● シロでもクロでもない、グレーをゆるして、大切にする。(完璧主義の大いなる弱点の話)
こんばんは、関あさこです。
(>>私のプロフィールはこちらです。)
前回は、「認められたい」の向こう側へ行くために、
「相手に喜んでもらえる幸せ」にフォーカスして行きまっしょい!
という内容でした。
想像以上にみなさんがコメントや感想を寄せてくださいまして、
「やばい~響きすぎる」
「今私にとってタイムリーな話題で刺さりました;;
認められたいで奪うだけでなく私もしんどくなりがちなので
色々最近思うところがあり何度も読み込みました。」
そんなお声をいただきました。
すごーくわかります。
「認められたい」のまま行くと、
自分もしんどいんですよねー!
しかも相手から奪ってるとか、知った日には愕然ですよね^^;
おすすめなのは、「認められたい」って気持ちが出てきたときは、
素直にそのまま、
「あーまた、私、認められたいって思ってるなー」
って、自分の姿を天井から見下ろすように
客観視するクセをつけることです。
そして「認められたい」気持ちを横において、
目の前のことに集中するようにするだけで、
かなり楽になっていくかと。
あとは、「認められたい」の根っこを突き止めるのが一番なんですよね。
この話は長くなるのでまた別途。
で、本日はさらに踏み込んで
「認められたい」と思う性質の兄弟みたいな思考に、
「完璧主義」
というのがあります。
ええ、もちろん関も「超完璧主義野郎」でした。
完璧にしたいなあと思う気持ちは、
職人気質というか、
それはそれで高みを目指すために良い面もたくさんあると思います。
現に私も、完璧主義だったからこそ、
うまくやってこられた側面もありました。
が、
完璧主義だったからこそ、
うまく行かなくてつらいことも、
結構な割合であったんですよね、
というお話をさせてください。
超完璧主義野郎・関のストーリー、始まります。
…みたいな経験ありませんか?
私はある。(大いに)
朝5時に起きられずに、9時に目覚めた時点で、
すでに軽くBADになっているのです。
そうするとなんか投げやりな気持ちになって
「はいー、今日はもうだめ無理三度寝する」
みたいな、
「たたみかけるようにその日一日を台無しにしようとする思考スイッチ」
が、なぜかオンになる現象が起こります。
大体からして、
「朝5時に起きる」という無理めな目標を立てている時点で
負け戦感がすでに否めないのですが
そこを
「今回こそ大丈夫だろう」という根性論(@根拠のない自信)
で毎回ぶっこんでいくのが「超完璧主義野郎・関」。
そして、目覚めた時に9時だったということに対して
一度
「どうして自分はこんなにも頑張れないんだ、と本当に情けない気持ちでいっぱいになる」
という自分責めが入ります。
↑いやもう最初から普通に9時に目覚ましかけて起きればいいじゃんというツッコミはごもっともなんですが、
更に悪いことに、
そこからBADになってすべてを台無しにする行動を自らとるのが
「超完璧主義野郎・関」の特徴でした。
アイス食べながら丸一日マンガ読んで過ごすとか廃人ルートを決め込んでいたりしました。
そもそも、9時に起きた後も更に三度寝したりマンガ読んだりとかできるくらい余裕があったということですよね。
素直にのんびりできたことを喜べばいいものを、
自分責めに入るのが「超完璧主義野郎・関」の世渡り下手なところです。
あるいは、今考えてみるとAM中に絶対出かけなきゃいけない仕事とか入れておいて
午後予定をあけとくとかしたら普通に午後やりたい仕事できるんですよね。
というわけで、人間暇だとろくなことにならないようです(笑)。
完璧主義って、こんな風に、
「0か100か」の思考パターンになりがちです。
思い起こせば、昔から私は家族や旦那に、
「0か100かだよね」
「極端だよねいちいち」
「やりすぎるかやらなさすぎるかだから
その中間ください」
とよく言われてました。
もう、年季の入った「超完璧主義野郎・関」です。
今振り返っても、本当にもったいなかったなあと思うことは、
思い通りにいかない、完璧にいかない、と感じてBADになったとき、
それまで自分ができていたことも、なかったことにしてしまう癖ができていたことです。
できていたことも、すてきなことも、がんばったことも、
たくさんたくさん、あったはず。
それなのに、
たったひとつ、一日の始まりに思い通りにいかなかっただけで、
プラスの面もすべてなかったことにしてしまう。
だからこそ、今だからこそ声を大にして伝えたいことは、
完璧を目指すのではなく、
今ある現状や、持っているものをしっかり冷静に見つめて、
そこから0.1ミリでもよくできるようにすること。
それができてさえいれば、
完璧でなくても世の中だいたいうまくいくものです。
むしろ、完璧を目指すから、うまくいかなくなっちゃってることって、多い。
完璧主義であるということは、とてもストイックということなので、
まず、とにかく自分に厳しい人が多い気がします。
そうすると、自分に厳しいと、人にも厳しくなります。
そして、物事の判断基準が、全て二元論になっていきます。
○かバツか。
シロかクロか。
0か100か。
めちゃくちゃやるか、まったくやらないか。
書いてるだけで、うわー、なんか、大変そう。。。
そうではなくて、
△をもっと受け入れたり、
グレーを許す。
50点にOKを出す。
中途半端なところで終わってみる。
それが、脱・完璧主義のコツだし、
かつ、「人生がうまくいくコツ」だったりもします。
しかも、うまくいくのも早いという。
ちなみに、日本最難関大学の東大・京大も、
合格最低点は5割だそうです。
半分間違えてもいいんですって。
日本の最難関大学が。
完璧主義を持っていると、どうしても、
思い通りにいかない、完璧にいかないって思ったときに
落ち込んでBADになるルートは回避できません。
でも、人生、思い通りにならない事のほうが断然多いわけです。
世の中なんて、グレーなことばっかり。
むしろ、完璧なものなんて、この世にほぼ存在しない。
でも、つい、私達は、完璧主義になってしまいませんか?
人間は、よくも悪くも進化しすぎてしまったので、
「よりよく、より素晴らしく、より完璧に」
と、追求することで、発展してきました。
が、自然界には完璧なものなんて、存在していないんですよね。
人間関係もそうで、誰かの悪いところをひとつ見つけてしまうと、
この人のすべてが嫌い、となってしまいがち。
だからこそ、
そういうのをひとつずつなくしていって、
○でもバツでもない、
△をゆるしていく。
そうできたら、完璧主義もいつの間にか卒業しているはず!
ってか、私もまだまだなんで、
完璧主義をうまいこと飼いならしながら、人生楽しく生きていきましょう!
ってのが、今回伝えたかったことです。
あと、書いていてもはやわからなくなってきたんですけど、
そもそも、完璧ってなんでしょうね?笑
ひとりひとりが自分で作り上げた「完璧」があって、
それぞれ違うから、世の中楽しくて、美しいのだと思います。
その、自分が作り上げた「完璧」に振り回されるのではなく、
その「完璧」を目標にして、
毎日0.1ミリでも進んでいけたら、最高にすてきだと思う次第です。
それでは今日もこのへんで。
読んでくださりありがとうございました^^
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