バブルの時と比べて給料が上がらないのは、今の日本は新自由主義を採用しているから | クリムゾンの箱

【速報】景気向上「実感なし」が87.9%

 共同通信社の世論調査で、史上最高値を更新した日経平均株価を受け景気向上を実感しているかとの問いに「どちらかといえばない」が26.8%、「ない」が61.1%で合わせて87.9%に上った。



バブルの時と比べて給料が上がらないのは、バブルの時とは違って、今の日本は新自由主義を採用しているから。新自由主義を日本に持ち込んだのは自民党の小泉純一郎だ。

バブルのころに比べて、日本企業の「利益」は、2.5倍くらいに増えていて、株主配当金はこの20年で5倍以上に膨れ上がっている。にもかかわらず労働者の給料は、この20年間、全く増えていない。企業の儲けは株主に行き、労働者への給与には還元されない。この状態なのは、新自由主義の影響がある。

新自由主義の目的は企業の利益を最大化することを重視している。新自由主義の政策は、市場原理を強調し、規制を緩和して企業活動を促進すること。労働者の給与向上には一切焦点を合わしていないから。さらに言えば、過剰な個人資産を持つことが許容されているのも、新自由主義と関連している。

超富裕層が日本の富を独占する国の現実は、新自由主義によってもたらされたものだ。そうなったのは、小泉純一郎以降の自民党の政策によるものだ。にもかかわらず、多くを搾取された労働者は自民党に投票をし続けた。それが愛国者の証かの様に錯誤して。社会の仕組みが判ってない無知蒙昧の輩と言える。