地震予測マップとマスコミのコメントの違和感 | ラクトアーリス CF-Bioのブログ

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(2019年3月に記す)

南海トラフ地震という言葉は地震予測の番組やニュースには必ず出てきます。その地震の起こるエリアは真っ赤です。しかし、2000年以降、10名以上の死者の出た地震の起こった場所はほぼ黄色のエリアです。地震の起こる確率は低い%のエリアで大きな地震が起こっているわけで、このマップは機能していません。勿論、これからもしかしたら起こるかもしれない南海トラフ地震や首都圏直下地震には備えなければなりません。

 

つまり、こんなマップは不要で「日本全体が地震に備えること」という啓蒙が必要だと思います。

 

能登の辺りは上の地震予測マップでは黄色よりも大きな地震の起こる確率の国内査定で最も低いエリア(薄緑色)と表示されています。そのため、その辺りには原発もありますし、地震の起こる確率が低いエリアと謳って企業誘致もしていたようです。

 

マスコミのコメントの違和感について少し書きます。上のマップの存在も悪いのですが、マスコミのコメントで「能登は地震に対して油断していた」という言葉が何度も使われていました。この主語は誰なんでしょう。一般市民が油断していたと表現したとすると大変失礼です。地方自治体に言っている可能性はありますが、被災した地に後付でそれを言うのは酷でしょう。

 

最近のマスコミのコメント、自分たちは一段高いところにいるようなコメントも以前より聞くようになって引っかかるものを感じます。