松乃家 @ 雑色(京浜急行線) | CroquettePunchの “ 呑んでたまるか!”

松乃家 @ 雑色(京浜急行線)

※おことわりです,現在このお店は廃業されてます.

実はですね,ぬっふふふ.



またもやこの女王★の入れ知恵(わはは)ですとよ.

「アニキのいかにも好きそうなお蕎麦屋さんがあるのよ~♪」

川崎でのシゴトの帰り,ふと思い出しちゃったわけです.

でもね,そこは路地探()のメンバーで行こうねと言ってたお店.



勝手に抜けがけするのは没義道,であるのでね.

近所の酒屋さんで缶ビール片手にメールするです.

偶然ではありますがこの酒屋さん,かなりええ風情でおます.



「仕方がない,特別に許す,行ってよろしい」

(本当はそんなコワい返信じゃないんだけどね,うふふ)

うほほい!では,心おきなく寄らせていただいちゃうです.



《 松乃家 》



おっと,こちらのアングルもおすすめね.

毛筆体の看板っていいよなあ,いかにも蕎麦屋らしい.

こじんまりとしてますが,上手に配された樹々の緑も風流です.



か~っっ!素敵です.

素敵過ぎて目眩がしちゃいます,うっはは.

ありがとう,ありがとうねえさま★,よ~く解ってらっしゃますなあ.





どこをどう切り取っても絵になる店内です.

そんな素晴らしい造作はざらにはありませんぜ.

失礼を承知で申し上げますが,普請はかなり古い,でもね.

隅々まで手入れがなされている,ご主人の念が込められている.



装飾品のひとつひとつにまで愛情が注がれている.

一見すると雑多な寄せ集めですが,全体として調子が高い.

これはひとえにご主人のセンスの良さなんでしょうな,そう思う.



昼酒を優雅に愉しまれる先輩のお姿.

これも街蕎麦屋には必須な情景ですね.

コップ酒をいただいて世間話をひと言,ふた言.

これで私の午後がますます緩やかなものになってゆく.



お酒の注文毎に小皿が出てきます.

小さなかき揚げが二個,いいねえ.

もっちろん無料だよ~ん,うっひひひ.





二皿目,おうりゃ甘辛く煮染めたさつま揚げですよ.

まことにもって念が入っている,ここにもセンスの良さが光る.

こりゃアレですよ,いくらでも呑めちゃうよ,呑めちゃうね,うっふふふ.



三皿目です,コロッケと鶏の唐揚げです.

ルーチンにふりかけられた味の素,いいぞいいぞ.

こうしていただくとすこぶる付きに美味えんです,ごぞんじ.



お通しばかりに甘えるわけにはまいりますまい.

いやなに,かなりに充実したラインナップではねえですか.



盛大に目移りしながらもですね.

やはりここは伝統の行灯メニュウからチョイスしたい.

そんな律儀で面倒くさい部分が私にはある,ぶはは,何だそれ.





中華そばです,わっはっきゃ~.

懐古式なビジュアルは雄弁に語るのです.

思い描いた通りの味,香り,心底腑に落ちる風味.

もちろん化調もバッチシ利いて心魂に到来する一杯です.



あ,ねえさま★来た.

愛車を駆ってわざわざ蒲田から,ありがとうございます.



きゃ~っ♡あんこちゃまもご一緒に.

くんくんと鼻を鳴らして不審者を牽制,きゃわいい♡

チューしたいけどねえさまにぶっ飛ばされるからしません,うわっは!