Crier cries... -7ページ目

Crier cries...

誰にもいえない、心の叫び。

ふと思い立って、以前のメールを読み返してみた。


あのひとと距離を置くことになった頃のメール。


あの頃のあたしは・・・今考えてみると、ものすごく酷い人間だったと思う。


山積の仕事を深夜までひたすら片付け、けれど評価されず、日に日に疲れ果てていたあたし。


仕事も、プライベートも、何もかもがうまくいかなくて。


精神的に追い詰められていたあたしは、それをあのひとにぶつけていた。


ちょっとしたことですぐに苛立ち、


言いがかりとも因縁ともつかない、理不尽な攻撃ばかりしていた。


あのひとが距離を置こうと言った理由が、今なら分かる。


謝りたい。


ごめんね、って一言、伝えたい。


でも、今のあたしの中にあるのは、それだけ。


「謝りたい」っていう気持ちだけで、その後はからっぽ。


これからどうしたいのかという意思が、あたしにはない。


そんなあやふやな状態で連絡をとっても、同じことの繰り返しになってしまうだろう。


あのひとに謝れるのは、もう少し先の話になりそうだ。

せっかくの七夕も、空は曇り模様。


年に1度も会えなかった、哀しい織姫と彦星。


そんな彼らの空に向かって、人は・・・あたしは、願いを掛ける。


たったひとつ、願えるならば。


ほんのひと欠片でいい、


他愛のない小さな小さな光でいい、


心から幸せだと思える瞬間を、


あたしがこの手に掴めるように。

またまた、あのひとのmixi日記より。




>答えは出ているのに前に踏み出せない




それは、あたしとのことを言ってるのだろうか。


あのひとの中では答えが出ているのだろうか。


聞きたい。


あのひとが出した、あたしが出せなかった答えを。

だんだんと、あのひとのことを考える時間が減っていく日々。


そんなとき、あのひとのmixi日記が更新されているを見た。


(いまやあたしとあのひとの唯一の繋がりといってもいい。)


そこで交わされていた何気ない遣り取り。


「また遊ぼうね」「また遊ぼうぜ!」


コメントの相手はあたしの知らない女の子だった。


(もっとも、あたしがあのひとの周りで知っている女の子なんてほとんどいないんだけど。)


そのひとは誰?


なんの繋がりの人?


二人で、遊んだの・・・?


あのひとから離れかけた心が人並みに嫉妬を覚え、


本当に自分勝手な話だけど、あたしはつい安心してしまう。


嫉妬。執着。未練。


それらが良い感情なのかは分からない。


ただ、あのひとに関することであたしの心が動いたという事実。


そのことが、今のあたしにとっては何よりも重要なんだ。

あたしは、あたしを愛してくれる人じゃないと愛せない。


もしあのひとがいつものように「俺はどうしたらいいの?」と問うなら、


「あたしに『愛されてる』と感じさせて」と言うしかない。


自己中心な、けれど偽れない真実。


愛してくれれば、めいっぱいの愛をあげるよ。


でもね、愛してくれないのならあたしも愛さない。


あのひとも決して強いひとではなくて、


愛される見込みもない相手に対して気持ちを傾けられる人間じゃないということを


あたしは知っているけれど。


タマゴが先か、ニワトリが先か。


そんなくだらない堂々巡りの議論のように、あたし達は牽制しあって動けない。


でもね、本当は分かってるんだ。


あたしから言ったって無駄だということは。


あのひと自身が心から愛したいと思ってあたしを愛してくれなくちゃ。


それがなくなった時点で、あたし達はお終いだったんだ。


言葉だけの「アイシテル」はもう欲しくない。