冬の手作りキット、色々ご用意いたしました。
14日21時販売開始です。
さて。
生地の裏表がわかりにくい時、ありますよね。
そんな時、耳を見て見分ける、というのは、
みなさんご存知と思いますので、
今日は、
虫の目で見る、鳥の目で見る、
という話。
木を見て森を見ず、なんていいますが、
虫の目で見る、とは
木、どころか、葉っぱをみるということ。
鳥の目で見る、とは
森を見るということ。
裏表がわかりにくい、そんな時は、
まず、虫の目で生地を見ます。
洋裁ルーペを使って、生地のアップをみます。
これは、文化服装学院の購買部に売ってるはず。
洋裁ルーペは、こんな風にメモリがついているだけで、
普通の、こんなルーペでも全然問題ありません。
ルーペで見てみると、
なんとなく、表裏の感じがわかります。
それでも、
見分けがつかない時。
今度は、鳥の目で見ます。
生地を大きく広げて、遠くから俯瞰してみます。
虫の目で見た時には見えなかった、
全体の生地の質感が見えてきます。
この時、毛並みのある生地の場合、
撫で毛側から見た時と、
逆毛側から見た時の感じも変わるので、
それに惑わされないように、
表地側と裏地側の全体の質感をみます。
そうすると、「こっちが表よ!」と生地が言ってるのが聞こえてきますので、(嘘)
生地の声に耳を傾けてあげてください
(引かないでー)
耳をみる
虫の目で見る
鳥の目で見る
それでもわかんなかったら、
それは、どっちでもよし!
(ただし、こっちが表、と決めた方を一貫して表とすること)
言葉ではどうしても伝えにくいけど、
数をこなしていくと、だんだんわかってくるかも。
あんまり頑なに考えなくていいと思う。
だって、よーくみてもわかんないなら、
どっちでもいいんだよ。
趣味で自分の服を作るんだよね?
売り物にする訳じゃないよね。
気楽にいこー。
明日夜発売。