ドッジ・ライン | プライドアンドヒストリー

 

 

 

 

 

 

第72回日本史講座のまとめ④(ドッジ・ラインと占領政策の変更 ...

 

 

 

 

 

 

 

潮流(昭和24年)▷シャウプ博士の税制改革(シャウプ勧告 ...

 

 

 

 

 

 

テキスト / シャウプ勧告

 

 

 

 

 

 

 

第18号)固定資産税の歴史はシャウプ勧告(昭和24年)から始まる ...

 

 

 

 

 

3 経済統制の解除と経済復興 3-3 Lifting of Economic Control ...

 

 

 

 

 

シャウプ勧告 ドッジライン 単一為替レート 安定恐慌

 

 

 

 

 

 

 

19時間目:日本経済史 | 政治経済塾

 

 

 

 

 

 

 

日本って、長期デフレに苦しんできて

今も、需要不足は相変わらずなんだけど

 

 

戦後に、デフレってほかに経験したっけなと考えていると

そうだ、ドッジ・ラインがあったじゃんと思い至る。

 

 

 

 

敗戦後4年目の昭和24年(1949年)年初

マッカーサーは、対日占領政策の転換を示唆する。

 

 

「日本の民主化は終了し、今年は経済の安定に取り組む年である」

マッカーサー  GHQ総司令官

 

 

2月、トルーマン大統領の特命を受け、GHQの経済顧問として

ジョセフ・ドッジ公使(デトロイト銀行頭取)が来日

 

 

「日本経済はアメリカの援助と国内のさまざまな補助金の

二本足でやっと立っている。

 

 

足が地についていない〝竹馬経済”であり、自立経済を達成するためには

〝竹馬”を切り落とさなければならない」

ジョセフ・ドッジ

 

 

 

ドッジ・ライン(荒療治)

 

 

① 一般会計のみならず、特別会計、政府関係勘定を含めた総予算の

  各年度ごとの財政収支を均衡、黒字化させる。

 

 

② 政府の補助金の思い切った削減と、すべての補助金の可視化

 

 

③ 復興金融金庫の新規貸し出しは打ち切り

  通貨供給の抑制によりインフレ要因を根絶する。

 

 

④ 1ドル360円の単一為替レートを設定し

  日本経済の国際市場への復帰を可能とする。

 

 

 

などを命令し、吉田内閣は、この狂気の予算を作成、敢行、成立

昭和24年4月25日から、米政府の強い意向で1ドル360円の単一為替レートが実施

 

 

5月16日、GHQによって、東京、大阪、名古屋3証券取引所の再開が許可され

占領経済から、自由経済へと大きく舵を切る。

 

 

同年5月には、税制改革のためにカール・シャウプ(コロンビア大学教授)の

使節団が来日し、ドッジ・ラインの経済安定化を税制面から支援する

シャウプ勧告を行う。

 

 

 

シャウプ勧告

 

 

所得税中心主義の徹底、資本蓄積のための減税、法人税の減税

大衆課税の強化、補助金制度の見直しなど

 

 

国の負担を地方に回し、地方税を2倍にするなど

従来の税制の抜本的な改革を求めた。

 

 

 

 

戦時期」に資産防衛は可能か(平山賢一) - 日本経済新聞

 

 

 

 

 

ドッジ、シャウプの2大カンフル剤の効き目は強烈だった。

この強力なデフレ政策により、(占領軍の膨大な予算はそのまま)

 

 

翌昭和25年、消費者物価は、なんと7.2%下落

安定恐慌という言葉まで誕生した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第2章 戦後経済復興期における経営

 
 
2-07 占領政策の転換④ー経済の復興Ⅲ(シャウプ勧告と安定恐慌 ...
 
敗戦後4年目で、庶民の衣食住は好転し始め、男性の国民服や軍服・軍靴
女性のモンペ姿がなくなり
 
 
食生活も輸入米の増加、食料統制の撤廃で、戦争直後の栄養失調
買い出しの時代も過去のものになりつつあった。
 
 
 
それが急転して、いきなり財政の黒字化、思い切った削減に
新規貸し出し禁止という通貨供給を断ち切る狂気の経済政策
 
 
 
この強力なデフレ政策により、企業は深刻な資金不足に襲われ
整理・倒産が続出、人員整理によって、失業者であふれかえることになった。
 
 
昭和24年の経済は、年後半にはインフレが収まり出したが
一転して、デフレの谷間に陥ることになる。
 
 
 

 

通貨供給は、政府部門と民間金融部門が行うのだが

この2つを閉めてしまえば、国家全体の通貨供給は強制的に止まる。

 

 

歴史の中を歩いてきて、経済政策について考えることが多くなった。

歴史上の人物でも、財政均衡主義から逃れられる人は少ない。

 

 

 

 

 

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画像

 

 

 

 

 

 

 

もしくは歴史の書き手が、経済、特に資本主義について

ほとんど分かっていないという側面もあるかもしれない。

 

 

塩野七生は、たくさんの歴史本を書いたが

経済について、まったく知識がないので、異常な財政均衡主義者で

 

 

貨幣についても、驚くほど左翼の金属主義者

一生懸命、金貨の金の比率を主張するのだが、すべて間違っている。

 

 

 

財務省の「うんこ税金ドリル」から考えるに、財務省=うんこ省

そして財政均衡主義者は、すべて「うんこ主義者」と言い換えてもよいだろう。

 

 

税金=肥料=うんこ、という「うんこ省」の定理に従えば

財務省=「うんこ省」なので

 

 

財務省のトイレは、すべて「ぽっとん便所」にすべきである。

声を大にして、この主張をしたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドッジ・ライン不況から、脱線してしまった。

これもまた、財務省=「うんこ省」のせい

 

 

 

 

 

(P50~P51)