オレが、非常勤講師をやめてからのことである。
昔、世話になった先生が『高校』の講師の話を
自分に持ってきてくれた。
その学校も実業系の学校で、
「話は通してあるから面接に行け」と言われ、
オレは『また常勤講師で働ける』と信じて
その学校に行った。
しかしそこの学校の教頭は、後から考えればの話だが
腹黒い婆あだった。(ここで講師をやってさえいれば
あのような期間工などやらずに済んだし
借金だって増えなかっただろう。 たぶん)
話を通しておきながら、しゃあしゃあと
「他にも候補の人がいるんですよ。」などと抜かし
唖然とするオレをさしおいて面接はさっさと
終わってしまった。
結果は、不合格だった。怒りをこらえつつ
先生に『ダメでした』と電話を入れると
『こっちもあんな話は聞いてなかった』そう憤慨してくれたが
オレの一番の失敗は
「頭髪」などの身だしなみだったそうだ。
カネがないから、その街までのガソリン代に手持ちの
現金を費やしてしまい、散髪など心にあらずだった。
言い換えれば\1500前後の支出をしなかったため
みすみす、400万の現金を逃したと思っていい。
授業料は高くつき、逃がした魚はとかくでかかった…。
人間は見た目ではない。でも
短時間で判断するには
いい靴を履き、頭髪もすっきりさせ、クリーニングを
済ませた服を着ているほうを「立派」だと思うだろう。
各教育委員会、もしくは学校に履歴書を持っていくときも
願わくば参考にしていただきたい。
腹立たしいことだが、
『人間を見た目で判断するのだ。
偉い立場にいる輩共は』