ルクソール東岸
ルクソールには、カルナック神殿とルクソール神殿がある。
カルナック神殿は広大な敷地であり、1回では回りきれない。
柱や壁に刻まれた多くのレリーフやヒエログリフ(象形文字)そして
王の碑銘(カルトゥーシュ)が見事なのだ。この象形文字が、大英博物
館で見たロゼッタストーンで解明されることになるのだが・・これを見
たときは。なんとも言えない感動があった。なにせナポレオンも触った
のだろうから・・。ナポレオンはエジプトに行くときに100人以上の学者
を連れて行ったと・・ガイドさんが言ってた。さすが。
ナイル殺人事件でおなじみの巨大石柱。すごいのは柱の端から目を細
め次の柱を見ると一直線に並び寸分の狂いもない建築技術だ。しかも、
この石をアスワンからどうやって運び、オベリスク(一枚岩)などは
どうやって立てたのか?ハトシェプス女王のオベリスク(尖塔)は高さ
が30メートルもあるのだ。
考えるに、どうやって長さを図ったのだろう?メジャーがあったの?
どうやって水平をとったの?何トンもの巨石をどうやって積み重ねたの
か?レーザー光線でもあったのか?
いろんな考古学者が・・その方法を説いているが・・これだ!という
方法が見つかってないのはなぜなのか?
どうやって東西南北を知ったのか?棒を立てて・・一番短い影が出た
ときが南なんていう方法じゃ、建物が倒れてしまうはずだ・・。
地球の文化の”へそ”ともいえるこの場所にきて、ナイル川を見なが
ら夕焼けを感じて・・ギリシャ、ローマ文明も色あせてしまう。
巨大建造物が、このエジプトにある。文字があり、そのレリーフは
圧巻である。すごい勢いで古代ロマンのスケールが僕を包み込む。
未来も未知であるが、また過去も未知である。
エジプトは太陽暦。1年365日
それを知ったのは、ナイルの恵みからである。
7月の半ば明け方の東の地平線ぎりぎりにシリウスがひときわ輝く時
ナイルが増水する。翌年同じ場所にシリウスが輝くまでが365日。
天体を観察しながら、ナイル増水の時を調べて、文化ができる。
もう古代の謎は解けないだろう。ダムがあるんだから・・。
知れば知るほど・・ミステリーナイルである。
次週は、
死後の蘇生をひたすら信じたファラオたちの来世への狂気じみた執念
ルクソール西岸