ブログネタ:心に響いた言葉
「このままで、いいです。」
これが、オレの心に響いた言葉だ。
誰が言ったかはわからない。・・・そりゃあ、そうだ。
『無記名のアンケート』だったのだから・・・・・・。
腐れ村から出て数ヵ月後の4月
オレは町の小さい中学校にいた。身分は
「臨時採用」要はまた、常勤と言うわけだが
今度は、雇用保険がないために、わずかばかりの
退職金が出て終わりである。
(もっとも、それを知ったのは雇用を斬られる直前
来年の採用はないと聞いた後の話だ。数年も繰り返し雇用され
退職金を貰い続けてるやつもいたが・・・)
一年生の担当だったのだが、うつ状態が激しくなったのは
夏休みを過ぎてからのような気がする。
とある、男子生徒と言い争いになり、
(元気が有り余っていたのだろう・・・授業中、よく怒ったのだが)
ある日、授業の進め方について、怒鳴りあいになってしまい
ヤツは教室から
出て行ってしまったのだ。
走って、保健室に逃げ込んでしまったヤツを
追うのをあきらめ、残った生徒たちに聞いた。
「正直言って、先生は何ヶ月しかキミらと過ごしていない。
だから、どうしたらいいのかわからないことがたくさんある。
・・・どうしたらいいのか教えてほしい・・・頼む!」
半ば、勢い込んで生徒に頭を下げて頼み
紙をくばって、名前は書かなくていいからと言って
教員用の机で腰を落とした。
生徒はそれぞれの想いを、拙くとも『一生懸命』
紙に書いている。
終業のチャイムが鳴り、『どぎつい意見』『考えさせられる意見』
いままでの俺の言葉が『反映した意見』を伝えられ…考えながら
見ているうちに、ぽつり・ぽつりと
合計6枚の「このままで・今のままでいいです」
に・・・ほろりとした。
(がんばれ・・・もあった)
今のままでいいはずがない、でも・・・
『いい』と信じて生徒が6人、ついて来ているのだ。
悲しいとばかりはいってらんない。
せめて6人だけでも『満足させたい!』次の日からは
その一心で、授業に・生徒に向かった。
当時の中1だった彼らも、もう高校生、もしくは
社会の波に乗りはじめたばかりだろう。
願わくば、オレのような『修羅』(バカ)のごとき真似は
してもらいたくはない、な。(苦笑)
