「幸せはお金じゃ買えない」というフレーズをよく聞きますが、
さて、どうなんでしょう。
これは、「お金持ち＝幸せ」ではないっていう意味で捉えている方も多いかもしれませんが、
「幸せ」というのは、どこかのお店に商品として陳列され、幾ら出せばこの位の幸せが、
もっと出せば、もっと大きい幸せが買える、というように売買できるものではないよ、ということらしいです。
「サイコ」っていう映画に、
「お金は不幸を遠ざけるためのツールだ」とかなんとか、そういうニュアンスのセリフが出てくるのですが、
確かにお金があると、不安や不快が軽減されますね。
なんで急にお金の話をしたかというと、
それは単純に、つい最近、こんな本を読んだからです。
この本、Kindle Unlimited で無料で読めるので、
Kindle Unlimited を契約している方は、ぜひぜひ読んだらいいと思います。
この本、何から何まで共感の嵐です。
そもそも、タイトルが秀逸じゃないですか。
「幸せをお金で買う」だなんて。
内容としては、
「幸せを感じられるお金の使い方」なんです。
なのでそういうタイトルにしてもよかった訳ですが、
わざわざ「幸せをお金で買う」というタイトルにしたのは、マーケティング的戦略も感じます。
「幸せはお金じゃ買えない」という、ある種のテーゼにぶつけてきたアンチテーゼにも感じます。
アンチテーゼとは？過去記事参照してください。
この本、タイトルだけじゃなく、中身も素晴らしく。
お金の使い方で誰もが経験した、あるあるな事例や、
うすらぼんやりと感じていたことを言語化してくれたスッキリ感や。
なるほど！そういう考えもあるかー、という
いいこと聞いた感など。
必ずしも、お金いっぱい持ってなくても、
幸福感や満足感を得られるお金の使い方をしよう！
と思わせてくれる本です。
不幸な金持ち より
幸せな一般人 でいたいじゃない？
ちょうど、今読んでる雑誌に、地位財と非地位財についての記事が載ってました。
地位財と非地位財については、過去記事に書いたかも
本によると、経験にお金を使うことを推奨しています。 「モノより思い出」ってやつです。
脳科学的に、人間は「思い出を美化する」傾向があるので、経験にお金を使った場合、
幸福度は後からどんどん増すらしいのです。
これには私も大きく共感することがあり、
このブログでも、何度も自慢していることですが笑、
私、人生最大の目標であった
富士山登頂とフルマラソン完走を果たしているんですよ！
それ以来、富士山や、自分が走ったマラソンコースを見るたびに、じわじわと幸福感を感じます。
マラソン挑戦に至っては、
大会参加費やシューズやウェアはもちろん、
実はマラソン関連のイベントに参加したり、
ジムに入会したり、
パーソナルトレーナーをつけたり、
色々お金を使いました。
「経験やチャレンジにお金を使う」というのは、
間違いなく、幸せになるお金の使い方だと
身をもって感じています。
他にもこの本では、
「やらなかった後悔は後々大きくなる」とも書かれています。そうそう、これも思い当たる。
私が少しのお金をケチって後悔していること。
それは、ファーストクラスに乗るという
「特別な経験」をしなかったこと。
数年前に、旅行で大阪に行きました。
その時、8000円の追加料金でファーストクラスにアップグレードできますよ？
と言われたのですが、
その時の私、8000円をもったいなく感じてしまって、
断ってしまったの。
ファーストクラスに乗るなんて経験、
めったに出来ることじゃないのに。
あの時の判断は未だに後悔しています。
乗りたかったー。ファーストクラス！！
今あるお金で、
今の収入で、
お金の使い方をちょっと気にするだけで、
人間は幸せになれる。
いいお金の使い方をしましょうね。
diditsewingの作り方レッスン、
買っただけで満足しないでぜひ作ってみて欲しい。
チャレンジした経験、出来なかったことができるようになる経験は、間違いなく幸福感があがります。
↑ 昨日撮影した写真、トップページに貼りました。
みてねー。