職員演劇「あめんばタロー」2006 | 元教師・ayanamigagaの航海日誌ヽ(`Д´)ノ

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クチコミネタ:文化祭・学園祭の思い出

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例の商業高校にて、オレはいわゆる『新参者』である。
この学校には、伝統行事で「職員演劇」なるものがあり、転入された先生・新卒そして
オレのような臨時講師などが参加することになっていた。

しかし、文化祭のひと月前オレは・・・演劇部の部員から残念そうな様子で
話を聞いた。「今年の職員演劇は、なくなるかもしれない」というのだ。

と、いうのも長年演劇の脚本を書いていた先生が転勤してしまい・・・舞台の指導はおろか
『まっさらの白紙状態』だというのだ。生徒会の先生も「検討中」と言葉を濁さざるをえず
生徒のさびしい気持ちは十二分に伝わった。オレは言った。


「会議には、オレも参加する。安心しろ、断固中止には反対してやる。」生徒たちの表情がいっぺんに明るくなった。


さて、会議当日である。脚本は司書の先生が「寸劇あめんば太郎」(仮)なる、某童話を失敬し、
話しは生徒会の先生から切り出された。やるか・やらないかである。
「……どうでしょうか。」の言葉に、誰も言葉がない。2分後オレは、新参者のクセに生意気を言ってしまいますが
とお詫びし、提言した。

「普段、自分たちは『授業』のなかでしか、自分を表していません。だから、違った一面もあるんだよって見せてやるべきだと思うし、昨年『職員演劇』が楽しかったと言って、楽しみにしている生徒もいます。敢えて、自分はやるべきだとおもいます。」と言った。この一言は、生徒会の先生に大変褒められた。

で、演劇の配役となったのだが・・・・・・新卒の先生が主役を嫌がってしまい、あろうことか
「自分が主役になってしまった」(苦笑)(もう一人、先生が出てくれて3分の2に負担が減った)

小学校・中学校・・・オレは片っ端から主役から逃げて・逃げて逃げまくってきた。いわゆる臆病者かつ
卑怯者だ。しかし、先の発言もだが・・・何より生徒の『笑顔』が見たかった。やらねばなるまい。


3週間近く、放課後は練習が続いた。時にはアドリブもいれ小道具もつくり、セットは演劇部の生徒が
一生懸命作ってくれた。
最後はダンスで締めなのだが・・・リズム感のないオレは、しょっちゅう生徒に怒られ「なるべくカンタンに」自分で
アレンジして、本番を迎えた。

女子生徒から、悲鳴のような「キャー!」があがる。(じゃかしいわい・苦笑)

で、一日の稼ぎがなくなったというところでアドリブ。「明日も一日、がんばりましょう。・・・せーの、ぶぃっ!!」

「ヤダー!」「キモいー!」「キャー!」・・・・・笑うに笑えん。ところが
2パート目、男っとこ前の先生が出たとたん
明らかに「キャー!」の種類が違う・・・なんなんだ、この扱いの違いは・・・・・・。(苦笑)

さて、寸劇も終わりに近づき、「貴方はだあれ?」の場面になった。
思いっきり、歌舞伎のごとく大見得をきる。

「アメーバ村の、アメンバ太郎でぇぇい!」

「ぎゃー・・・・いやだぁぁぁぁ!きもいーーー!!!!!」なんて素直な反応だろう・・・・・・(苦笑)


最後はサンバで締めて、職員寸劇は無事に幕を閉じた。
(しかも、HGのフォーまで決めた!笑)

その後


「思いっきり生徒たちから、ツッコミを喰らったのはいうまでもない。」


しかし、これほど愉快な思い出は・・・そうは見当たらないというのも事実なのだ。ありがとよ。生徒諸君♪