純ジャパ母の独断と経験をもとにした、インターナショナルスクールの学校選びについて第9回目。(前回の記事はこちら)
アメリカンスクール受験と平行して、カナディアンスクールの団体キャンパスツアーに参加します。
こちらは創立10年ほどの学校ですが、カナダのアルバータ州の卒業資格が得られます。
最近かなりマーケティングに力を入れていて、空港の国際線ターミナルに学校広告を出していたり、息子の好きなロボティクスにおいては、マカオから有名な先生を引っ張ってきたりして、その存在感を増しています。
※学校HPからお借りました
ここはアメスクとは対照的に、ヨーロピアン調の建物。ハリーポッターが出てきそうです
英語教育にはかなり力を入れている、ということで、高校卒業後の海外大学世界トップ100の進学率100%!!(2016-2024年平均データ)
また海外大学世界トップ50の進学率は70%を超え、
子どもを海外留学させたい、
子どもが海外パスポートを持つ
中国人富裕層が好みそうなデータです
そのあたりを意識しているのでしょうか、説明はすべて、英語の後に中国語の同時通訳が入ります
キャンパスツアーを仕切ってくれた副校長先生が、とことん追求した英語のカリキュラムについて自信を持って説明してくれます
また、ここはキャンパスに寄宿舎がついており、G7以上の希望者が入ることができます
駐在員でも、転勤となった時に、子供だけでも学校に残る選択肢も作れるので、海外大学留学を前提とした教育をするのにぴったりの環境です
入学試験は随時受付中とのことで、純ジャパ息子のアメリカン不合格が判明した当日に、出願しました。
アメスク受験で合格に届かなかった純ジャパ息子、カナディアンスクール受験に弱気になっていました
「ぼくさ~もう転校するって友達に言っちゃったのに」
(おい、もう言ったんかい…)
「これでカナディアンも落ちたらどうしよ、かっこ悪い」
「いいじゃん、今の学校に通い続ければ。アメスクもまた来年チャンスあるしさ!」
「そうだね、だめなら来年も受けるわ!」
出願は出願システム上で、
入学希望者の基本情報を入力します。
提出書類は
パスポート
直近の成績証明書
くらいなので、アメスクに比べるとかなりシンプルな印象です。
そして受験料一人2,000人民元(約4万円)をWechat経由で支払います。
その後、WeChatでアドミニから連絡が来て、入学試験の日程を調整します。
我が家の場合は、
3月末で中国の大型連休直前だったこともあり、こちらの要望に応じて、翌日に入試をアレンジしてもらいました。
(後編に続く…)