少年マガジンで、昔連載していた麻雀の熱血マンガがある。
タイトルは「勝負師(ギャンブラー)哲也」。時にはカネ、時には命をかけて
麻雀を打(ぶ)つ、実在した雀士『阿佐田哲也』の半生を描いた
マンガである。
もちろん、麻雀がメインのマンガなのだが、主人公の哲也が、自分の
師匠となる房州さんと、神社で参拝客の爺さんが賽銭を入れる・入れないで
勝負をしたことがある。
哲也は、入れると言い張ったが房州さんは、「入れない」と静かに言った。
そして爺さんは賽銭箱に向かってカネを投げ入れ…哲也の勝ちと
思った瞬間に、房州さんはその賽銭を入る寸前に奪い取り、
「入らなかったな…オレの勝ちだ。坊や」と静かに言い放つのだ。
そして、哲也は博徒の道へと足を踏み入れるのだ。
オレの親友、そして参謀…相談役の中でもコバは……
いつもヒートアップするオレをなだめる重役の一人である。
今日のネタは、カネのないこの状況で、「いかにしてローズの誕生日に
逢いに行くか」である。コバのいつもの口癖は『…やめとけ』である。
さらに今日は、もっともらしい言葉が続く。
「破産の免責が下りたばっかりの人間がやることか考えぇ。」…い、痛ぇ。
しかし、コバの言うのは間違っちゃいない。堅実かつ、リアルを生き
家庭を持ち、2児の父として生きている。そんなヤツが言うのだから
自己破産についても、百も承知しているコバの言葉には重みがある。
仕方ねぇなぁ…花束でも届けるかぁ……。なんか
あきらめを決め込んだ、ルパン3世のような台詞がオレの口から
出たのだが……
直後に、もう一人の親友から電話がかかってきた。ケンゴだ。
そして要件はというと「土曜日に競馬に行こう♪」だった。
ケンゴは今でこそ、競馬をたしなむ程度だが…そうでなかった頃は
数十万単位で「勝ち負け」に明け暮れていた時期があった。
ケンゴに連れられて、万馬券を引き当て、¥1000が「¥20000」に化けた
そんなこともあった。もちろんその後…勝つことはなく、オレ自身は
競馬にはまりこむことはなかったのだが……今回は別だ。
カネがないなら、もうJRAからむしり取る以外選択肢はない。つつましく
大人しく…膝を抱えてるくらいなら、一撃に賭けるのも悪かない。
このままでは『負けも同然』ではないかと思ったのだ
タネは¥2000あれば上等である。誕生日に逢いたい……それもあるが、
『このまま、負けっぱなしでいてたまるか!!!』
何か、そんな気がして仕方がない。
とにかく、土曜日は先コーやめて、勝負師(ギャンブラー)になります。
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