「……ふざけるな。」パソコンの画面を見てオレはつぶやいた。
見ていたのは、アルバイトの管理会社のホームページだ。
バイト募集に携帯サイトから応募して、やっと食いつなげると思った…
のはつかの間の夢だった。
葬儀屋の手伝いも、アンケート調査も、面接待たず『不合格』
オレが、何したってんだ…。バカヤロウ。
唯一、気になる点はある。「年齢だ」おそらく、夏休みの大学生たちも
遊ぶ金、生活費を目的に働いて稼ごうと考えているに違いない。
となれば、オレの年齢は応募者の中でも悪い意味で…
『浮く』
オレは、携帯サイトを見るのをやめた。汗かいて、やりたくないことやって
わずかばかりの金に頭を下げるなんざまっぴらだ。
それよりも、もっと手近な方法でカネが向こうからやってくるほうが
オレには合ってる。
さぁ、オークションの続きにかかろう。
オレはバイトなんざ、金輪際ゴメンだ!