豪華絢爛。ダイナミックビッグブレードになっているダイナソルジャーが若干哀愁漂う……余ったら槍、みたいなのはスーパー戦隊でもたまに見かけるパターン。

 惜しむらくはダイナゼノン腕部を「武器持ち手」に交換しないとブレードを保持できないため、パーツ差し替え無しの完全合体と言うには微妙なところ。

 

 

発光

発光

 胸部装甲中央部のボタンを押すことで、遅い点滅、早い点滅、点灯を切り替えることが可能。四回目でリセットになる。

 

 

アクションネイル

 今回新規の交換用ハンドとしてローグネイル展開時の手が付属する。

 しかしDXダイナゼノン側の問題で股関節の開き幅が小さいので野獣的なポーズがあまり決まらないのは残念。

 

 

ぶん投げ

 あと武器持ち手も保持力がそこまで高くないので、ダイナミックビッグブレードの投擲ポーズなんかもちょっと厳しい。

 立ち姿でどっしり飾っておくのが一番かな。

 

 

突き上げ

 貫け、ローグカイゼルパワーフィニッシュ!

 

 

 

というわけでグリッドマンUF&ビッグゴルドバーンでした!

まとめ

 最初から玩具販促のロードマップが出来ているニチアサみたいな作品と違って「好評による後付け」が繰り返されていった作品群なので、集大成たるローグカイゼルグリッドマンも実際に組み上げてみると色々と無理は出てきています。ダイナゼノンに補助パーツや交換パーツが必要になってしまう構成やコンセプトが顕著ですね。

 アクション面に関してはMODEROIDに任せる形で棲み分けているのだろう、と言えばそうなんですが。

 一方、集大成に相応しくメッキ! クリアパーツ! 発光ギミック! と豪華さに振り切ったデザインは見事で、飾っているだけでありがたくおめでたい存在感に満ち満ちています。

 今後もグリッドマンユニバース関連の商品は出る予定ですが、DXフルパワーグリッドマンから始まった一連の規格に基づく商品群としてはこれで一区切り(THE合体フルパワーグリッドマン/フルパワーグリッドナイトはこれまでのシリーズと合体互換性なし)で、それにふさわしいゴージャスさには大満足ですね。