オレはマガジン・サンデーをよく読んでいた。今でこそ
「一冊に1本」しか読むマンガがないが…高校・大学の頃はまさに
『黄金時代』だったろう。その中でも少年マンガでマージャンを
テーマにして心を掴まれたマンガがある。タイトルは
『勝負師(ギャンブラー)哲也』である。実在したマージャンの打ち手
阿左田哲也をモチーフにしたマンガだが、その1シーンに
主人公の哲也の師匠、房州さんがサイコロを振って
『必ず、二つとも1を出す』と、練習を毎日欠かさないと言ったら
行きつけのスナックのママにこう言われるのだ。
「怠惰を求め、勤勉に行き着くってこのことね」と……。
この日、房州さんはサイの目をしくじり…マージャンから足を洗うのだ。
オレは今日、外貨為替の本を買ってきた。
株はあまりにも種類が多くて、なおかつ手数料もかかる。
チャートの見方もややこしい。どうしていいかわからん!そんなことを考え
本屋に行って、投資・投機関連の本を読んでいた。
すると、前から気になっていたのだがFXこと『外貨為替』の本がある。
試しに手にとって読んでみた。
4000銘柄以上ある株よりも、10数種類のドル・ユーロ・ポンドなどが
アタマの悪いオレにでも扱いやすい気がする。
そして、稼ぐカラクリもレバレッジ(てこいれ)スワップポイント(金利差)
だけと言ってもいいくらいで、これから稼いだカネを元手にすれば
より、多くのカネを手に出来るかもしれないのだ。
オレは本を持ってレジに向かった。カレーが買えなくなるのは
ちょっと痛いが、将来餓えに苦しむのはもっとイヤだ。
本を手にして、読み進める。そしてインターネット・モバイルなどで
外貨の世界情勢を見てみる。……相場なんて無縁だと思っていたが
カネが生き物のように動いてるのがわかる。
いい加減に休みたい。カネの不安ナシで…そう思って相場を見ているが
結局、賞金を手に入れるために努力し、『勉強』しているわけだ。
実を結ぶことを信じて、続きを読もうと思う。