コンビニにまつわるエトセトラ with『生徒♪~』 | 元教師・ayanamigagaの航海日誌ヽ(`Д´)ノ

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学校批判・文科省批判・その他徒然に。

今のオレは、闇夜に暮らす『ダークストーカー』

とはいうものの……恵まれてはいる。仕事は時々間抜けをやるが

オーナーが、神様・仏様のように懐の広い人であるおかげで

今日を生き延びている、コンビニの店員として。




コンビニでは、生徒との忘れられない

「大失敗な思い出」がある。





教員から、またプーに突き落とされ、一時…某自動車メーカーの

期間工をやっていたことがある。

(とはいっても3ヶ月で体を壊し、クビ同然の退職を余儀なくされたのだが)


延々とベルトコンベアーを流れて来るクルマのできそこないに、

ひたすらドアを仮止めしておくゴムをかけ続けるのだ。

これをやらないと、コンベアーの上でドアが開き…クルマが

ドアもろとも『大破』する。というか10数台は大破させてしまった。


心配する声ではなく「怒声」が響く。『人間を機械のように扱うところ』

それが、自動車会社の『期間工』なのだ。おぞましいことこの上ない

生徒たちには決して真似してほしくはない。……だから。






そんなある日のことだ。仕事を終え、帰宅しようとしたら

途中でいきなり車が停まってしまった。世話になってるディーラーに

電話を入れ、幸いなことにMT車だったので、クラッチを

踏み続けたまま、自走して「とある街」へと乗っていったのだ。




この街は、

二度と中学校では働きたくない!

とオレに決意させた街でもある。





それだけ、生徒は学校では言うことを聞かず

保護者も権利意識の塊だった

(要は、バカ!ためだ。



懇意にしている日産の営業の人に、駅まで乗せてってもらい

礼を言うと、オレは街灯の下で所持金を確かめた。

五千円が一枚・千円が二枚、7000円はある。

とりあえず、喉が渇いている…水でも買おうと

視界に入ったコンビニへと足を運んだ。






ドアを開いたとたん「先生!」と声が飛んだ。ふと見ると

当時の悪ガキが、オレの目の前にいる…。

リュウ・ユウキ・トシアキの三人だ。


「なにやっとんの、こんなとこで?」と言うので、

「今は期間工だよ。…車が壊れたから電車で帰るんだ。」

「期間工、もうかるじゃん!すげー。」

「すごかねーよ、大人になれば真実がわかるさ」


オレは声をかけてもらったことがうれしくてたまらなかった♪


三人のうちリュウは、あまりの「悪さ」で

保護観察までついたらしい。

ヤツは7時には帰らないとまずいというので





「欲しいもんもってこい、おごってやる!」とオレは言った。

どうせ¥7000はある、いっとけ!そんな感じだ。

連中も「いいのかよ?」とか、そんなびっくり顔だった。




で、連中ときたら、学校では全く見せないすまなそうな笑顔で

お行儀よく…「一個ずつ」何かお菓子や、フライドチキン

カップラーメンなどを持ってきた。当時しか知らないオレは

すっかり拍子抜けしてしまった。

ここは買い物の見本を見せてやる!

かごをもていぃ!




唖然としている連中を尻目にオレは、片っ端から

かごが一杯になるまで」菓子や弁当

果ては、ハーゲンダッツのアイスまで放り込むとレジへと運んだ





ただ、そこでちらっと「嫌な予感」がしたので、財布を確かめる。

予感は大当たり・「ウソだ!!!¥3000しかない!」


連中は、レジから離れたところから待たせておいたので

アイスをキャンセルして、ギリギリ足りたので事なきを得たが、

バレたら面子が立たないどころか丸つぶれだ。やれやれ






7時に帰るリュウに、弁当を渡し、

「明日の朝にでも食えよ」

と言うと大きく手を上げて自転車を走らせて行った。

菓子とジュースも、オレ以外のみんなで分け、オレは水だけ

持って「先生ーありがとー!」の声に後押しされて、店を出た。





さて、困った…。電車代がない

もっとも、黄色い電灯の下で

札を確かめたオレがヴァカなのだ……。








幸い、口座に……『\4000』残ってた。

神様がいるとしたら粋なはからいだわな♪