純ジャパ母の独断と経験をもとにした、インターナショナルスクールの学校選びについて第8回目。(前回の記事はこちら)
娘の試験が終わって数日後、今度は息子の試験案内がきます。
メールで、1週間後の午後の2時間、学校で筆記試験を受けるように指示があります。
息子を1日休ませて試験に挑みます。
当日、学校に着いて門番を訪ねます。
受験者名簿が置いてあり、約10名ほどの名前が並んでいます。(ほぼ中国名)
保護者は校内に入れないため、純ジャパ母は一回自宅に戻って待ちました。
2時間後、息子を迎えに行くと、どうやら1時間ちょっとで試験は終わったらしく、他の受験生たちは待機していた親たちと帰ってしまった後のよう。
ちなみに、インターに通うような中国人のご家庭は、もれなく車(しかも超高級外車)でいつでも子どものアッシー君(死語)として送迎しています。
不安いっぱいで試験を受けてきた息子、一人取り残されてすっかりふてくされていました。
謝りながら、試験内容を聞くと…
・MAPテスト
・英作文2本
MAPテストは、最後いつものように本人向けスコア画面が出たようです。
190点。
英作文は、1問目は何を聞かれているか分からず書けなかったと。
2問目は、友達への手紙ということで、これは親友宛に書くことができた。
MAPテストは前回学校で受けた時より少し得点が上がっており、本人の実力が正しく反映されたようです
ただ悲しいかな、そのレベルだと、G3くらいの平均値となります…(MAPテスト解説記事参照)
英作文も1問丸々落とし、
正直、厳しいかもな…と思いました。
この時点でもう一つの志望校、カナディアンスクールにもキャンパスツアーの申し込みをします。
そして、その5日後に、今度は面接の案内がメールで届きます。今度も学校のキャンパスで。
息子の場合は、オンラインの面接予約システムが一緒に添付されてきました。
中をあけると、9:00-17:00の間で、30分刻みで1枠上限3名、10スロットほど。
純ジャパ母は運よくリアルタイムでメールに気づけたので、予約ガラ空き。どの時間帯にすれば息子のベストが尽くせるだろうか…と考えた末、10:00開始を選びました。
その後の予約状況を見ていると、始まりと終わりの時間帯から順次埋まっていきました。結局、全部のスロットが埋まっていきました
当日、またもや息子を校門まで連れていき、学校前で待機。
筆記試験では見かけなかったネイティブと思われるご家庭もいらっしゃり、もしかするとこういうお子さんは筆記はパスなのかも??
そして30分後、出て来た息子を迎えます。
「どうだった?」
「うん、できたよ~」
「どんなこと話したの?」
「今の学校は楽しいか、とか、好きな科目とか結構簡単で色々会話できたよ」
あれ、娘のオンライン面接より、難易度低いかも…
すでにお客さん扱い?
嫌な予感がしました
そして、3日後。
予感は的中しました
入試システム上にアップされた合否結果は…
誠に申し訳ございませんが、現時点では純ジャパ息子君はG6レベルの入学基準を満たしておらず、お席をご提供することができません。
ダメもとで、不合格理由をアドミニディレクターにメールで不合格理由を尋ねてみました。英語力向上のヒントにしたかったからです。
返ってきた答えは
将来の受験者のための受験の完全性を守るため、評価の詳細をお伝えすることはできません。
私どもがお伝えできることは、純ジャパ息子君の英語力には、基本的な語彙、文の構造は見られます。日常的な社会的単語も使っているようです。
しかし、当校の厳しいカリキュラムをこなすには、これらすべてが不十分なようです。
英語力の向上に努め、将来、英語に自信が持てるようになった時に、再度出願してください。
ぐうう~~(一応ぐうの音は出た)
なんともビジネスライク、というか全般的にまだまだってことなのね
アメスクの出題傾向としては英語のレベル分けではなく、入学審査のための足切り試験と感じました。
だめなものはだめなので、
次行こう、次!!
気持ちを切り替えて、カナディアンスクール出願に取り掛かります
ちなみに、その2週間後、純ジャパ娘の方は、合格したものの、席がないためウィティングをしてほしいとの通知
結局この学校はご縁がありませんでした…。
(学校選び⑧につづく…)