「色々な味噌作りの会に参加しましたが、
こんなにこだわりの味噌作りは初めて」
今年も「玄米味噌仕込みの会」、
料理家 小川原智子×建築屋 菊田康人コラボ
「住まいるカラナル」で開催しました。
会場は、茨城県つくば市にある呼吸する木の家作りの菊田建築モデルハウス。
清々しい木の香りがする
おうちでの味噌仕込み。
さらに、モーツァルトを聴かせた
モーツァルト味噌!
仕込みの間は、
モーツァルトを流して、
人にも、味噌にも心地よい音色を楽しんでいただきました。
材料は、
北海道産大豆「玉福来」、
北海道産玄米の糀、
天日干し100%の自然塩。
大豆は、よく洗って、
前日から一昼夜(18時間)水に浸しました。
お水は天然水。
当日の朝、
薪火を起こした赤い炎で大豆を蒸し煮。
大きな釜2つ!
大豆がふっくら煮上がりました。
栗のようにほっくほく甘ー--く仕上がりました。
「こんなにおいしい
大豆を食べたことがないです」
「ゆでたての大豆の美味しさに感動です」と
スタートから大盛り上がり!
昔ながらの味噌仕込み。
機械を使わないで、
手で丁寧に合わせているうちに
どんどん味噌に愛着が増してきます♡
手を使って味噌仕込みすることで、
常在菌が、大豆と糀の中で育まれ熟成されて、
あなたと家族に合う味噌が出来上がります。
手で仕込んだ味噌は、ふくよかな甘みがあります。
手の平には、
お腹の中と同じ常在菌といわれる菌がいて、
私たちの体を守ってくれています。
オーダーメイドスタイルの味噌は
とびっきりのおいしさで、体も丈夫になるよ。
玄米味噌仕込みの会。
塩と玄米糀を合わせて丁寧に塩切りします。
糀が甘い香りがして、塩切りも幸せなひととき。
つぶした大豆と塩切りした玄米糀を合わせていきます。
ひとまとめにして、味噌玉作り…。
いよいよ味噌を容器に詰めていきます。
空気が入らないようにぎゅっと。
モーツァルト効果もあってか、
皆さま、笑顔がいっぱいでした^^
1年後の味噌開き!
皆で持ち寄りたいねと盛り上がりました。
それ、いいね!
昨年ご一緒に味噌仕込みをした方、
手前味噌をご持参くださって。
私も作った味噌開きを皆様の前でさせていただきました。
菊田さんの味噌と合わせて、
3種類の味噌
有機人参と大根スティックにつけて、
皆さまにお楽しみいただきました。
同じ材料で仕込んだ味噌ですが、
環境や容器、重石のありなし、
天地返しの有無など違いがあって、
見た目にも味わいにも違いが・・・。
ちなみに私の味噌は右側の味噌です。
手前味噌ですが、とっても美味しく出来上がりました^^
早くも
来年の味噌仕込みの会のリクエストも
いただきまして、ありがとうございます!!
味噌仕込みの後は、
発酵ベジランチお楽しみいただきました。
薪火で焼いたお雑煮に入れる丸餅&青のり餅。
絶妙な火加減で
美味しく焼き上がりました。
京風雑煮 白味噌仕立て。
関西出身の私にとっては、
お雑煮というと白みそ仕立てで育ちましたが、
茨城の皆様には、
なじみがないとのことで、
新鮮な感動があったようです。
お雑煮には、白みそに丸餅!!
だしは、昆布と干ししいたけの精進だし。
発酵調味料を使った
お料理も好評でした。
コラボをしているいしだファームの焼き芋も
お楽しみいただきました。
ご参加の高橋さんからおいしい差し入れ、ありがとうございます。
奇跡のりんごのかりんとう。
プロデュースした「ありのまな板」にのせて、
皆さまに召し上がっていただきました。
台所道具として、素材を切るだけではなく、
テーブルウェアとして、
活用する提案をしています。
ご参加の皆さまからご感想いただきました。