新説:箱根大涌谷の黒卵がなぜ黒くなるか | ラクトアーリス CF-Bioのブログ

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(2019年3月に記す)

今日のドジャース対ロッキーズ戦、ドジャース応援サイドとしては素晴らしい試合でした。8回裏を終わって4対9の5点差でドジャースは負けていました。5点差とは満塁ホームランでも届かない点差。もしそれがあっても1点差で負けるわけです。今日のドジャースはほんとに満塁ホームランで1点差まで追い上げました。その後、3ランが出て2点をリード(ここがドジャース!)。9回裏のロッキーズの攻撃を抑えてドジャースが勝ちました。

この試合の6回に2対7での大谷の20号ソロホームラン。負けゲームでのソロホームランか!って思う人が多かったと思います。試合全体を見れば、この大谷の1点も意味がありました。野球はチームゲームなんだと思ったし、ドジャースは昨年のエンジェルスとは違うチームだというのがよくわかりました。

 

箱根ターンパイクの大観山の売店では黒卵が売られていました。

 

1つ100円で、1つ食べると7年長生きできると書かれています。

 

あら!包装紙には”黒卵”の表記が入ってないです。大涌谷の黒卵との商標の問題でしょうか。販売会社は湯河原になっています。

 

「箱根名物・黒たまごはなぜ黒い。」

大涌谷には複数の温泉池があっても、ゆでると玉子が黒くなるのは、たまご池だけ。大涌谷の蒸気には、二酸化硫黄や硫化水素などの火山性ガスが含まれており、黒い成分は温泉池の鉄分とガスが反応した硫化鉄だというのが「定説」でした。しかし硫化鉄はすごく安定した物質なので、剥いた手や卵が黒くなる(確かに黒くなります!)のはおかしいという疑問から科学的に新説がだされました。

 

黒さの正体はメイラード反応によってできる有機物のメラノイジンだと判明しました。メイラード反応はアミノ酸と糖を加熱して起きる化学反応です。味噌や醤油が茶色いのもこの反応です。黒たまごの黒色に硫化鉄はほとんど関与しておらず有機物由来であることが明らかになりました。

 

大涌谷の黒たまご