「ゴールデンスランバー」についてのレヴューです。
著作(2007年)についてと映画(2010年)について続けて転載します。
ゴールデンスランバー/伊坂 幸太郎

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>で結論は「あえて言おう、傑作であると!!」です。
>ここ最近の伊坂作品では、久しぶりに興奮しました。
>舞台は仙台。首相が凱旋パレード中、暗殺された。
>そこで旧友と数年ぶりの再会を果たしていた主人公に
>その旧友が告げる。「おまえは陥れられている。早く逃げろ」
>いつの間にか首相暗殺の濡れ衣を着せられた主人公は・・。
>というハリウッド映画というか
>「逃亡者」のようなストーリーなのですが、
>ここに見事な伊坂ワールドが炸裂します。
>過去、現在、未来と入り混じるエピソード。
>一風変わった、憎めないキャラクターたち。
>そして散りばめられた伏線が後半で収束していく展開。
>お見事!というしかありません。
>帯の宣伝にもありましたが、間違いなく
>これまでの伊坂作品の集大成ですね。圧巻です。
>ラストシーンは唸りましたね。
>「やられた・・そうきたか・・」という感じです。
>伊坂幸太郎ファンは必読です。
>「ラッシュライフ」「陽気なギャングが地球を回す」が好きなら
>間違いなくハマると思われます。
>というか個人的にもこの2作品が大好きだったので、
>この「ゴールデンスランバー」はまさにジャストだったのです。
>なんでこの人に直木賞をあげないのか
>不思議で仕方ないんですがね・・。
>選考委員のせいでしょうか(笑)。
書いたあとに知りましたが、
直木賞の選考対象となることを「執筆に専念する」ことを理由に辞退していたんですね。
さすがだ・・と思いました。
というよりもう賞なんていらないじゃんと思いますけど。
ゴールデンスランバー [Blu-ray]/堺雅人,竹内結子,吉岡秀隆

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>感想としては、この大傑作小説をよくぞここまで映像化した!
>というばかりです。
>もともと私は伊坂幸太郎の大ファンでして。
>伊坂作品の映画は以前1本だけ観たのですが、
>あまりにも原作とかけ離れていたためがっかりしてしまいまして。
>それ以降、伊坂作品の映画は観る気になれなかったのですが、
>今回に関してはまずキャスティングに惹かれました。
>主役である青柳に堺雅人。これがまず完璧。
>映画を観るとこの人以外に考えられなくなります。
>友人役に吉岡秀隆、後輩に劇団ひとり。
>刑事役に香川照之、父親役に伊東四郎。
>その他豪華でありながら、ぴたりとはまった配役に驚きました。
>ストーリーも伊坂作品の特徴である過去と現在がつづれおりが
>うまく表現されていると思いました。
>原作を読んでいても泣きそうになった場面でも、
>映像化されたものを観ると、またしても泣きそうになりました。
>そして音楽も絶妙。
>斉藤和義が歌う「ゴールデンスランバー」がたまりません。
>ただ原作を知っている人間からすると
>特にストーリーに違和感はないと思いますが、
>伊坂作品を全く知らない人からすると、
>分かりづらいかもしれません。
>過去と現在の話があちこちと入れ替わるので、
>ちょっと唐突かなと思う部分もありました。
>あともう一つ残念なのがヒロイン(?)役の竹内結子でして・・。
>この映画化を聞いたとき興奮しつつも
>映画館に行くには至らなかった理由が
>彼女の配役だったんです。ちょっとイメージが違う・・。
>個人的にあまり好きではない女優でもありまして。
>この映画では印象が変わるかなと少々期待したんですが、
>やはりどうしても違和感が。
>どうしても冷たいイメージがあるんですよ。
>特に過去の話においてはそれが少々気になって残念でした。
>あくまで個人の好みの話になってしまいますが。
>「たいへんよく出来ました」までいかなかったのが残念ですが、
>本当によくぞここまで!という感嘆が溢れてくる作品です。
何か久しぶりで邦画で良い作品を観たなと思いました。