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休憩室のMonologue

時事ネタや書籍・音楽・映画・アニメ等の感想など
少々長めの文章で書いていきます

休憩室のMonologue
やっぱり五右衛門は女に弱かった!!
「おぬし、なにものだ。名を名乗れ」
「─なにものって、ただの女よ─」
「う・・・うつくしい・・・」


ルパン、次元に続き、今回は石川五右衛門と不二子の出会い話。
─国王の暗殺を依頼された五右衛門は、標的とその孫たちが乗る列車に潜入する。
しかしそこには孫の家庭教師となってお宝を狙う不二子がいた・・・。
孫たちに「サムライフレンド」と呼ばれ戸惑う五右衛門。
日本に居場所がなく、殺し屋としてさまよっていたが、
同じように居場所がないと語る不二子に惹かれていく。
孫たちと邂逅した五右衛門は暗殺を躊躇い、逆に国王ともども命の危険にさらされるが、
不二子と協力し、危機を脱する。
そのドサクサに紛れ、宝を拝借した不二子は五右衛門と再び対面、互いの正体を知る─
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弾丸を苦もなく切り落とし、「つまらぬものを─」と呟く姿は正しく石川五右衛門だった。
不二子にコロッと騙されるんじゃないかと心配したが(笑)
不二子が只者じゃないことに気付くあたりはさすがで安心した。
また不二子の魔性っぷりが凄い。
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というか、家庭教師姿に全く違和感がないのが恐ろしい。
もちろん、沢城さんの演技力の高さにも起因しているのだが。
あまりに美しく捉えどころがなく、そして男を魅了する。
おそらく次回は銭形警部との対面なのだろうが、
どんな姿を見せてくれるのだろうか。

ちなみに五右衛門役が(前年のスペシャルから)浪川大輔さんに変わっているのだが、
まったく違和感がない。逆に驚いた。

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Today Is A Beautiful Day/supercell

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ここで描かれるのは、くるおしいほどにせつない青春だ。

1stアルバムは、「初音ミク」というボーカロイドを起用したもので、曲は良いなと思ったが、
全体的に無機質な印象を受けたままだった。
今作はnagiという女性ボーカリストによって全曲歌われていることから、
「曲の良さ」というものが、歌手によってこうも格段に変わるのかということが、
如実に分かって非常に驚いた。
ブックレットを見ると、曲ごとに様々なイラストがあり、
詩とともに、それぞれ思春期独特の世界観を彩っている。
それにグッと来るということは、青春への憧れなんだろうなぁ・・・。
特に「君の知らない物語」「さよならメモリーズ」での高揚感はハンパない。

青春の歌が、格段めずらしいわけではない。
世の中には青春をテーマにした曲に溢れているし、ラブソングは90%を占めている。
だがここまでストレートに、私小説的に表現した曲を、少なくとも私は知らない。
このアルバムで描かれる青春を、実際に体験した人は少数だろう。
少なくとも、私はこんな経験は一切ない。
あったはずもなく、あるかもしれなかった青春の憧憬がここにある。
その吸引力はすさまじい。

─僕は考えた。ひとの生は、なしとげたこと、これからなしとげられるであろうことだけではなく、
 決してなしとげられなかったが、しかしなしとげられる《かもしれなかった》ことにも満たされている。
 生きるとは、なしとげられるはずのことの一部をなしとげたことに変え、
 残りをすべてなしとげられる《かもしれなかった》ことに押し込める、
 そんな作業の連続だ─(村上春樹「プールサイド」より)


所謂「35歳問題」が頭に浮かんだのは私だけなんだろうか。
だが、この、なしとげられる《かもしれなかった》思いに、心の片隅に、
Supercellの音楽は訴えてくる。

イチローや石川遼といったスターに憧れを抱くのとは、また違うものだ。
生身の人間に、自分の願望を投影するのではない。
かなえられるかもしれなかった”その場所”に人々を連れて行く。

その意味ではアニメ的、あるいはライトノベル的であると言われるだろうが、
「それがどうした!?」と言っておこう。
じゃあ文学は・・?映画は・・?音楽は・・?アイドルは・・?すべて虚構だろう。
どれも、人々の憧れと願望によって、はじめて成り立つものだ
その虚構によって現実を照らし出していく。感知・喚起という意味では、出発点は同じだ。
すべての娯楽に大差はない。
娯楽のすべては、現実逃避のためのものだろう。
そもそも現実に100%満足しているという人がいるのか?
まあそんな人は、こんなblogなんてまず見ないだろうけど(笑)


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この2枚のアルバムを知っている人は、おそらく相当限られるんだろうな・・。
それはF1ドライバー・中嶋悟が出演した90年のEPSONのF-1CMソングを知っている人か、
ある程度、ロックバンド「安全地帯」を知っている人だと思う。
矢萩渉は、自由奔放な玉置浩二を支え続けた─いや今でも支え続けている─
安全地帯のギタリストである。


1990年の活動休止中にEPSONのCM音楽を担当し、その流れで安全地帯のメンバーでは
(玉置浩二以外では)初めてのソロアルバムをリリースしたのが、矢萩渉だ。

安全地帯はデビュー前、井上陽水のバックバンドを勤めていた、凄腕のミュージシャンたちなのだが、
玉置浩二の歌声とカリスマ性によって、それが随分薄まって見えていると思う。
確かにほとんどの曲を玉置浩二が手がけているため、ワンマンバンドと思われがちだ。
だが安全地帯時代に、矢萩渉がボーカルと作曲を手がけた曲が1曲だけある。
1984年のシングル「熱視線」のカップリングであった「一秒一夜」だ。
これは非常に貴重だ。B面コレクションのアルバムにも収録されており、
今現在、I-Tuneでも購入可能である。
私がこの曲の存在を知ったのは、つい昨年のことだった。
この布石があったからこそ、ソロアルバムがあるのだなとあらためて思った。
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実は、私は安全地帯の大ファンではなかった。
だがその当時、音楽雑誌で矢萩渉のソロ活動を知ったときは、えらい興奮した。
個人的には、バンドの中心にいる人ではなく、周辺の人に興味がいく性質で、
スポットライトを浴びてない人が、いざその実力を見せ付ける瞬間がたまらなく好きなのだ。

1stの「冒険者」のジャケットと、その曲名には惹かれた。非常にユニークだ。
当然のごとく本人が全曲作曲、アレンジして歌っている。ぱっと聴くと、玉置浩二の歌い方に似てるなとも思う。
だが安全地帯とは全く違う、独自の音楽世界が展開される。
また、ギタリスト、アレンジャーだけではなく、秀逸なメロディーメーカーであることが分かる
F-1CMソングだった「冒険者」も好きだが、
メロウな「Night Fall ~夜の滝~」も良いし、アップテンポな「Hello」にも惹かれる。
埋もれているのが、もったいない名盤なのだ。
今でも思うが、なぜもっとソロ活動をやらないのだろう?

「僕はmoon応答願います」
これが1曲目なのだが、当時は分からなかったが
このタイトルに、矢萩渉自身のスタンスの表明があったのかと、今更考えたりする。
これ以降、ソロアルバムを出していないのが非常に残念だ。

(※限りなく余談だが、私はサザンオ-ルスターズのファンではないが、
  ドラムの松田弘のソロアルバムは、すべて持っている)
休憩室のMonologue
これはやばい!!!
ジャズ好きには、たまらないアニメだ!!

1966年初夏。
高校一年生の西見薫は、父親の仕事の都合で横須賀からひとり、親戚のいる九州へ引っ越してきた。
それまで優等生で周囲に心を閉ざしがちな薫だったが、
“札付きのワル”と恐れられる破天荒なクラスメイト・川渕千太郎との出会いが彼を変えていく。
千太郎を通じて知ったジャズの魅力、そして初めての「友達」と呼べる存在。
仲間と奏でる音楽がこんなにも楽しいなんて!
千太郎の幼なじみで心優しいレコード屋の娘・律子、
ミステリアスな上級生・百合香、憧れの兄貴分、淳兄…。
アメリカの文化漂う海辺の街を舞台に、友情・恋心・音楽がまぶしく交錯する青春群像劇!


原作のマンガは知らず、ジャズをテーマにした青春物、舞台が1966年という設定に興味をそそられて観たのだが、
これは期待大!!
第1話のタイトル「モーニン」は劇中で説明されてるように
アートブレイキー&ジャズメッセンジャーズの大ヒット曲なのだが、
それ以上にこの曲は、当時の日本にジャズブームを巻き起こした曲としても有名で、
蕎麦屋の出前持ちがあのメロディを口ずさんでいた、という都市伝説まで残っているほどだ。
しかもこのグループは、昭和天皇と接見した唯一のジャズグループでもある。
そしてあのレコード屋に置かれていたいくつかのアルバムは、すべてジャズの名盤である!
名盤過ぎて少々ベタだな、と思うくらいの超有名アルバムなのだが・・。
まあ、とにかくジャズファンからすると、ニヤッと笑いながら興奮してしまう。

話としては、転校してきたクラシック好きな優等生と、ジャズ好きな不良との交流が軸で、
そこに委員長キャラの女の子が絡むという、典型的なパターンなのだが、
その王道を、素朴な描写で綴っているのが良いと思った。
ドラム・ピアノの演奏シーンはかなり力が入っている。
特にドラムソロは圧巻。これによって主人公がジャズに目覚め、
不良との邂逅につながっていく。
休憩室のMonologue

監督はあの「カウボーイ・ビバップ」の渡辺信一郎。
そして音楽はアニメサントラ界の異才、管野よう子という、名コンビ復活の作品でもあるのだが、
管野よう子はやっぱ天才だわ・・・と思った。
場面場面での音楽の合わせ方が、素晴らし過ぎる・・。
しかもこの人、ジャズは習ったことがないはずだ。
でもこれだけの音楽を感性で紡ぐことが出来る。
多分この音楽監督は、菊地成孔には出来ないと思う(笑)

ところで、主役の木村良平はどっかで聴いたことがある声だなと思ってたら、
「東のエデン」の滝沢朗役、「おおきく振りかぶって」の西広先生役だったんですね。

今後の展開が本当に楽しみだ。
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そもそも春はあまり好きではない。
季節の中では冬が一番好きなので、春が来てもうれしくない。
「春が来た!」とはよろこべず、「冬が終わった・・」と思うだけなのだ。
この時期新聞・TVあらゆるところで「新しい季節が!」などと喧伝するが、
いつも引いた目で見ている。

普通に音楽は好きだが、こういうお題を与えられると考え込んでしまう。
サザンオールスターズ、チューブは夏。ユーミン、オフコースは冬。
といったようなアーティストに対するイメージはあるが、
曲単位では、季節感を感じることなく聴いているようなのだ。
TV番組で、季節に関する音楽の特集をやっているのを観て、
「あぁーそうか・・」などとよく思う。

さて、今の季節については、何があるか。
まずは定番だが「春よ来い」(松任谷由実)
「サクラ」(ケツメイシ)
「明日、春が来たら」「サクラフワリ」(松たか子)
ざっと浮かぶのはこれくらいか。

あと「春の雪」(Chage)が個人的には急上昇している。
どちらかというと冬の曲かもしれないが、
冬から春へ向かうせつなさが心にしみる。


追記
あと大事な曲を忘れていた。
「さくらの花の咲くころに」(渡辺美里)

”覚えていてね 想いだしてね
 さくらの花の咲くころに
 覚えていてね 想いだしてね
 風の強い春の日には

 けんかした日も なげだした日も
 輝きにかえていくよ Woo
 うれしいときにも かなしいときにも
 あの歌を口ずさむの”


「あの歌」とは何か?とファンの間で話題になったが、
それは「My Revolution」では?という話を聞いたとき、
なるほど!!とひざを打った。
http://www.youtube.com/watch?v=LZbRf9bcv6o&feature=related