散文詩「茫洋たる私獄,故に孤独」 | Shionの日々詩音

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表現者、Shionのブログ
日々心に描く事
時に散文を…そして時に物語を綴る

蠱毒の内よ

見猿・聞か猿・言わ猿の不在/無罪

為政者と無知

女王のための 贄となるか


従僕たる黒幕「首なら幾らでも在るが故」

怨憎の蟻蜘蛛「御喋り髑髏と踊らにゃ損也」

清々しき空模様

昨日の暗澹たる雨模様が嘘のようだ


規律・公子・法則たる者「元凶などどうでも良いのサ!」

バテレン紛いの新なる者ども「鬼を増やしませんとねェ」

??〜触れてはならぬ〜「灼眼を見つけなさい!アイヤー!」

啓蒙・迎合 耳より入りて魂を喰らう

貴様が蛇か?



血涙啜る飽くなき凶行

狂乱の果てにぞ真はあるか?


貴様らの掲げる首は

贄などではない……贄などではないのだ


嗚呼

このような皮肉があってたまるものか



貴様等の居る其処は地獄であろうが

より深くへ堕ちるが良い



Shion