暖かくなって、桜開花の便りも聞かれるようになりました。
25日から文鳥の雛2羽が我が家の家族になって、季節も私の心
も春です。
白文鳥はまだ自立できずに、数時間おきに餌をねだってやかまし
いです。鳥かごを開けると手に乗ってきます。
こんなほほえましい感じと春の気分の曲をと思って、今日は
ドヴォルザ-クの交響曲第6番を選びました。
普段は聴かない曲ですが、なんとなくそんな感じに思えましたので。
第1楽章冒頭の柔らかい旋律が、やはり希望に胸ふくらむような春
のメージに聞こえます。それが高揚すると とても明るくて、春の陽光
を受けた生命の息吹が感じられるようです。
第2楽章はうららかな春の野です。こんなにのんびりと時間の経過を
感じる曲は珍しいのでは・・・。 ついうっかりと、うとうと気分です。
第3楽章 活発な楽想でスラブ舞曲を連想します。 中間部では
ピッコロが旋律を吹きます。 これを聴くまで、意識しなかったけれ
ども、文鳥を飼い始めて聴くにはふさわしいよ!
第4楽章 冒頭がブラームスの第2交響曲の第4楽章の出だしに
かなり似た感じ。 そして全曲中最も明るく陽気な気分に満ちている。
春爛漫。 いよいよこれからですね。
演奏:コシュラー/スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団 (LP)