「丸〆支店」 幕ノ内定食(上)と(並)の考察
お気に入りの仕出屋食堂.
《 丸〆支店 @ 常陸多賀(JR常磐線) 》
アナザー・ライフな場面です.
こちらは私の酒飯に欠かせぬお店となって久しい.
自慢というほどのもんではありませんが,おほほほ.
私はいつも高級品目(笑)の幕ノ内定食をいただくのです.
ではありますが,注文前には毎度アレなのです.
お品書きを眺めてしばし逡巡するのです,実際の話.
一度こちらのオムライスを食べてみたい.
お,カツカレーなんてのもええんではないかい.
麺類にもそこはかとなく食指が動くのです.
ラーメン+おにぎりセットに心がくすぐられるのです.
ではあるのですが,結局のところはアレなのです.
幕ノ内の誘惑には抗えぬ男なのです,実際のハナシ.
おなじみ幕ノ内定食(並)です,いかがでしょうか.
弁当を定食と呼ぶところに趣きがある,いかがでしょうか.
ちなみにこちらは幕ノ内定食(上)となります.
(上)は焼き物コーナーが増設され,一品多くなっております.
(上)はエビ天,(並)はエビフリャーとなっちょります.
その日の懐具合とお好みで自在にチョイスできるのがいいね.
刺身や煮物コーナーにおいてもアレです.
(上)と(並)とでは絢爛さという点で格差があります.
だがしかし,私といたしましてはかねてよりアレです.
それにも増して看過できぬ重大な差異を懸案していたのです.
ご飯コーナーの位置にご着目ください,よろしいか.
(上)はお重の左側,(並)は右側への配置となっているのです.
伝統的な松花堂弁当の配置に準拠いたしますとアレです.
(並)の重箱では左下四角型コーナーにご飯が正式ということになる.
ではありますが,瓢箪型のご飯にはひょうきんさがある.
四角型にはない遊び心がある,そうは思いませんか,私は思います.
であるので,配置の過誤は不問といたすのです.
本日も(並)を賞翫できることを心より嬉しく思うのです.
エビはぷりっぷりでございます.
このお店は全ての素材が上等です,そう思います.
エビフライで食べる白飯の美味しさはアレです.
いくつになっても童心の味覚に還る思いがするのです.
煮物もけだし上等です.
お出汁がいいんでしょうね,きっと.
刺身は必ずやワンバン着地法を遵守します.
わさび醤油の垂れたご飯はすかさず頬張るのに限ります.
これほど酒飯に秀でた品目はほかに見当たらぬのではないか.
幕ノ内ほど相応しい料理はないのデハナイカ,いつもそう思います.
これは偶然に発見したことなのですが,うっふふ.
キャベツを味噌汁にこうして食べるのも調子が高い.
だからそれがどーしたと言うのだ.
ぶわっはははは!
丸〆支店幕ノ内定食の(上)と(並).
この相違に関して私といたしましてはアレです.
これまでも口説いほど言及しているのです,ぐはは.
今年夏の花火大会で客を招いた時.
丸〆支店の2500円特製仕出し弁当を振る舞った.
残念ながら弁当の画像は一切撮り忘れたのであった,どはは.