一昨日、ローズともっと居たかった。しかし、ローズは
『明日はクリスマスイヴだから、明日おいでよ』そう言われたので
オレは、後ろ髪をひかれる思いで、ローズの店を去ったのだった。
やらなくちゃならないこと……仕事の失敗を取り返すことだ。
関係者全員(生徒も)には頭を下げまくり…結果は事なきを得た。
勇気をくれたのは一冊のマンガと、ローズの励ましだ。
オレは、昨日買った23号の指輪を、ショップに頼み込んで19号に
交換してもらった。そして、ローズがやってくるのを待つ。
店に入ると、大胆にも胸元を広げた衣装のローズがオレを
出迎えてくれた。風邪をひいてツライと言っていたが…無理もないな。
店のシステムでは、2時間で1万なのだが…今日は1時間で
帰ろうと思っていた。しかし……ローズの魅力には負けてしまった。
残り少ない万札を、思い切ってローズに手渡す。まぁ…いい。
オレは真っ先に、昨日のポカを取り返すことにした。
新しい指輪は、ローズの中指へと納まった。『絆だよ』と言うと、
どういう意味?と言葉が返ってくる。
『オレとローズをつないでいるんだ』そう言うと、納得してもらえた。
店ではカラオケ大会をやっている。オレも「アクアタイムズ」や
TMネットワークで乱入した。
店の女の子が、クリスマスの歌をカラオケで歌い始めた。
早速、オレも持ち歌の「クリスマス」をリクエストする。
ローズが、痛むのどでBOAのメリクリを歌い終え、オレの番が来た。
思いっきり「裏声」を使って一気にうたいのける。宴はここで
お開きになった。
今日はオレの誕生日である。
日付が変わって20分後…『誕生日おめでとう♪』と、
ローズからのお祝いの電話があった。とてもうれしかった。
オレは一人ではないことが…少なからずわかったからだ。
ローズ、ありがとう……愛してるよ。
昔は、「愛してる」って言っただけで怒ってた頃が懐かしいね。