郵趣:【補足】マナスル登頂記念切手 | ラクトアーリス CF-Bioのブログ

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(2019年3月に記す)

登山家で環境活動家の野口健 氏が少し前の”徹子の部屋”に出ていました。当時の七大陸最高峰の世界最年少登頂記録を更新した人です。”徹子の部屋”で氏は「何度か挑戦したのにマナスル登頂には縁がないんです」と言ってました。元F1レーサーの片山右京氏は2006年にマナスル登頂に成功しています。

Wikipediaからの画像

 

マナスルはヒマラヤ山脈に属し標高8,163メートルは世界8位で、世界で初めてマナスル登頂に成功したのは日本チームでした。アングルによりますがマナスル山頂の手前にピナクルと呼ばれる副峰(偽ピーク:6,930メートル)があります。両者には1,233メートルの差があります。しかし上の画像の通り”遠近法”のロジックでこのアングルでは手前のピナクルの方が高く見えます。自然の摂理です。

 

1956年に日本人によるマナスル登頂を祝して記念切手が発行されました。日本では当時、このマナスル登頂の成功で空前の登山ブームになったそうで、またこの切手は青い色が鮮やかですし人気の切手でもあります。記念切手のマナスルはこのアングルから実際に見える通りを忠実にデザインにしています。

 

このアングルにおいて、後ろのマナスル山頂を高く描いたものは実際とは異なるデザインということが上の最初の画像を見ていただければ明らかです。