防衛医大第9期同期会 | 『健美同源』ークロスクリニック銀座石川院長のブログー

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週末は、出身の防衛医科大学校第9期生の同期会がありました。

1988年(昭和63年)卒業なので、
卒後26年経ったことになります。





防衛医科大学校は埼玉県所沢市にある
自衛隊の医官(昔でいえば軍医)の養成学校です。
医師になるためのカリキュラムは、他の大学医学部となんら変わりないのですが、
学生時代は、自衛隊の幹部(昔でいえば将校)になるための訓練も同時に受けます。


全寮制で、規則も厳しく、
一般の学生さんとは一線を画す生活をしていたと思います。
授業料は全額免除、特別職国家公務員の身分が保障され給与もでます。
授業料が無料と言えないのは、卒業後医師になると9年間は自衛隊に勤務する義務が生じ、
自衛官を辞すには、授業料相当の償還金を払う必要があり、
その額は、かなり高い私立大学医学部の6年間の授業料に匹敵します。


多感な18歳~25歳くらいを
特殊な環境のなかで同じ釜の飯を食った仲間は、
若干歳を取って、姿かたちが変わっても
誰が誰かすぐに判別がつきます。


自衛隊医官、大学の教職、
勤務医、開業医と道は様々に分かれていますが、
面白いくらい性格は変わらないものです。

自衛官では、将補(とっても偉い階級)
教職では、大学教授もいるのですが、なんだか不思議な感覚です。
まあ、それなりの歳になったということですね。


恒例により、
2次会は麻雀仲間と学生時代と同じレートで麻雀しました。
もちろん徹夜です。


学生のころは、若気の至りで、
何時間ぶっ続けで麻雀打てるかとか
何日連続で徹夜マージャンできるかとか
旅行しながらひたすら麻雀打つとか
麻雀がらみの訳のわからない挑戦しました。


30代のころは、
メンバーの結婚式には必ず集まり、
前日から徹夜マージャンする掟がありましたが、
私は自分の結婚式の朝5時まで麻雀打ってて、
式の間、目を開けて眠っていたので、結婚式の記憶が全くありません。


自衛隊では、不眠で夜間行軍する訓練も経験しましたし、
医師になっても救急や形成外科で朝まで手術するなんてざらでしたから、
50代に突入しても、徹夜が全く苦にならないのは
若いころ鍛えた賜物でしょう。


今でも、同期のメンバーと卓を囲むと、
打ち筋、口癖、共通言語が学生時代と同じで、
30年前と変わらない時間が流れるようなタイムスリップ感で、
気分も若返ります。


徹夜したのにリフレッシュできるってのは、
何とも不思議で嬉しいものです。