判断する力を取り戻せ!! | 自分を変える教室 20代からの心理学講座 【ブログバージョン】

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【判断する力を取り戻せ!!】

以前、ホテル業界で働いていた

女の子がこんなことを言っていた。







『昔は、もっとよくモノを

考えれていたけど

働きだしてから、

良く考えれなくなったんだよね。』





僕は直接、彼女と

関わっていたわけじゃないけど、

どうやら、僕がたまに動画で話す



『どうしたら良いか分からない。』



という意識状態に

なってしまっていたらしい。






良く僕は、

『人生、本当は簡単なんだって!!』



ってことを何度と話している。




人生を難しく感じたり、

色んなことが複雑に感じられるのは



ただ単純に

頭の中をシンプルに整理できなく

なっているだけで、




頭の中、もしくは

自分の心の中を

ちゃんと整理整頓して、

考えをまとめられる人からすると



人生も、世の中も、

恐ろしくシンプルで簡単だと気付く。






そうやって自分の思考や

自分の気持ちを整理して



色んなことが分かりやすく

『視えるようになる』

ために、



以前から僕は

『新しい脳の活性化』


を何度も話してきた。







自分の考えていることや

自分の感じていることを

キレイにまとめて、

思考を整理するには

新しい脳の活性化が必要だ。





7月に公開する動画でも

話しているけど



その思考をまとめる力を

『ゲシュタルト能力』

という。






冒頭に話した彼女の場合は働きだして、

新しい脳の活性化が落ちてしまったから



自分の考えていることが

良く分からなくなって、

色んなことが

難しく感じられていたのだ。





新しい脳の活性化をして、

自分の思考を

まとめられるようになれば




どれだけ人生と世界が

簡単でシンプルか分かる。




色んなことが

分かりやすくなる。




もちろん、いつも話しているように

問題解決も簡単になる。






というか、問題解決という言葉も

適切でないぐらい

サラリとスムーズに

人生を進んでいける。






だから、僕は

散々、新しい脳の活性化の重要性を

これでもかと話してきた。







それにしても、

なぜ彼女は働きだしてから、

考える力が落ちたのだろうか?




もっと言えば、

今の日本の人々は

大なり小なり

彼女と似たような状態で生きている。





人生が複雑で難しいと

思っている人が日本には多い。




分からないことが多くて、

どうしたら良いか

わからないという人もいる。






なぜ、日本の人々は

そういう状態になっているのだろうか?






今日はそのことについて話し、

あなたが判断する力を取り戻し、


『人生が分かりやすく簡単!』

という状態になるための内容を

話そうと思う。







この考える力や、

判断する力は、

僕らが生きていくためには

必ず、大切になってくる。





そもそも、

自分自身の心の声を良く聞き、


自分の本当の気持ちや

自分の考えをまとめるためにも

すごく重要になってくる。







さっき、メディアや広告について

とある本を読んでいた。



読んでいて、

『よくよく考えたら、当たり前じゃん!』

ということに

ふと気付いた。







僕らの社会が

経済成長していく中で、


企業は次から次へと

消費者が物を買ってくれることで

利益を上げている。




僕がアパレルに勤めていた時、

いつも毎回、

違和感を感じていたことがある。





『そんな毎年、

服買う必要なくね(笑)?』




服を売っている側なのに

『毎年、買う必要なくね?』


なんて言ったら

正直、元も子もない(笑)




でも、アパレルで

服を売っている側の人間が

ぶっちゃけそう思っている(笑)





メンズ服はレディースよりも

トレンドの循環が遅い。



つまり、毎年、

似たような服ばかり出る。



そして、ちょっと変わった服が出ても、

結局売れるのは

毎年似たようなデザインのもの。




『去年と同じじゃん!』



みたいな服を

皆、買っているのだ。





レディースは

トレンドの循環が早いから



確かに次から次へと

新しいデザインの服が発売される。




ただ、アパレルに詳しい人は

知っていると思うけど、



元々、『トレンド』は

世の中の人々から

自然発生的に生まれたものではない。




アパレル業界の人達が集まり


『来年はコレをトレンドにしよう!』



と勝手に決めて、

勝手にムーブメントを作っている。





で、なぜ、そうやって、

能動的にトレンドを

作っているのかというと



『トレンドを毎年作って、

新しいデザインの服を出さないと

売れないから』





ということだ。




つまり、僕らは

服を買わされているのだ。





毎年のように

女性たちが新しい服を

買っているけど



それはアパレル業界側から

『買いたくなるように誘導されている』

ということだ。





先進国のすべての人々が

こうやって企業側に踊らされて、

本来、毎年買う必要がない服を

毎年、買うように誘導されている。





『トレンドを買うことが

オシャレですよ!』




『オシャレな人は

毎年、服を買い替えますよ!』




『オシャレな人は

季節を先取りして、

シーズンが始まる前に買いますよ!』





と、消費者が

どんどん服を買うように

誘導している。




つまり企業側は

服を買わせて、


消費者はまんまと

服を買わされている。







ちなみに僕は、

そーゆー事に違和感を感じて、

アパレルを辞めた(笑)






今、アパレル業界の話を

ピックアップしたけど、



これはすべての業界で

起きている。





以前、製薬業界で

働いていた友達が、

製薬業界を辞めた時に

同じことを言っていた。





『製薬業界は薬を作るけど、

本当に患者さんのことを考えて

薬を作っている会社はほとんどない。



製薬業界からすれば、

薬が売れて、初めて売り上げが上がる。




そうなると日本中の人が

不健康で居てくれた方が

売り上げが上がるから、


むしろ、健康を改善する方向には

動いていない。


そーゆー業界の矛盾を感じて、

僕は製薬会社を辞めた。』




と話してくれた。







確かに、

みんなが健康で居られる

理想的な社会になればなるほど



医者も、薬も、

いらない世界ということになるから

彼らの売り上げは立たない。





だから、むしろ、

薬漬けになる方向性に

業界は動いていた。







それぞれの業界に

こういった矛盾がたくさんある。




本当にみんなの幸せを願っているのか?

それともただ単に売上を求めて、

人々をカモにしているだけなのか?





僕、個人的には

彼らを悪くいうつもりもないし、


経済的な利益を追求することを

否定することもしない。




僕自身、アパレルを辞めても、

アパレルが嫌いになったわけじゃない。



服も好きだし、

業界にいる人達も好きだ。





ただ、僕の中の価値観と

業界全体の価値観が合わなかったから

そこから離れただけだ。







自動車業界は

毎年、車の売上を上げるために

cmでみんなの欲望を刺激する。




そして、車ならば

10年は使えるのに、


3年で乗り換え、新車に変えることが

イケているのだと言う。





家電業界も、

cmやお店で、

消費者の欲望を煽る。




そして、まだ使える洗濯機を捨てて

新しい最新の洗濯機を

購入することを進める。






彼らは売上を上げるために

消費者の判断力を鈍らせ、

欲望を喚起している。





実は、先進国すべてに起きている

こういう社会の状態が、

僕らの新しい脳の活性化を鈍らせている。





売り上げを上げ、

消費を誘発するために



国民の判断力を鈍らせ、

欲望を喚起して、

人々がバカな買い物をするように

社会全体に仕掛けられている。






だから、現代の消費社会になるほど

人々の判断力や考える力は低下して

欲望が増えてしまうカラクリになっている。





これは日本だけに限らず、

先進国はみんなそうなる。



つまり、社会現象として、

人々の新しい脳の活性化を

低下させる仕掛けが、



社会の至るところに

仕掛けられているのだ。





冷静に考えれば、

毎年、服を買う必要なんてないし、


そんなに頻繁に

車も家電も買い替える必要はない。




ちょっと考えれば、

誰だってわかることだと思う。




でも欲望を煽る社会になっているがゆえに

人々は冷静な判断が

できなくなっているのだ。






昔、ソニーの創業者が

こんなことを言っていた。




ーーーーーーーーーー
確かにうちの会社は

社会が豊かになるように

色んな物を作ってきたけど、


いつの間に、人間が物に

飲み込まれてしまった。



このままじゃいけないと思い、

僕は晩年、心の研究をしている。

ーーーーーーーーーー




正確な言葉は忘れたけど、

このようなことを言っていた。





物を作ってきた側の人ですら、

物に飲み込まれた社会を

危惧していたのだ。







僕らが資本主義社会に生きている限り、

企業が利益追求をすることは

自然なことだと思う。





そして、彼らが

商品やサービスを売るために


cmなり、テレビなり、

色んなメディアを使って、


僕らの欲望を煽ることも

仕方がないのかも知れない。




ただ、そういう社会的な状態にあることを

僕らは自覚しておく必要がある。




欲望が煽られ、

判断力を奪われれば、



新しい脳の活性化が落ちるから

人々の考える力が落ちる。




そうすると自分の考えをまとめたり、

自分の気持ちに気付いたり、

そーゆーことがやりづらくなる。





多くの人が、

人生を難しく感じたり、

どうしたら良いか分からなくなるのは


新しい脳の活性化が落ちて

考えをまとめる力が落ちるからである。




そして、それは今の経済社会が

そーゆー方向へ

国民を誘導しているからである。






以前から、僕が動画で話しているけど



『世俗社会と

ほどよく距離をとる。』




ということを実行している人は

テレビやネットとも距離をとり、



欲望を煽られることも

なくなってきていると思う。




そうすると、思考力や判断力は

みるみる回復してくる。




つまり、世俗社会と

ほどよく距離をとったことで


新しい脳の活性化が戻ってきて、

考える力が戻ってくる。






とある生徒さんは

世俗社会とほどよく距離をとり、

一人でゆっくり過ごす時間を

いっぱい取るようになってから




自分の心の声が

よく聞こえるようになってきたと

話してくれた。




それも、世俗社会と

ほどよく距離をとることで



新しい脳の活性化が戻り、

思考力や判断力が戻り、

考える力が戻り、

思考をまとめる力が戻り、

自分の心の声がよく聴こえるように

なったということ。







僕らが考える力や、

判断力を取り戻すために、


どうしたら良いか、

どんどん分かってくるために、


人生が実はシンプルで

簡単だと気付くために、




こーゆー社会のカラクリを理解した上で

世俗と、ほどよく距離をとって

生きてみたら、どうだろうか?







そもそも、

どっかの企業に踊らされて、

消費行動を取らされているって思うと

なんか、シャクでしょ(笑)?






今、日本には、

自分の考えで動いていると

本人は思っていても、


実は誰かの手のひらで

踊らされているだけという人が

本当に多い。





そういう他者から

植え付けられた欲望から、

自分自身を解放してあげると



僕らは本当の自分の気持ちに

どんどん目醒めてくる。



そして、欲望で濁っていた

『モノを視る眼』

が復活してくる。




『真実を見極める眼』

と言っても良いかも知れない。





そろそろ、

そーゆー他者からの洗脳から

自分自身を自由にしてあげて、


本当の意味で

目醒めても良い段階に

あなたは来ている。






本当の自由を獲得することは

そういった社会から

自分自身を覚醒めさせることだから。






一緒に覚醒していこう!!





ありがとう。





➡『自由になるために奴隷的思考を破壊せよ!』