ユザワヤネタが続くけど、許してー。
こないだ、蒲田のユザワヤに行ってきました。
そこでふと、以前生徒さんがよく言っていたことを思い出しました。
「素材の名前とか、よくわかんないし。
どんな生地を選んでいいか、わかんない。」
もうこれは、数稽古だと思う。
生地の目利きができるようになれば、
日暮里みたいなところは宝さがし感が楽しいけれど、
素材のこととか、よくわかんないっていう方は、
ユザワヤみたいな、ちゃんとした生地屋さんというのは、とっても勉強になるところだと思います。
生地の出自が明確だから。
例えば、
こんな風に、ちゃんと、その商品の素材が書いてあります。
「あー!ポンチニットって、よく聞くけど、
なるほど、これがポンチニットなんだー!」
って、実際にその場で生地を触って確認することができます。
これがネットショップだと、
そういう訳にはいかない。
実際に購入してみて、手元に届くまで、
触ってみることが、できません。
それが実際の店舗だと、触り放題!
そして、出来れば、
その場でネットでポンチニットの特徴を調べてみて、
触って確認して、また調べて、を繰り返していくと、
だんだん、素材の名前と特徴が自分の中で蓄積されていきます。
もっといいのは、実際に買ってみて、
何か一着縫ってみること。
1着縫いあげるころにはもう、その素材の質感が
しっかり手指に残っています。
そして、きっと残布がでるので、それを20センチ四方とか
30センチ四方にカットして、
素材の名前と特徴、
購入した時の値段、
作ったもの
などなどのメモと一緒に保管しておくと
何か仕上げる度に、
自分だけの素材の見本帳ができて、
自分だけの「ソーイング・ログ」にもなるし、
素材の勉強にもなるよ。
ほっほう。
これはエステルスムースという生地なのね。
どれどれ、手触りは?
ふむふむ。これは、コール天というのね。
生地屋さんは、学びの宝庫だよ。
アニーロバッグのサンプルが出来ました。
撮影、編集があがってきたら、準備紹介しますね。