僕の肩は君が見つけた 隠れ家のようだった
いつもふたりは 友達のように話ができた
ソファの隅で 傾く本になって
生まれ出た意味さえも 感じたのに
僕らは夏の肌が消えるように 別れた
”恋人のようだ”なんて
さよなら言えずに ただテレビ見つめて並んでいた
僕らは愛の色を 伸ばしながら通り抜け
絵の具が切れたとこに
たたずんでいた 空と海を分ける線のように
この肩には 柔らかな重みがある
君が僕に残したもの
僕らはきっとあの恋を閉じ合った
思い出を愛せるように”「no doubt」CHAGE&ASKA

葉月の誘いで一緒に花やしきに出かける六花。
でもそれは島尾との思い出のデートの場所だった。

葉月の帽子より、六花の帽子の方に違和感を感じたのは私だけか?
あれって結構流行りものなの?
幽霊(島尾)がいないことで、いつも以上に積極的になる葉月。
そういえば、島尾はあのお店の外には出られないことにあらためて気付いた。

若干、強引なアプローチを仕掛ける葉月だが、六花は嫌がらない。
というか、愛情云々ではなく、男性に言い寄られる、誘惑されることに対して、
女性は興奮というか恍惚感を覚えるもの性質なのか?
関係ないけど、随分昔に新宿のどこかの映画館の近くでチラシ配りのアルバイトをしていたとき、
午後3時から夕方6時まで同じ場所で、女子高生2・3人がナンパされるのをずーっと待っていたのを
目の当たりにしたことがある。ちょっとしたカルチャーショックだったのだが・・・。

”見ろ。人がごみのようだ”
”バルス”
このラピュタネタはもう万国共通ということでOKなんですか?(笑)

”想い出は上書きできない─”と呟く六花。
葉月はそんなことは承知の上で誘ったのだ。
その上で、あの極上の笑顔を見せて欲しいと願う。
でも・・・・。
昨今のライトノベルにありがちな超鈍感じゃないから、余計に困るのだよ、六花ちゃん。
己の未亡人という存在、そして島尾という免罪符が無ければ、かなり嫌味で面倒くさい女性なのだ。

勇気を出して最後の一手を出すが、笑いながらバッサリする六花。
そりゃー落ち込むわ・・・。
一人で酔いつぶれた葉月はやけになって、島尾に体を貸すことを許してしまう。
この展開は想定外。本当にやるとは思わなかった・・。

六花に触れることが出来る。そのことに感動する島尾。
だが六花からは葉月にしか見えない。声も葉月そのものだ。
例え島尾の存在を六花が理解できても、体はどう足掻いても葉月のままなのだ。
その事実に六花がどう向き合うのか?
ふと思い出すのは東野圭吾の小説「秘密」だった。
もう1曲
”ああ そんなに眩しい目でみつめないで
昔会った頃とはもうちがってる 私達
ああいろんなことがあった 離れてから
口に出して言わなくても
微笑み合えたならいいの
満ち欠ける 月のように
日々に姿が変わっても
いつもあなただけは
私のことわかると信じていた
ああ どんなに夜を越えて 会いたかったか
死んだ方がましと思う
苦しさに名前呼んだ
吹きすさぶ粉雪にひとり閉ざされても
きっと私だけは
あなたのことわかると思った” 「雪月花」松任谷由実
夏雪ランデブー |


























