共働き4人家族、
30代AYA世代の技術系会社員による、
大腸癌ステージ3b治療体験談と、
体験に基づいた生活の知恵や
便利アイテムの紹介ブログです
現在、私は術後化学療法として、CAPOX(カポックス)療法またはXELOX(ゼロックス)療法を行っています。
大腸ガンのステージ3や、高リスクのステージ2での術後の標準治療です。
本日、血液検査の結果もクリアして、第2クールスタートとなりました。
第1クールの副作用については、↓の記事で触れました。
ここでの反省点を活かし、
オキサリプラチン(エルプラット)の点滴による血管痛に対して、今回はいくつかの対策を講じました。
なお、今回は全4回目標なので、CVポートは選択肢から除外しています。
今回の対策は以下の5つになります。
1. 最初からホットパックで温める
2. より太い血管を狙う
3. ヘパリン類似物質を塗っておく
4. 補水は経口補水液を使う
5. 極力動かさない
上から順番に説明していきます。
1. 最初からホットパックで温める
前回は「症状が出たらにしませんか?」と言う看護師の方に言われるがまま温めず、1時間後から痺れが出始めたので、そこからの温めでした。
そのまま最後、あと10分というところで、激痛が始まり、翌々日まで腕が上がらない状態でした。
今回は最初から温めておきます。
この時に合わせ技で使ったのが、貼るタイプの低温カイロです。ホットパックは常に腕を密着させるのがやや大変なので、こちらで温めにくい部分もカバーしました。
2. より太い血管を狙う
血管痛の原因は、血管内に薬が入ってもすぐに薄まらないところにあります。例えば血管径が1.2倍なら血流量は約2倍、血管径が1.5倍なら血流量は約5倍となります。CVポートではダイレクトに超太い血管に送り込めるため、すぐに薬液濃度が薄まり、血管へのダメージは皆無となる理由です。
私は男性ホルモン強め系ではなく、割と細身の部類なので、血管も細めのようでした。
前回の血管は腕の内側だったのですが、看護師さんと相談し、腕の外側にある、一般的に内側より太い血管から点滴を実施することにしました。他には候補はなさそうでした。
なお、温める対策も、血管の径を拡張するのが目的です。
本当は輸液も温めたいのですが、叶わず。看護師さん達は動き回って暑いのだと思われますが、ケモ室の室温はやや寒く感じますので、輸液も割と冷たく、その影響もあると感じています。
点滴する腕は、採血を右腕でしたこと、利き腕が動かせなくリスクを考慮して、左腕としました。
3. ヘパリン類似物質を塗っておく
カペシタビン(ゼローダ)による副作用の手足症候群対策として、保湿剤のヘパリン類似物質クリームが処方されています。
製品表面に印字はされていますが、ヘパリン類似物質は血行促進効果があります。
朝の保湿のタイミングと点滴前に、腕にもヘパリン類似物質を塗っておき、なるべく血管径をキープすることとしました。
4. 補水は経口補水液を使う
ホットパックで温めていると、段々と汗をかいてきます。水分不足、脱水してくると、血管が収縮し血流も悪くなり、血管痛の悪化要因となり得ます。
少しでも身体への水分吸収効率を上げるため、経口補水液を採用しました。点滴開始前から経口補水液を、点滴中にトイレに行かなくてすむよう、2時間で飲み終わるペースで飲むことにします。
5. 極力動かさない
地味ですが重要と思いました。
前回は血行を良くした方が良かろうと、グーパーを何度かしていましたが、手を動かすことで腕の筋肉も合わせて動きますので、それにより、点滴針の向きが変わったり、血管周囲の収縮も発生するのか、痺れや痛みが増強していたように思われました。
今回は極力動かさないようにします。
以上の対策の結果、痺れは1時間ほどで発生、残り10分15分での不随意運動や痛みも発生してしまいましたが、問題となっていた、
腕が上がらない、動かせないほどの血管痛を抑えることに成功しました。
痺れについては現在も残っていますが、前回と腕の内側と外側で向きが違うため、出ている範囲も反対側を中心にしていると考えられ、前回ダメージを受けた血管への追加ダメージの恐れは少なそうです。これもポジティブな結果でした。
本来は1つ1つの対策を個別に確認して、無意味なものは取りやめたいところですが、回数に限りがありますので、効果が期待できるものは総動員せざるを得ません。なので、これらの中で効果のない対策があり得ることはご了承ください。
以上、個人差があることではありますが、大腸がん術後化学療法の副作用対策とその結果を速報させて頂きます。
誰かの役に立つことを祈って。
※ブログでは残しにくいふとした内容もあり、Xも始めてみました。



