イスラエル、「白リン弾」使用 激しく燃焼、深刻なやけど 「民間 ...

 

 

 

 

 

 

 

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Rain of Fire: Israel's Unlawful Use of White Phosphorus in ...

イスラエル国防軍は2009年1月17日、ベイト・ラヒヤにある国連が運営する

この学校に少なくとも3発の白リン弾を発射し、2人が死亡、14人が負傷した。

当時、この学校には約1,600人の避難民が住んでいた。

 

 

 

ガザにおける白リンの使用

 
 
白リンは、砲弾、爆弾、ロケット、迫撃砲に散布される化学物質で
主に地上での軍事作戦を隠蔽するために使用される。
 
 
地上に着弾または空中爆発すると、軍隊が部隊の動きを
隠蔽するために使用する濃い白煙を放出
 
 
煙はまた、赤外線光学装置や兵器追跡システムを妨害するため
対戦車誘導ミサイルなどの誘導兵器から軍隊を保護
 
 
オープンエリアでの使用は国際法で認められているが
人口密集地で白リンを空中爆発させることは
 
 
民間人を不必要な危険にさらし、燃えるくさびが広範囲に散布されることで
無差別攻撃になる可能性があるため、違法

 

 

白リン弾は、掩蔽壕などの強化された軍事目標に対する兵器としても使用できる。

ただし、不必要な苦痛を与える可能性が低い兵器が利用できる場合は

対人兵器として使用することはできない。

 

 

白リン弾は化学兵器とはみなされておらず、それ自体は禁止されていない。

しかし、他のすべての兵器と同様に、その使用は

国際人道法の基本原則によって制限されている。

 

 

つまり、戦闘員と民間人を適切に区別する方法で使用されなければならず

決して民間人を標的にしてはならないのだ。

 

 

ガザでは、イスラエル国防軍は155mm砲弾で

白リン弾を最も頻繁に空中炸裂させている。

 

 

一回の空中炸裂で、状況と攻撃角度に応じて、爆発地点から

半径125メートルまでの範囲に、116個の燃える白リン弾が撒き散らされる。

 

 

白リンは酸素と接触すると発火して燃え、何も残らなくなるか

酸素供給が遮断されるまで、最高華氏 1500 度 (摂氏 816 度) で燃え続ける。

 

 

白リンが皮膚に接触すると、強烈で持続的な火傷を引き起こし

骨まで達することもある。

 

 

感染症はよく見られ、化学物質が体内に吸収されると

内臓に深刻な損傷を引き起こしたり、死に至ることも

 

 

ガザでの作戦で、イスラエル国防軍は明らかに3つの方法で白リン弾を使用した。

まず、少なくとも3回、イスラエル国防軍は人口密集地域で白リン弾を空中炸裂させた

 

 

例えば、ガザ市のテル・アル・ハワの混雑した地区では

1月15日にイスラエル軍が民間人が生活または避難していた住宅や

 

 

アパートの真上に空中炸裂白リン弾を発射し

1家族から少なくとも4人の民間人が死亡した。

 

 

その日、白リン弾がパレスチナ赤新月社が運営するアル・クッズ病院と

その管理棟を直撃し、病院の一部が火災に見舞われ

そこに避難していた約50人の患者と500人の近隣住民が避難を余儀なくされた。

 

 

また1月15日には、少なくとも3発の白リン弾がガザ市中心部のリマル地区にあるUNRWAの主要施設を襲い、3人が負傷、火災が発生して4棟の建物が全焼

370万ドル相当の医療物資が破壊された。

 

 

UNRWA関係者によると、同関係者は午前中ずっと

砲弾が徐々に施設に近づいてくる中

 

 

イスラエル国防軍将校らと話し合い、砲撃を止めるよう要請していたという。

当時、約700人の民間人が国連施設内に避難していた。

 

 

もう一つの目立った国連施設、ベイト・ラヒヤの学校

(避難民約1,600人が避難している)で

 

 

イスラエル国防軍は1月17日、大規模な戦闘が終結する前日に

少なくとも3発の白リン弾を空中炸裂させた。

 

 

発射された弾丸の1つが教室に着弾し、寝ていた兄弟2人が死亡

母親と従兄弟が重傷を負った。

 

 

この攻撃でさらに12人が負傷し、教室が火災に見舞われた。ガザの他の施設と同様

国連は軍事作戦前にこの学校のGPS座標を、イスラエル国防軍に提供していた。

 

 

UNRWA施設と国連ベイト・ラヒヤ学校への攻撃では

攻撃当時イスラエル軍は、これらの地域に駐留していなかったため

 

 

白リン弾を暗視装置として使用する軍事的正当性はなかったことが

ヒューマン・ライツ・ウォッチの調査で明らかになった。

 

 

ヒューマン・ライツ・ウォッチがこれらの事件について書面で質問したところ

イスラエル国防軍は調査中であるとして回答を拒んだ。

 

 

第二に、イスラエル国防軍は、人口密集地の端で空中炸裂型白リン弾を使用した。

おそらくは、自軍の動きを隠すための目隠しとして使われたのだろう。

 

 

1月4日のベイト・ラヒヤ近郊のシヤファ村、1月10日と13日のハン・ユニス東部の

フザア村など、こうした事例のいくつかでは

 

 

大量の白リン弾が住宅地の数百メートル内側に落下し

少なくとも6人の民間人が死亡、数十人が負傷した。

 

 

こうした住宅地での白リン弾の使用は、軍事作戦中に民間人の被害を

最小限に抑えるために、あらゆる実行可能な措置を講じる義務に違反している。

 

 

第三に、イスラエル国防軍は、イスラエルとガザを隔てる1948年の

休戦ラインに沿った開けた場所で、空中炸裂型白リン弾を使用したとみられる。

 

 

おそらく、部隊の動きを隠蔽し、パレスチナ武装集団の隠れ場所になりそうな

低木や樹木を燃やし、地雷や即席爆発装置を起爆させるためだったと思われる。

 

 

ヒューマン・ライツ・ウォッチは、治安上の懸念からその地域への渡航が

禁止されていたため、この使用が軍事的利益の期待を上回る

民間施設の破壊をもたらしたかどうかは調査できなかった。

 

 

これらすべてのケースで、煙幕が意図された目的であったとすれば

イスラエル国防軍は焼夷性の高い白リン弾の代替手段

 

 

すなわち焼夷効果や破壊効果なしに同等の視覚遮蔽効果を発揮する

155mm発煙弾を保有していたことになる。

 

 

煙幕砲によって生成される煙幕は、白リン弾よりも広範囲に容易に展開でき

民間人に火災や火傷を負わせるリスクもない。

 

 

イスラエル軍事産業(IMI)がそのような砲弾を製造している。

発煙弾は赤外線光学系や兵器追跡システムを遮断しないが

 

 

イスラエル国防軍は昼間は一貫して白リンを使用していたため

夜間視界を遮断する必要はなく、またヒューマン・ライツ・ウォッチは

ハマスが、対戦車誘導ミサイルを発射した証拠を発見していない。

 

 

たとえ白リン弾が使用された地域で、イスラエル兵や装甲車が

掩蔽物を必要とする地上にいたとしても、弾薬を空中で炸裂させると

煙がより広範囲に拡散するため、地上炸裂よりも煙幕の効果は低くなる。

 

 

地上炸裂型白リン弾は、適切に狙いを定めれば、燃えるくさびが

より封じ込められるため、民間人に危害を加える可能性が低くなる。

 

 

特にイスラエル軍が地上にいない場所では、煙弾の代わりに空中炸裂白リン弾が

一貫して使用されていたことから、イスラエル国防軍は

 

 

この弾薬をその隠蔽性のためではなく

むしろ焼夷効果のために使用していたことと推測される。

 

 

実際、ヒューマン・ライツ・ウォッチは、人員と装甲車による

度重なる侵攻にもかかわらず、イスラエル国防軍が

ガザで、白リン弾を使用したことはこれまで一度も聞いたことがない。

 

 

ガザでの戦闘で多数の民間人が犠牲になったことを説明するため

イスラエル政府とイスラエル国防軍当局は

 

 

ハマスが民間人を「人間の盾」として利用し

民間施設から戦闘を行ったと繰り返し非難してきた。

 

 

ヒューマン・ライツ・ウォッチは、本報告書で記録された事例において

攻撃時にハマスが、周辺で人間の盾を使用した証拠を発見していない。

 

 

ガザ市のフザアやテル・アル・ハワ地区など、一部の地域では

パレスチナ人戦闘員がいたと思われるが、これは人口密集地域での

白リン弾の無差別使用を正当化するものではない。

 

 

ヒューマン・ライツ・ウォッチは、イスラエル国防軍が人口密集地域

またはその付近に155mmの高性能爆薬弾を発射したことは

戦争法に違反する無差別攻撃であると長年批判してきた。

 

 

同じ砲兵を使って、燃えるリンの塊を125メートル四方に飛ばす

空中炸裂白リン弾を発射することも、人口密集地域で使用すると同様に違法である。

 

 

白リン弾によって死亡または負傷したパレスチナ人の総数は不明であり

今後も不明のままだろう。

 

 

ガザ地区の病院は、火傷の原因を突き止めるための診断ツールがなかったため

白リン弾による死傷者に関する統計を提供できなかった。

 

 

また、病院が負傷者と死者の数に圧倒されていたため

当時の医療記録も不十分である。

 

 

それでも、民間人と民間施設への深刻な影響は明らかである。

ガザでの白リン弾攻撃の事例を抜粋した本報告書に記録されている6件だけでも

 

 

白リン弾、燃える白リン弾、またはその結果生じた火災により、女性3人

子ども7人(うち1人は生後15ヶ月の乳児)を含む民間人12人が死亡した。

 

 

火傷や煙の吸引により負傷した人も数十人いた。

ヒューマン・ライツ・ウォッチは、大規模な戦闘が終わってから12日後まで

白リン弾の残骸を踏んで負傷した民間人の事例に遭遇した。

 

 

火傷の被害者を治療したパレスチナ人医師と外国人医師は

ヒューマン・ライツ・ウォッチに対し、非常に重篤で深い火傷を目にしたと語った。

 

 

傷口を洗浄すると再び火傷を負う場合もあったが

これは白リンが酸素と接触すると発火する現象と一致する。

 

 

「骨まで深くまで達する奇妙な火傷を初めて見ました」と

ガザ市のアル・シーファ病院の医師はヒューマン・ライツ・ウォッチに語った。

「そして、他の火傷と違って細菌感染を引き起こします」

 

 

ガザの病院では適切な治療が受けられないため、重度の火傷を負った患者の中には

特に皮膚移植が必要な患者は治療のためエジプトに避難させられた。

 

 

「火傷、実際は化学火傷が多い」と、ガザの人々を治療している

カイロの医師はヒューマン・ライツ・ウォッチに語った。

 

「ほとんどが第3度の火傷で、化学火傷のように見え、普通の火傷ではない。

皮膚がなく、筋肉さえないこともある」

 

 

2009年1月21日から31日までの11日間の調査で、ヒューマン・ライツ・ウォッチの調査員らはガザの民間地域で、使用済みの白リン155mm弾24発を発見した。

 

 

住宅地や住宅街の路上など、弾が落ちたと思われる場所だった。

弾丸とそれに入っていた容器は、特徴的な薄緑色に着色されており

白リンが入っていたことがわかる。

 

 

パレスチナの地雷除去作業員はヒューマン・ライツ・ウォッチに

民間地域から除去したという砲弾48個をさらに見せたが

これらの砲弾が発見された正確な場所は不明である。

 

 

ガザ・イスラエル休戦ライン付近の開けた場所に入ることの安全上の懸念から

地雷除去作業員がこれらの砲弾をその場所で収集した可能性は低い。

 

 

イスラエル軍は、イスラエル領土から数百メートル以内に

近づく者に対して繰り返し発砲している。

 

 

ヒューマン・ライツ・ウォッチはまた、ベイト・ラヒヤの街路、屋根

個人の庭、国連学校で、白リンを含んだ弾丸のライナーと

焼けたフェルト製のくさび形容器数十個を発見した。

 

 

その多くは蹴られたり突かれたりすることで再点火し、白リンが酸素にさらされた。点火して煙が出ると、白リン特有のニンニクに似た強い臭いを発した。

 

 

ヒューマン・ライツ・ウォッチが発見した白リン弾はすべて

当時ルイジアナ陸軍弾薬工場を運営していたチオコール・エアロスペース社が

1989年に米国で製造した同じロットのものである。

 

 

さらに、2009年1月4日、ロイター通信は、1991年9月に米国パインブラフ兵器廠で製造されたことを示す刻印のある砲弾を扱う

イスラエル国防軍の砲兵部隊の写真を撮影した。

 

 

イスラエルが白リン弾の使用を調査する意向を示したことは歓迎すべきことだが

客観的な調査が行われる可能性は低いことは歴史が物語っている。

 

 

これまでのイスラエル国防軍の調査では、イスラエル軍兵士と指揮官による

戦争法違反の疑いを客観的に検討することができなかった。

 

 

キャスト・レッド作戦の場合、軍の調査官は調査が完了する前から

兵士と指揮官は何も悪いことをしていないと主張することは、明らかだ。

 

 

「戦闘中の指揮官は、捜査のために眠れないような状況に陥るべきではない」と

1月に大規模な戦闘が終結した後にイスラエル国防軍の

国際法部門の責任者となったリロン・リーブマン大佐は語った。

 

 

「このような混雑した環境、プレッシャーの下で、ミスを犯さないことは不可能だ」

リーブマン大佐は、イスラエル軍兵士と指揮官に対する戦争犯罪容疑は

「合法的なテロ」だと付け加えた。

 

 

イスラエルに白リン弾を供給した米国政府も、イスラエルが

国際人道法に違反して白リン弾を使用したかどうか調査を行うべきだ。

 

 

 

 

 

2009年3月25日  ニュースリリース

イスラエル:白リン弾の使用は戦争犯罪の証拠

 
 

 

 

 

 

 

 

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ちょっこっとずつお勉強するつもりなのに

なんかやたら長いな~と思ったが、それだけこの報告書が怒りに満ちている証

 

 

しかしこれ、2009年時点の話なんだよなぁ

もっとコンパクトにまとめようとしていたが、現場の声が生々しくって

 

 

今は、この比じゃないほどイスラエルは暴走しているってことでしょ

まるでローマ時代のユダヤ戦役の逆バージョンよりひどい。

 

 

あれも全面的にユダヤ人が悪かったが

今回も、全面的にイスラエルが悪いような

 

 

しかしあの頃とは違い、ユダヤ人国家イスラエルを討伐できる

覇権者がいないので、この普遍暴力状態を止める手立てがない。

 

 

決定的な一枚の写真があれば、一発逆転できると軽く考えていたけれども

これ、一枚どころか無数にある。

 

 

なのにそれがちゃんと報道されていなければ

普遍暴力の前には、無意味だということになる。

 

 

本来、パレスチナ人という同胞が虐殺されているのだから

イスラム教、ムスリムの人々が大同団結しないといけない。

 

 

それがそうもいかないようで、本当に国際政治はアナーキー

155mm弾のお勉強から、白リン弾まで見ちゃうと、ドン引き

 

 

自分たちは先の大戦でホロコーストにあったと

いっつも大騒ぎしているくせに、パレスチナ人をホロコーストしている。

 

 

ヒトラーはもう生まれてこないが、比べ物にならないぐらいの

アラブの人々の恨みを買っていては、そこから似たような思想も生まれる。

 

 

にゃんとか、この愚行をやめさせないといけないが

止めさせることができる国々の国民の生活そのものが干上がっていて

 

 

特に、日本じゃはるか遠くの出来事だけに関心は薄く

みんニャー自分たちの生活で、手一杯

 

 

でもこれも供給ショックを誘発させている事案で

インフレリスクを内包し、世界中の一般庶民の生活も困窮させている。

 

 

戦火が広がり、イランが出てくるとなれば

もっとたいへんニャーことになることだけは、予想できる。

 

 

でもこのお話は、2009年のだから、こうなる前に

いくらでも手はあったと思うんだが、もうこれからは無理

 

 

一体ど~にゃんだべ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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