ピラミッド(1回目)


これほど地球上で人をひきつける建物はないだろう。


ピラミッドに到着。1回目に来たときは自由にピラミッドに登れたのに
(17年前)、2回目に来たときは(6年前)規制が厳しくなり、登頂禁
止。らくだに載って記念写真など観光地化がいっそうすすみ、ピラミ
ッドの正面にはコーヒーショップまでできていた。。


さて、ピラミッドが不思議な理由のひとつは

ピラミッドの底辺の周りの長さを円にすると、ピラミッドの高さはその
円の半径にあたるということだ。つまりすでに円周率を知っていたとい
うことである。


しかし・・この計算も若干の誤差があり・・本当か?といわれている。

ところが・・この円の円周を地球の赤道、円の半径を地球の極半径と仮
定する。実は、地球が真の球体でなく、赤道面が少しふくれた楕円体な
のだ。すると・・なんとピッタリなのである。


 つまり・・ピラミッドは地球の大きさが投影されているというので
ある。


 うーん恐るべしピラミッド


 

アスワン


 2回目にこのアスワンの地を訪ねたときに
 アガサクリスティが「ナイルに死す」を書いたオールドカタラクト
ホテルに泊まった・・。


 砂漠の中にオアシスが誕生し、見事なマッチング。


 いろんな発想が出てきそうな場所である。


 ナイルの洪水はモンスーンの影響でエチオピア高原に雨が降り、
それが洪水となるそうである・。


 夕暮れそのナイルをファルーカ(帆かけ船)で遊覧した。


 子供にチップを渡し歌を歌ってもらう・・。


 オリエントムード満タンである。


 さて、エジプトには不思議なことがたくさんある。



 古代代エジプトの最古の数学書『リンド・パピルス』には
「2を奇数で割る表」がたくさん登場する。(大英博物館に有)

 2÷5=1/3+1/15
 2÷7=1/4+1/28
 2÷9=1/6+1/18 =1/5+1/45 ※

 単純に2/5ではないのだ



 2を奇数で割るときに・・必ず分子が1になる数字で足しているの
だ。しかも※2通り以上の表現方法がある。


 ※なぜ出来るか?証明できたら連絡ください。(笑)


 いったいこれが何の役に立つんだろ?


 実はここで30分考えてみた・・・。


 インターネットでいろいろ検索していると


 よく似た問題があって・・・面白い事に気がついた。



 2÷5で考える。


 カステラが2本あって、これを5人で分けるとき


 どのように分けるか?(カステラを2つ図に書いてください)


 カステラを2本とも3等分する。これで6個に分かれた。


 5人に配ると。ひとつ残る。


 当然この残りを、5等分する。


 すると1/3+(1/3÷5)=1/3+1/15


 ではないか・・。




 恐るべし・・エジプト文明。


 この法則・・何に使ったのか?


 誰か教えてください・・・。

 添乗員として、お客様にいかに満足させられるか。


 飛行機に載る時に、窓際の席というのはお客様へのプレゼントである。


 ヨーロッパでアルプスを飛ぶときなどは、必死で窓際を押さえる。


 右側、左側どちらがいいかまで調査する。


 見本市の時に、ルフトハンザに電話して、団の全員を窓際にアサイン
したときにお客様は感動し、一躍添乗員の株が上がった。景色は最高の
プレゼントなのだ。


 どちら側がいいのか忘れてしまったが。アブシンベル神殿が見えるサ
イドは最高である。


 アスワンから、アブシンベルへ飛行機で飛んだときに、琵琶湖の7倍
といわれる。ナセル湖(人造湖)はあおい宝石のようで、その雄大さに
地球の大きさを重ねる。窓際の席は最高のプレゼントと変わる。



 『世界遺産』アブシンデル神殿。



 ダムの建設により水没してしまう運命であったものをユネスコが約60
M上に移築したのは有名な話。それだけの価値があるのだ。


 秋分の日と春分の日、奥の神が祭ってある場所に陽があたるのは有名
な話。実はこれが4体あって、日光が当たるのは4体中3体なんですよ
ね。なぜって?ひとつの神は闇の神なのだ。恐るべしエジプト文明。



 アンコールワットでも秋春分の日、中央塔真ん中から日が出てくるっ
ていうのがあったと思いますが、日本のマンションや住宅でもそんな仕
掛けがあっても話題性があって面白そうですね。



 このあたりの天文学的不思議な話はピラミッドのことを書いたときに
じっくりと・・

 ルクソール西岸


 1922年にその墓は発見された。
 悲劇の少年王ツタンカーメンである。

 この黄金のマスクを見たときに、歴史を感じずにはいられない。


 
 そしてこのミイラは、黄金の箱の中にまた黄金の箱が重なり最後に、
黄金のマスクまでたどり着くといった・・丁重なつくりの中に保存され
ていた。


 その箱が一列になって、エジプト博物館に並んでいるのを見て、そし
て黄金のマスクが展示されてあるのを見て・・2000点という副葬品を見
て世界の宝物だと思うと同時に古代のロマンに思いをはせる。


 しかも、ツタンカーメンは歴史書にも載ってない王である。


 ラムセス王であればどんな墓であったろう。


 テレビでやっていたのであるが、今も発掘されつづけ迷路のような
地下数階の構造になっているものもあるのだ。


 さて、この墓を発見した“ハワード・カーター”はツタンカーメンの
墓の中に入ったときあるものに目を留めた。それはツタンカーメンの棺
の上に置かれた枯れた矢車草の花束。それは若くして亡くなった王に、
王妃がささげた花束。墓の中はあふれんばかりの金で輝いていましたが
、カーターはどの黄金よりも、その枯れた矢車草に心を打たれた。「墓
の中は、どこも黄金で輝いていました。


しかしどの輝きよりも、その枯
れた花の方が美しいと私は思いました。そして、その花が教えてくれた
のです。3千年といっても、それはわずかな時間に過ぎないのだと・・
・・・」


 古代エジプト人は死は来世への出発を意味していた。


 最後の審判で死者の心臓と、真理の羽マアトが天秤にかけられ。つ
りあえば死者は無罪とされる。このシーンはどこかの壁画で見た記憶
がある。 もし有罪になれば心臓が怪物に食べられ、2度と復活できな
いのである。


 世界を旅しているとこの最後の審判のシーンを目にすることが多い。


 香港やシンガポールのタイガーバームガーデンの地獄の風景


 システィーナ礼拝堂のミケランジェロの有名な壁画


 タージ・マハルの壁画の最後の審判 コーランにも最後の審判がある
 ヨーロッパの礼拝堂には、フィレンツェのドゥオモのようにこの最後
の審判が描かれている場所が多い。


 聖者、預言者、エジプトのファラオまでが恐れた「最後の審判」



 あなたは信じますか?


ルクソール東岸


 ルクソールには、カルナック神殿とルクソール神殿がある。


 カルナック神殿は広大な敷地であり、1回では回りきれない。


 柱や壁に刻まれた多くのレリーフやヒエログリフ(象形文字)そして
王の碑銘(カルトゥーシュ)が見事なのだ。この象形文字が、大英博物
館で見たロゼッタストーンで解明されることになるのだが・・これを見
たときは。なんとも言えない感動があった。なにせナポレオンも触った
のだろうから・・。ナポレオンはエジプトに行くときに100人以上の学者
を連れて行ったと・・ガイドさんが言ってた。さすが。



 ナイル殺人事件でおなじみの巨大石柱。すごいのは柱の端から目を細
め次の柱を見ると一直線に並び寸分の狂いもない建築技術だ。しかも、
この石をアスワンからどうやって運び、オベリスク(一枚岩)などは
どうやって立てたのか?ハトシェプス女王のオベリスク(尖塔)は高さ
が30メートルもあるのだ。



 考えるに、どうやって長さを図ったのだろう?メジャーがあったの?


どうやって水平をとったの?何トンもの巨石をどうやって積み重ねたの
か?レーザー光線でもあったのか?


 いろんな考古学者が・・その方法を説いているが・・これだ!という
方法が見つかってないのはなぜなのか?


 どうやって東西南北を知ったのか?棒を立てて・・一番短い影が出た
ときが南なんていう方法じゃ、建物が倒れてしまうはずだ・・。


 地球の文化の”へそ”ともいえるこの場所にきて、ナイル川を見なが
ら夕焼けを感じて・・ギリシャ、ローマ文明も色あせてしまう。


 巨大建造物が、このエジプトにある。文字があり、そのレリーフは
圧巻である。すごい勢いで古代ロマンのスケールが僕を包み込む。



 未来も未知であるが、また過去も未知である。


 エジプトは太陽暦。1年365日


 それを知ったのは、ナイルの恵みからである。


 7月の半ば明け方の東の地平線ぎりぎりにシリウスがひときわ輝く時
ナイルが増水する。翌年同じ場所にシリウスが輝くまでが365日。


 天体を観察しながら、ナイル増水の時を調べて、文化ができる。


 もう古代の謎は解けないだろう。ダムがあるんだから・・。


 知れば知るほど・・ミステリーナイルである。
 
 次週は、


 死後の蘇生をひたすら信じたファラオたちの来世への狂気じみた執念
 ルクソール西岸