ゴールドマン・サックスは、日本人でもだいたい知っている投資銀行だろう。
かつて不良外資の代表格だったようで
森永卓朗さんが、元ゴールドマン・サックスのアトキンソンに
不良債権処理で、ゴールドマン・サックスがゴルフ場を二束三文で買ったと
指摘したように、混乱している隙に乗じ、底値で買って、高く売り抜ける手法で
大儲けする災害便乗型資本主義(ショック・ドクトリン)の代表格だ。
日本だけじゃなく、世界中で混乱を引き起こして
その隙に大儲けをして、さっさと引き上げる。
「金利が一昔前ならあり得ないと思われたような水準にある中でも
経済には著しい底堅さがある」
「財務省短期証券(Tビル)の金利は、2030年までの平均が3%を
大きく上回るとみておきたいとの意見もあるだろう」
サマーズ元米財務長官は2日、積極的な金融引き締めにもかかわらず米景気の強さが持続しているとし、中立金利は上昇した可能性が高いとの考えを示した。
(ブルームバーグ)
しかし経済的大混乱が、いっつも転がっているわけではないので
ハゲタカとしては、平穏な状態が一番困る。
今回起きている株高が、どうなのかの分析を
森永親子が語っているが、それはどっちが正しいか分からない。
しかし一つの指標になるものがある。
それは、ゴールドマン・サックス・レポート
AI関連の株を礼賛するレポートを書いているということは
仕込んだ関連株を売る時期を探っている。
売り抜けると、割高というレポートを出してくるが
こういう時には、空売りのポジを取っていると多くの人が予想する。
メディアを通じて、ゴールドマン・サックス・レポートが語られると
それは、彼らがどういう意図を持っているか、分かることがよくある。
実際、ロシアが旧ソ連、つまり共産主義経済から資本主義経済への移行期に
ゴールドマン・サックスのルービン、ハーバード大学から財務長官になった
サマーズが、表立って活動し、ロシアの資産分捕りに成功した。
それによって、今、米国はロシアと戦争する羽目になっている。
あのどさくさに紛れた資産の分捕りがなければ、もう少しましだったと思われる。
我慢に我慢を重ねてきたロシア人が
核先制攻撃まで踏み込んだ議論を始めてしまった。
ほんまは、ゴールドマン・サックスのような金融業者たちや欧米の経済学者
他にもロシアの窮状につけこんで、火事場泥棒を働いた連中が責任をとるべき
だが、実際にはそいつらは儲けるだけ儲けた後、一般庶民はひどい目に会う。
次は、ゴールドマン・サックスの典型的な儲け方を思い出してみる。
「維新スピリッツ」ってのは、ほんとにひどくて、すごく貧しくなるのに
にゃんで、みんな気づかないんだろな、せ~の