シューベルト 交響曲第6番 ハ長調 | 音に巡る想い(2005~2010) / ビデオ画像と音楽(2011~)

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クラシック音楽に目覚めたのはSP時代だった。知人から借りたレコードが
きっかけ。後にLPを集めたりしたが、時に感動して涙した頃が懐かしい
な~。/

主に四季の花や自然の風景などビデオ撮りした動画に、出来るだけ自作のBGMを付けて載せたいと思います。

一昨日いよいよ巣立ちかと題して、文鳥の雛が
つぼ巣の上にあがっていることを書きましたが、昨日も
新たに2羽の雛が同様の行為をしました。
親鳥は上にあがった雛にもきちんと餌を与えています。
また、一旦上に出た雛も再び巣の中に戻ったりもして
いましたが、夜は少なくとも1羽は巣の上で寝ました。


夕飯後に親鳥を放鳥すると、ケージに戻ろうとはせずに
青菜を食べたり遊んだりで、もう雛のことは忘れたかの
ようです。赤ちゃんはどうなの?とか妻が親に話しかけ
ても無駄でした。
外に出ている時間があまりに長いので、それを利用して
白と桜1羽づつ掴んで爪切りをしてやりました。
9時になってやっと籠に入り、急いで餌を食べてその日
最後の餌を雛に与えていました。


今日はシューベルトの交響曲第6番ハ長調を聴きました。
レコードを買った当時は何回か聴きましたが、以来聴いて
いません。恐らく35年くらい間があいています。
ちなみに録音データを見ると1971年11月とあります。


最初の序奏の感じは覚えていましたが、主部に入っての
主題は鳴り出すまで思い出せませんでした。
そして、久しぶりに聴くことの喜びも、期待に反してしまい
ました。どうも変化に乏しくて展開部の開始もはっきりしま
せんでした。2つの主題が共に木管で奏されたり、今ひとつ
情趣に欠ける感じです。


第2楽章はシューベルトらしい歌謡風の第一主題です。
しかし第二主題は舞踊風と言っていいでしょうか。それが
力み過ぎたような感じと、細かい伴奏がそれ以後の第一
主題にも出て、折角の叙情味を妨げるように聞こえました。


第3楽章はスケルツオ。ベートーヴェンの第七の影響の
ようで、特にトリオでそう思いますが、どうも繰り返しが多くて
うんざり。


第4楽章 第二主題は木管の特徴的な旋律ですが、第一
主題が軽すぎて全般に緊張感が薄い。だらけますね。
演奏はベーム。他の演奏は分かりませんが、一寸真面目
過ぎるのでありませんか(苦笑)。面白味がない!


ともかく、すべてに同じようなフレーズの反復が多い上に情感
にも乏しい。音はフルートの高音が絶え間なく妙に耳について
しまいました。

9番の「グレイト」と共に両方がハ長調の点からか、6番の
方は「小ハ長調」と呼ばれたりするようですが、今日の感想は
最悪なものです。どうもすみません。


 演奏:ベーム/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(LP盤)