「服がない」 と言うので、
駅伝を見てから初売りに出かけました。
人気のお店の福袋は売り切れていましたが、
あっちでもこっちでも、福袋を売っていました。
福袋って、昔は「お店の売れ残りを適当に詰め込んだもの」っていう印象がありましたが、
今は違いますよね。
各店、出血大サービス。
ネット社会になった今、福袋のレビューや
ネタバレが拡散されちゃう時代。
やっと、正直者がバカをみる時代は終わりました
という記事にも書きましたが、
信頼は未来への期待
信用は過去の実績
人は信頼で物を買って、
信用でリピーターになるのです。
中味の見えない福袋。
いいものが入っているかも!という期待(信頼)で
買い、
本当にいいものが入っていた!という感動(実績、つまり信用)で、来年もまたこのお店の福袋を買おうとリピーターになるのです。
仕事をしていくなら、信用も信頼も大事。
だけど、それよりも、もっともっと大事な、
たったひとつのことがあります。
その、一番大事なたったひとつのこと。
信用も信頼も、それの上に成り立っています。
それがなければ、結局なにをやっても上手くはいきません。
それは、動機。
世の中の全ての仕事は
「誰かの人生をよりよくするためにある」
と私は考えていて、
全ての仕事は、誰のどんな人生をどんな風に、
よりよくしてあげたいか、という動機に基づいたものであるべきと考えています。
自分が儲けるために人の人生をめちゃくちゃにする仕事は詐欺師といって、いつか閻魔様に舌を抜かれてしまいます。
私たちの仕事も、「買った人しか中味が見られない」という点では福袋と同じ。
中味をみたときに、ガッカリされないように、
内容と金額のバランスがおかしくないように、
そしてなにより、お客様の洋裁人生がよりよくなるように、
新年そうそう、気を引き締めてやってこーね!と
(ライン上で笑笑)ゆるーく円陣組んで、
仕事始めと相成りました。
今年も、サクサクソーイング、磯子洋裁教室。
一生懸命がんばります。
どうぞよろしくお願いします。