実業高校の卒業式、招待にあずかることにした。
郵便局のポストにて、出席の葉書を放り込む。そして気付いた・・・。
卒業式……いつだった?!!
オレは世話になった、文芸部顧問の図書の先生に
連絡をいれ、日付を確認し一安心した。ところが・・・・・・
その日先生は、学校勤務の娘さんのところに行くため
いないとわかりがっかりした。
原因はイヤと言うほどわかっている。
向上心のまるでない部員が文芸部に流入してしまい
徹底的に先生の方針に逆らったのだ。
オレも、こいつらには煮え湯を飲まされるほど
完全に頭にきている。目の前でくたばろうが知ったこっちゃない。
振られたから自殺したい…オレは車をそのガキの
家の近くまで走らせた。本気で心配したのだ。
ところが、待ち合わせ場所に来たとたん、出てきたのは
文芸部のバカガキども…オレはこの一件以来、
奴らとは距離を置くことにした。奴らも十分からかって
満足したのだろう。オレとは口を利かなくなった。
そして、一年がたって
顧問の先生にも見捨てられているのなら、所詮
奴らは『クソガキ』のまんま、学校から押し出され、この社会の
荒波とやらに溺死してしまえばいいのだ。
オレは、あの文芸部員には「完全無視」を決め込むつもりで
いる。All or nothing 奴らに掛ける言葉など
ビタ一文ありゃしない。
あと、数日の卒業式・・・何がオレを待っているのだろう。