携帯サイトは、嫌というほど探しまくった。しかし、どのバイトも『何か納得いかない』
そんなこんなで日付も変わり、ダチ公のコーキから、「吉野家に行くぞ」と電話がかかってきた。
コイツとは、地元に帰ってからの付き合いで、早10年になる。
オレは、シードルを一本取り出して、ヤツがマンションに乗り付けたときに、手渡してやった。
夏休み頃には、結婚するらしいので、彼女と『一献』やってくれればいいと思ったのだ。(とりあえず、シードルはあと4本残っている)
礼代わりに、Hでアホなマンガで…オレが大好きな『ユリア100式』の最新巻を貰い、隣町の吉野家まで、ドライブがてら出かけたワケだ。
豚丼の特盛、半熟玉子をかきこみ、すっかりゴチになったところで、バイトの話しになった。
コーキも16から、様々な仕事をしているのだが…
病院でおなじみの、『献体』をホルマリンのプールに沈める…という仕事もあったそうだ。
もちろん、沈めるだけが仕事ではない。電話がかかってきたら、病院の解剖実験の『パーツ』を切り出して、持って行くのだ。(つまり、胴体持って来て!と言われたら、不要なパーツは切断する)
今でも、ノコギリの感触が手に残っているそうだ。
仕事!と割り切ってしまえば、きっとオレもやるだろう。
さて、目が覚めると10時半過ぎだった。地元の海沿いのホテルが、時給1000円だったので、場所を確かめようとタウンページを探しに外に出た。
2件目のコンビニで、前のマンションで上の階に暮らしていた女子高生に会った。
久しぶり~であいさつが始まり、バイト探してると言うと彼女は『深夜\1000』で募集中だよ♪と、オレに教えてくれた。
ざっと、\7000はある、しかも『近い』前にもコンビニで働いていたから、ノウハウはわかっている……。
んー……知らない土地に行くよりも、『顔馴染み』の一人でもいてくれた方が、きっといいハズだ。
今から、焼き肉を喰いに出かける。そのあと、履歴書を書こう。