音楽を聴かなくなってからは、テレビばかりになっていた。しかし、全く遠ざかっていた訳ではない。
さしずめ、世の中でヒットしている楽曲は自然と耳に入ってくる。
耳障りなものもあれば、心地よいものもあった。
2012年の暮、一組のアイドルグループを知った。
無名時代には公園路上ライブや休日の地方巡業をこなし、そして最終的には紅白の舞台に登り詰めた彼女達を見て、昔に感じた熱い気持ちが蘇った。
こうして、彼女達の音楽を暫く追いかけることになるのだが(流石にLIVEには行けないが).、確かに映像は何度見ても素晴らしい。
しかし、音楽は何回かで飽きてくる。
やはり、アイドルは現物有りきなのだ。
彼女達のパフォーマンスはLIVEで倍増発揮される。
そういった意味では、彼女達は完全にエンタティナーなのだ。
さて、そうすると自分が聴くべきは何だろうか。改めて考えてみた。
NET、YOUTUBEと検索して聴き比べてみた。
流行歌の1サイクルは20-30年だと思う。
聴いて育った年代が、プレイし、作る側となり世代交代が起こる。
余程のことが無い限り、これが繰り返されるだけだ。
しかし、僕らが音楽に浸った1970-1996
年は、正に激動の26年間だった。
まずは、ロックやフォークで確立した歌詞による主張。
新しいコード展開。
そして、ハードやソフトなど環境の変化。
音楽が大きく変わった場面に居合わせた。
音源がアナログからデジタルへ、更には媒体がテレビ、ラジオからインターネットへと大きく変化した。
音楽そのもののクオリティはどんどん良くなっていった。
しかし、音が良くなるのと作品が良くなるのとは、全く意味合いが異なる。
個人が生涯で作り出すヒット(優秀作品)には、限度がある。精々、20曲程ではないだろうか。
しかし、これを団体で、企業的に行えば、もっと数も量も稼げる。
実は、質が劣化していくのはそこに原因があるのではないか。
僕らが求める音楽とは、売るために作られた大衆芸能ではない。
まずは、この点を確認しよう。